晴れた日のねどこ

答えの出ないことばかり考えている

「行きたいけど行けません」と言う心理〜そのリプは、気を引きたいだけではない〜

行きたいけど行けないというクソリプはどんな心理で送られるのか?距離感が完全におかしい

ありがちなクソリプ

2019.07.04この記事にいただいたマシュマロ返信記事書きました 

http://kansoubn.hatenablog.com/entry/2019/07/04/210305?_ga=2.262107599.353647137.1561941289-357450751.1540522030

 


「行きたいけど行けません😭!」

 

 


ライブやイベント、演劇出演の告知ツイートに対して、こういうリプを送る人って一定数いますよね。これ、どういう心理で送ってるんだろうな…とずっと考えていました。現段階での意見を書いておきます。

 

  • 自分が言いたいから言う(相手がどう思うかは考えていない。自分の欲求>相手の感情)
  • 他者から自分の行動がどう見えるか理解できていない(客観視ができない、もしくは気にしていない)
  • リプが相手へのアクションという意識がない(メモ帳感覚)
  • 相手を生身の人間だと思ってない(テレビにツッコミを入れる感覚)
  • 相手に認識してもらう手段がないため、リプで自分をアピールしている

 

 


基本的に全部「自分」が主体、自他境界が曖昧で距離の取り方が壊れているからこういう行動を取るんだろうと思います。順を追って書いていこうと思います。

 

 

 


なお、わたしは「行きたいけど行けません」アピールを目撃すると「うわ…」と思いますが、やるべきではない!けしからん!とは思いません。各々自分の理念に従い、自由にやれば良いと思います(こう書かないとキレる人が出てくるインターネット、地獄感が強い)。


 

 

ちなみに、過去こういうツイートもしていました。

  

 

 

以下もくじ

 

 

 

 

ちなみに、リプ自体を送るかどうかは過去にこの記事に書きました。 

この時はリプを送らない派でしたが、今はたまーに送ります。 

 

 

 

 

 

 

 

自分の欲求優先の「行けません」リプ


行きたくても行けない、を本人にリプで伝えるのは好ましくないとわたしは思う。リプでそれを言う必要はまったくないと思うし、謎の自分語りする人が苦手です。え、その情報いる!?!??? って思っちゃう。だって推しとファンって友達じゃないもん。赤の他人の行けるかどうか情報とか〇日に行きます情報、必要か…?(そして行きます情報や「ユーザー名@〇〇日参戦!」みたいなのを見ると、個人情報大開示して平気か?と他人事ながら思う)

 


が、それって受け取り手次第な部分もあるかもしれない。そしてすべての事柄に言えるけど、相手(この場合は推し)との関係性にもよると思う。

推しとファンの関係性って何やねん!という方は、関連記事がこちらにあるのでどうぞ。


 

例えば「○○(地方)にも来てください!」も、本人に対面で伝えるのなら良い気がする。対面=実際に会いに来るくらいの熱量がある人が、特定の土地に来て欲しいって要望を持ってるのがわかるから。要望が多くないと叶わないけど、言わなきゃゼロだし。

 



「行きたいけど行けません」リプの何が引っかかるかというと、相手にまったく必要ない情報をわざわざ話してるところなんだよね。自分がすっきりするために。つまり自分の欲求>>>>>>>>(越えられない壁)>>>>>>>>相手がどう思うか


それ、言って相手にどうして欲しいんだろう? 「そうか、来れないのかー、さみしいな」と思って欲しいのかな…わ、わからん。だって推しとファンは友達じゃないから(二度目)そんなこと思うとは思えないし…

 

 

 

リプって相手に通知が行くわけです。コミュニケーションなんですよね。そこを見落としたらいけない。引用RTも同じくです。それは独り言やメモ帳ではない。

 

 

何公演もある舞台についての役者のツイートに「〇日に行きます!」リプするのもあんまりピンと来ない。行く人は黙って通うだろうから「〇日に行きます!」だけじゃ書ききれないですよね。だから敢えてリプで行きます・行きませんアピールってしないんじゃないかなあ。リプ垢で今日も行きます!みたいなことを言う人はいるかもなと思うし、海外公演やイベントなら言う意味もあるかもしれない、とは思うけど(海外行く人、少ないもんね…)

 

 

 




コミュニケーションのコストを考える


コミュニケーションってコストが発生すると思うんですよ。そのコスト感覚が許容できる同士がうまく行く相手。あるいはコスト感覚が違っても、擦り合わせをしたいと思えるくらい好意を持っているのが関係が続く相手。(感覚が違うけど全肯定、我慢します!あなたの要望のままに!というのは続かないし病むから辞めた方がいいと思います)

 

コスト感覚? なんやそれ?と思うかもしれないので例を挙げると「この人と話すと、いつも自分が聞き役に回っててしんどいな」と思うとか。そういう時は自分の支払いが多い。同じ状況でも、しんどさがないなら気が合ってたり、うまく性格がハマってて、過不足が相殺されてる状況だと思う。(なお、これは同じ人同士でも経年やそのとき置かれた状況で揺らぎがでてくる)

 


自分の欲求>>>>>>>>(越えられない壁)>>>>>>>>相手がどう思うか

 


極論だけど、これって「あなたには正直でいたい!隠しておけない!」って、不倫を告白するのに構造は似てるなと思う。それを言って楽になるのは自分だけ、相手にとっては「で?」っていう。 なんなら「なんでわざわざ言うの?」みたいな。

相手の状況を考えず、自分の欲求を満たすために言葉をぶつけるのって、コミュニケーションのコストを相手にたくさん支払わせてるなと思います。



ちなみにわたしは好きな人相手には色んなことを話したくなる。普段はお互いの考えや感じ方をより深く知れるような会話を好むんだけど、好きな人(気を許した人)にはラフが過ぎる会話をしてしまう。ほんとにどうでもいいこととか言う。


「なぜそれを私に言ったんです?」
「うーん…言いたかったから?(あ、やべ、自分の欲望の赴くままに話してたわ)
「そっかー、言いたかったのかー」


みたいな会話をしたことがある。ねえねえ、聞いて聞いてー!っていうあまえがあるんだと思う(いつもありがとうございます(私信)(←におわせか??))*1

 

 

 

 

 

「好き」と距離感の消失と、推しへのアピール


有名人に自分語りリプをするのも「好き」の気持ちからなのかもしれないな、と思う。いやー、でもさ、こっちは一方的に推しを知ってる(ような錯覚をしている)けど、相手はこっちの事なんて知りませんからね。

  

そしておそらくだけど、「行きたいけど行けません!」「○日に行きます!」って言う人は、通ってるオタクじゃないんですよ。なぜなら通うオタクは行けませんとか言わずに行くので。

 

推察するに、そういうリプを送る人ってただただ推しの目に入りたいんだと思います。現場に行けば(席にもよるし、客席を見る推しかどうかにもよると思うけど)推しの目に留まることもあると思うし、手紙を書けば出席確認にもなる(それを推し側が重要視しているかはさておき)。それができないから、ツイッター上で推しへ直接アクションを起こして自分をアピールする必要があるのかなと思います。おそらく、推しからの認知や好感度上昇のために。(その行動に効果があるかどうか、真相は闇に包まれている)

 

  

「自分をなんでも受け容れてくれる」と勘違いして、 好意という名の暴力を振るう人。 それを他人から指摘されたら、「わたしは好きだからやっている」「相手は否定していない」と自分を正当化する人や、妙な勘違いをしてしまう人も数多くいるんだろうなーと思います。 「わたしは好きだからやってるんだ!」という相手不在の自分勝手な感情って、ストーカーと変わらないんですけどね。 そして、「相手はそれがお仕事」「ファンを否定できない」というのは、常に肝に銘じておきたいなーと思います。 「推しは喜んでた!だから平気だもん!」 それはそうです。演技のプロですもん、相手は。 「自分は例外」「自分の推しは例外」とか思い始めたら、すでにかなりやばいと思います。

愛という名の下に、私たちは暴力を振るってはいないか?〜推しへのプレゼント問題〜 - 晴れた日のねどこ

 


ここにも書いたけど、「そんなこと言われても困ります」って絶対言わないだろうから、安心して言える、言ってしまえるのかもなと思う。
身近な人なら「で?」とか「その話、オチは?」とか言われるかもしれないけど、ツイッターで有名人に送るリプってそういうツッコミが入らないじゃないですか。

 

  • 他者から自分の行動がどう見えるか理解できていない(客観視ができない、もしくは気にしていない)

 

だからこれが強化されるのかもしれない。ストッパーがいないので。

 

 

 

 





相手が人間なのを理解していない?


わたしがツイッターに張り付いて色々書いているのは、生身の人間相手にアウトプットをすると、その人の時間と労力を奪うことになるから。相手をサンドバッグにしたくない。ツイッターなら「嫌なら見るな」ができるので楽。(ネットの使い方へたくそマンが増えて、わざわざ自分から見に来て「不快です!」「わたしに配慮するべきです!」と言いに来るまでがテンプレ←爆笑ポイントです)


リプって相手に働きかけるアクションですよね。だから目に入った瞬間、相手の時間と労力を奪うと行為だとわたしは思っています。それはうれしい内容かクソリプかは関係ない。

 
  
わたしはこれを座右の銘のひとつにしているんだけど、この理論に乗っ取って言うと、リプってどんなものでもクソリプになる可能性がある。「行きたいけど行けません!」を送る人は、そこが欠如してるんだと思う。


  • 自分が言いたいから言う、相手のことはどうでもいい(自分の欲求>相手の感情)
  • 他者から自分の行動がどう見えるか理解できていない(客観視ができない、もしくは気にしていない)
 
 
これに加えて、
  • 相手へのアクションという意識がない(相手を生身の人間だと思ってない)
があるのかもしれない。
 
 
 

 

 

 


ひうらさとるさんの「ここ、(あなたの)スケジュール帳じゃないんで…」って、ほんとそれな!という。推しへのアピール以外だと、あれ系のリプはテレビにツッコミ入れる感覚なんだろな。
 
 
 
 
 
 




オタクは身を削っている

 
推し事をするオタクは大なり小なり身を削ってる。時間とか手間とかお金、=自分の人生を突っ込んでる。できればそんなにコストをかけたくないって気持ちになることもあるんじゃなかろうか。心の底では。だけどそれを認めたくないし、努力してる自分は偉いと思いたいから、できてない人を叩くのでは。
いや、わたしも前はキレてたけども。でもそういうことじゃないよなあ。やりたくてやってるんだもんなあ、死ぬ気でチケット取るのも、遠征するのも、多ステするのもぜーんぶ。

だから他人に「努力してない!」ってキレるのは違うよね。
 


いや、みんな冷静になって考えて…
行きたいと思ったら当日でもふらっと行けた方がうれしいし、チケット当落に一喜一憂したくないし、譲渡を探しまくってツイッターに張り付くのとかさ、めんどいじゃん!!やらなくて済むならやりたくない!!!でもやらないと観れないからやる訳じゃん。推し事って、のめり込めばのめり込むほどチキンレースじゃない?自分の人生を賭け金として、どこまで推しにぶっ込めるかっていう。
 

そういう意味で「オタクは狂っている」と思う。一般的な感覚の人間は、自分の人生を、そこに賭けない。
 

引き際がわかってる人は、かなり無茶してても引き際を見極めて引ける。が、マウントやら「若手俳優オタクの常識」に振り回される人だと、首が回らなくなって破綻するんだと思う。賭けるのが人生なので、文字通り人生が破綻。(賭博の才能がないので人生の大半をぶち込んでしまっている現状に目を背けながらこれを書いています)


人生を推し事にブチ込むオタクって、推しからしたら大層重たい。そして恐怖しかないだろうな…と思ったけど、オタクが人生を賭け金にしてることを理解している「推し」はそこまで多くないのかもしれない。自分でチケットを取った事とかあんまりないだろうし。オタクが苦労してることを理解している「推し」って、実はめちゃくちゃ少ないのかもな?と思います。
 
 
 
 
 




「行きたいけど行けません」の正体


「行きたくても行けない」について、最近は一周回ってわかる気もしてきました。つまり、あきらめられないって事なんだと思います。

「行きたくても行けない」って言いたくなるのは分かるんですよ。だって、みんな自分の限られたキャパの中でやりくりをしないといけない。学生なのか社会人なのか、一人暮らしか実家暮らしか、高給取りかワープアか、都市部在住か地方暮らしか、未婚か既婚か、扶養家族がいるかいないかなどなど。それぞれ事情がある。
 
行きたい!でも行けない!って事もあると思う。くやしいよね、行けないと。だけど、あきらめないといけない事はある。どうしたってある。そしてその「あきらめ」の基準は人それぞれです。
 
 
…これは予想でしかないけど、「行きたくても行けない」リプを送る人は、本当に行きたい!という気持ちはそこまででもなくて、すぐあきらめる(あまり自分のリソースを推しに使いたくない)人も一定数いるんじゃ…?と思いました(あくまでも一定数)
 
 
 
 
多かれ少なかれオタクは身を削ってます。どのくらい削るかは人それぞれだけど、行動をするオタクは、行きたくても行けないって言う暇があったら、どうやったら行けるかの算段をする。結果、行けなくても「今回は仕方がない…」ってなるような気がします。
 
この「行動をするオタク」って闇堕ちしやすいなと思うんですけど、さっきも書いたように、自分がやりたくて「掛け金・自分」で推し事というゲームをやってるんですよね。ガチなんですよ。「行きたいけど行けません」って言う人とは、やっているゲームもルールも違います。そして真剣度合いも違う。どっちがえらいとかそういう話ではなく。
 
「行動をするオタク」にとって、「行きたいけど行けない」っておそらく敗北なんですよ。だから言いづらい。推しに対してリプで送るなんて、絶対できないと思います。進軍不可、撤退!って宣言だから。だからこそ、「え、それ言う!?」「しかも推しに!?」という断絶に面食らう部分もあるのかな、と思いました。
 
もしそういういらだちがあるなら、「文化がちがーう!」*2ですませればいいと思います。
 
 
 
 
 
 

まとめ

「行きたいけど行けません」リプを送る人の心理考察。
  1. 相手がどう思うかは考えていない。自分の欲求>相手の感情
  2. 自分の行動を客観視できてない、もしくは気にしていない
  3. リプが相手へのアクションという意識がない、メモ帳感覚。
  4. 相手を生身の人間だと思ってない。テレビにツッコミを入れる感覚
  5. 相手に認識してもらう手段がないため、リプで自分をアピールしている
  6. 相手と親しいという勘違いをしている
  7. 相手に甘えてもいいという勘違いをしている
 
  再掲ですが、こんな感じかなと思います。
 
 基本的に全部「自分」が主体、自他境界が曖昧で距離の取り方が壊れている
1,3,4,5,7が自分主体、1,2,4,6,7が自他境界の話です。
 
 
「行けませんリプは辞めろ!!」とは思いませんが、わたしが思うのは
「推しのリプ欄はきみのメモ帳やないで」
「それ、言われて相手がどう思うか考えてみません?」
「そのリプ、推しより同担がめちゃくちゃ見とると思うで若手俳優界隈の怖い話)
みたいな感じです。
 
 
 

相手がどう思うか考えてみませんか、というのはこういう理由もあります。 

言われた側の意欲を削ぐ可能性がある。 

 

 

 

 

なお、これはいつも書いていますが、考えた結果、自分がやりたいと思うならやればいいし、辞めようと思えば辞めればいいと思います。わたしはこう考えましたが、わたしの考え=あなたの推しの考えではないので。


 

 

 

 

 

余談〜 一番こわいクソリプ

脱線しますが、わたしが一番怖いのは、俳優や有名人同士のやりとりに闖入する人です。目撃したら怖くて失禁します(しません)

「そういう人は日常生活でも赤の他人同士の会話に突然割り込むの!?おかしいでしょ…!」とフォロワーさんが言ってたけど、多分割り込んでると思う。なんなら場を盛り上げてるとすら思ってそう。

赤の他人が突然会話に割って入ったら怖いじゃん。だからこそ現実では雑に対応できない(なんなら愛想よく調子を合わせて話したりする)。だから間違った成功体験で行動が強化されるのかもしれない。突然割り込みリプマンは、まったくタイミングを読んでないし読む気もない。言いたいから言う、それしか視点がないんだろうな。( = 相手を人間扱いしてない)
 

ただ、するっと相手の懐に入れる人も存在する。が、あれは大縄跳びにサッと入るみたいなもので、タイミングをちゃんと掴んでる。バーで隣の人と仲良くなる人、いるよね。なんという鮮やかさ…と敬服する。そういう人はツイッターで割り込みリプはしないだろなー。

 



この辺の自他境界の話や「普通とは何か」「『普通』じゃない=劣っているという思い込み故に生まれるバグ」みたいな話はそのうち書きます。

 

 

 

 

 

今日はそんな感じです。

2019年上半期もも終わったので、近々上半期観劇総括をやりたい。

 

それでは良い推し事ライフを!

 

 

 

 

 

いや、でもやっぱり「行きたいけど行けません」はクソリプでは?

 

 

 

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やばい人はガチでやばい。せめて隠れてやりましょう。 


今回引用したやつ。回が進むにつれイキって行く様子が見られます。 

 

出待ちも「いけません」リプも、自分がやりたければ自分の信念に沿ってやればいいのでは、と思う。わたしは両方好きじゃないしやらないけど。

 
  

  

 

 

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・推しとオタクの関係性を、店員と客のそれになぞらえて考えた
・「行きたいけど行けない」が一周回って理解できるようになってきた←この記事です

・後家安とその妹感想 

 

6/11追記
・あなたの出待ちは大丈夫かもしれない(仮)マシュマロ返信
・わたしの思う「オタク」と「ファン」の言葉の定義
・マシュマロ返信を兼ねて推し方スタンスを改めて
・spiファンイベント「Nonfiction」感想(ネタバレなし)

 

7/1追記

・トルツメの蜃気楼感想

・『普通』じゃない=劣っているという思い込み故に生まれるモンスター

・2019年上半期、演劇などまとめ

 

どんどん増えていく…これを解消するために、いま過去ツイートを掘り返して同時進行でガツガツ下書きをしてる最中です。(★ありがとうございまます。★が引用スターで、☆がマシュマロで現状いただいてるリクエストです) 

 

 

 

 

 

 


 

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*1:生身の人間相手に話したい事をすべて話すと申し訳なさすぎるので、ツイッターがあって本当に良かった

*2:ヒストリエ(1) (アフタヌーンコミックス)

店員と客で例える、推しとファンの関係性 〜オタクの同調圧力と謎の思考〜

店員と客で例える若手俳優とファン、オタク 〜要望を伝えるのは悪なのか?〜

 

 

こないだオタク心理について話してたんだけど。「推しとの関係性」「推しとの信頼関係」というワードが出てきて「推しとの信頼関係とは!!?!?」となった。オタク以外が聞いたら意味がわからない文字列過ぎる。

 

 


が、オタクならわかりますよね。
推しも人間なので、当然感情があり性格がある。が、推しとファンは「推しとファン」なので、1:1で築く信頼関係ってなんだよ!とツッコミを入れたくなる。
…が、推しもオタクも人間なので関係というものは存在し、信頼の有無や強度もまた存在する。が、推しとファンは「推しと(以下無限ループ)


 


舞台俳優とファン、やはり距離が近すぎて何かがおかしくなる可能性が極めて高いジャンルな気がする。バンドやスポーツ選手や芸人もそうかもだけど。


「推しとオタクの信頼関係」は、よく行く店の店員と客とのそれに近い気がする。プライベートで接点はないが、好き嫌いや合う合わないがある…みたいな。このお客さんは忙しい時の注文を避けてくれてありがたいなとか、常連だけど絡み方がちょっと苦手だなとか、そんな感じだろうか。
店員によっては誰にでも感じよく雑談してくれる人もいるし、愛想はないけど細かくお客さんを見ていてお水を差しに来てくれる人もいる。かと思えば、そういうのが全くない人もいる。常連で好かれていたり、お店に余裕があるタイミングだと、ちょっぴり料理をサービスしてくれることもある、かもしれない。(ファンサ)



お店のどこが好きって人それぞれだよね。わたしはお店に求めるものが料理(演技)以外、例えば店員さんのトーク的なもの(ファンサ)でも良いと思う。
リアル店舗の話になるけど、メニューが少ないのがちょっと不満、でも店員さんがフレンドリーに話しかけてくれて、ごはんを食べに行くと元気になるお店というのがわたしはあります。


そう考えると、演技を楽しむのが高尚!ファンサ厨?邪道だわw みたいなのはちょっと謎かもしれない。高尚とは??


何を好きになるか、どうして推すかの理由なんて、人それぞれでいいじゃんね。




商品は大好き、サービスしてくれるとうれしいが、それが主目的ではない。
どちらかというとお店側にも好かれたい。だがサービス目当てで相手の気をひくため過剰にアクションを起こすのはちょっと違うなーという気持ち。積極的に上客だと思われたい訳ではない。あくまでもわたしのメインはごはんを食べに行く(金額分の演技を見たりイベントを楽しむ)こと。

「推しとオタク」を「店員兼商品と客」に例えると、わたしはこんな感じかなー。


 

 

 

 

こんな意見もあったり

 

 

 



しかし推しとオタクを「よく行く店の店員と客」の関係に当てはめた時、店員=商品なので地獄感が強い。なるほど難しいし奥深いジャンルである。舞台俳優界隈すごいな。




 

 


「上客」が何か、ファンにはわからない

毎日ランチに来る客と2ヶ月に一回来る客がいたとして、どっちが人間的に好きかは完全に店員の好み次第。そして両者を比べてどっちが偉いか?というのは設問自体がおかしい。偉いも偉くないもない。我々は客である。あるのは店に利益があるかどうかじゃないだろうか。

毎日平日500円ランチを食べたら2ヶ月で2万。でも2ヶ月に一回頻度で来店する客は、毎回3万使うかもしれない。額だけなら3万の方が大きいけど、少額でも毎日来る前者の方が店的にはありがたいかもしれない。が、その人がウザ絡みする人なら迷惑かもしれない。

よって、何が良いかは客に判別できない。


ただまあ、お店を頻繁に利用する人、お店に行かない人がいるとする。お店に行った事がなかったり数回しか行った事がない人が「わたしが間違いなくこの店の1番のファン!!」とか言い出したら、面食らうし「うわ、何言ってるのこの人…」となるんじゃないだろうか。(どこに向けて言っているのか謎の、愛が深いアピールをする茶の間の話)



 

 

 

寛容アピールする茶の間の真相はこれでは?


何が店にとっての利益になるかは客には判断できない。が、自分が感じたことを伝えることは可能だし自由だと思う。それは利用頻度に関わらずだ。

例えば料理や店の雰囲気は好きだけど、店のトイレットペーパーが高確立で切れてて困りますとか。見えるところに予備が置いてあったらいいけど、どこにもなかったら困るよね。別にトイペじゃなくてハンドソープでも良いし、テーブルの上の調味料がしょっちゅう切れてるとかでも良いです。

これが2ヶ月に一回行く店や、初めて行く店ならまあそんなこともあるか〜で済ますかもしれない。そこは人によると思う。が、毎日行く店でそういう不備があると困る。頻繁に通うほどその不備や不便にぶつかる可能性が高くなる。(普段電車に乗らない人と日常的に電車に乗る人だと、人身事故に遭遇する確率は後者の方が圧倒的に高い)

 


もしかして「わたしは気にならない」「そういうのは愛が足りないんじゃないですか?」「ファンなら我慢するべき」って言う人は、単純に店の利用頻度が低い可能性があるのかもしれない。それが「茶の間ほど謎の懐が広いアピールをする」真相なのでは…?


そりゃ利用頻度が低いなら気にならないよな…。 ありうる…。仮説でしかないが、これ、結構正鵠を射ているのでは…? そして茶の間あるある、お金を落とさないけど「愛では誰にも負けません!」というアピールとも繋がるのではないか。アピールできる要素が他にないから、懐が深い・愛に溢れた自分!を声高にアピールする感じ。(あのアピールってどこに向けてのアピールなんだろうね。やはり同担か? ちなみにわたしは茶の間をdisっているわけではないです。虚空に向かって謎のアピールをする人がよくわからないだけ。だって意味がないし滑稽じゃん…)






備品の管理をするのは店の責任


店の備品を補充するのは客の役目ではない。それは店の役目である。来店をしてカネを払っているんだから当たり前だ。が、困っていることや「これはちょっと…」という点があるなら伝えた方がいいのでは?とわたしは思う。その方が全員が幸せになるからだ。ちなみに、全員というのはお店、自分、他のお客さんを指します。


若手俳優のオタク界隈には、
「それを指摘するとチェックをしなかった店員が傷つく、評判が下がる」
「あの店はそんな店なのかと客足が遠のく」
「店のファンが悪評を言ってどうする」
などの理由で、不備に目を瞑る、意見を封殺する同調圧力があるように思う。(そのくせ闇深いアカウント (婉曲表現)でボロカスに言ってたりするのは不思議ですね。)


率直に言うと、なんなのその風潮?意味がわからん…くらいに思っています。



特に「店のファンが悪評を言ってどうする」論。「意見を述べる=悪」という謎の思考を持った人が一定数いること本当にわからない…。「トイレットペーパーがいつも切れてるからあの店は無能、クソ。あんな店2度と行かねえ!!」と言いまくるなら悪評を立ててると思う。が、「トイレットペーパーが切れていることが多いので改善してほしい」って発言を、「お店の意に沿わない発言!悪!」と言う人がいるのが理解できない。え、普通に不便じゃん…うんこしたくなったらどうすんの…?(トイレットペーパーはあくまでも例えであって、うんこは関係ない。うんこって言いたかっただけ)

 



若手俳優のオタクって、過剰に運営の肩を持つ謎の思考に侵された人が一定数いるなと思います。不満を述べると推しの評判が下がると思って我慢しているのか(我慢=美徳と思っている、「苦痛」を「努力で勝ち取った称号」としたがる精神性がある)、不満を言うと推しくんに嫌われるかも!見えるところでは推しくん最高としか言いません!ってマインドなのか(なら闇深いアカウントで伏せれてない伏せ字でボロカス言うのやめーや、と思うんですが)
それ、ブラック企業マインドに染まった社畜が新人いびりをするみたいな考え方だな?と思います。もはや運営マンセーの宗教じゃん。推しや運営は絶対! 異論は一切受付けぬゥ!(法月仁)
 

先日引用したツイートを再度引用 

 

みたいなことはここにも書いた

 

 



再度言います。店の備品を補充するのは客の役目ではない。それは店の役目である。客は来店をしてカネを払っているんだから当たり前だ。が、困っていることや「これはちょっと微妙では…」という点があるなら伝えた方がいいのでは?とわたしは思う。その方がお店、自分、他のお客さんが幸せになると思うので。

そしてそれは然るべき方法で、直接言うのが大事だと思う。匿名でボロカスに言うことでもなく、運営に意見を伝える人を叩くことでもなくて。

 

不便さを我慢することは美徳ではない。我慢大会をして全員が苦しくなっていくのは馬鹿馬鹿しい(中長期的に見たらファンの減少にもなる)し、「ここを改善してもらえると助かる」って意見を「我慢できないのは愛が足りない」「自分でトイレットペーパーをもってこい」「お店の人間じゃないのにそんなことを言うのはおかしいのでは?」と封殺しようとするのは完全にお門違いですよね。そんな話は誰もしていない。我々は顧客以上でも以下でもない。そのズレた意見で幸せになるのって誰なんだろうか…。



 

 

まとめ

 
だんだん脱線してきたのでまとめます。
 
店員と客で例える推しとファンの関係性について。
 
  • 客がお店に何を求めるのも自由。他人があれこれ言うものではない
  • 「お金を多く出す=偉い」ではない。客は等しくただの客
  • 「偉い偉くない」はオタク同士の不毛なマウンティングでしかない
  • そこに突然乱入する「お金は出さないけど愛なら負けない!」は滑稽
 
  • 通う客 = 推しが人間的に好きな客、ではない
  • 推しや事務所にとっての上客がなんなのかは、オタクには判別ができない
  • 推しが人間的に好む客と事務所の好む客はイコールではない
 
  • 店のオペレーションの悪さをアンケートなどで伝えるのは悪ではない
  • 推し礼賛!推しくんは絶対的に正しい!それ以外の意見は認めない!disだ!というのは地獄感が強いが、そういうオタクって多いよね
  • それって推しに嫌われたくないから or 自分は愛が深いアピールなのかもね
 
 
こんな感じか。
イベント運営に意見を伝えることの是非…みたいな内容も書こうと思ったけど、長くなりそうなのでそれはまた今度。(↓で書いている「イベントってどうすればみんなが幸せになれるんだろうね? ★★★」で書く予定)

 

  

 

 

 

それでは良い推し事ライフを!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼激熱!双眼鏡ダイマ記事▼ 

 

刀ステ、双騎の参考になるかも。

ステラボールサンケイホールブリーゼの見え方も書いてます。両会場ともほぼ最後列で使いましたがわたしは満足できました。

 

 

 

 

 

 

 

▼当ブログの100記事目までのおすすめまとめ▼ 

 セルフライナーノーツ的な。

 

 

 

▼訂正▼ 

 東京名古屋日帰り遠征の裏技、盲点を指摘してくれた方がいました!

解決策も書いています。(2019.05.29追記)

 

 

 

 

▼よく読まれてる記事とか▼ 

  

 手紙を書くときのTips。内容以外で気をつけることについて。マシュマロ返信で印刷方法追記しました(2019.05.29)


 

 小説版感想。舞台はまた違ってました。じっくり感想書きたい。 トルツメの蜃気楼の感想も書きたい…

 

 断絶の話。


 

 

 

 

 

▼マナー系記事とか▼ 

 

 推しのプラベに踏み込みすぎるのはどうなの?という記事

 

やばい人はガチでやばい。せめて隠れてやりましょう。 


 

 

  

 

 

 

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これから書きたい記事・最近書いた記事

・わたしたちはパトロンにはなれない〜誰のための推し事か〜 ★★
・真剣乱舞祭2018感想
・スリル・ミー 感想 ★
・新しき哉 感想
・Like A感想 ★★
・spi×VVコラボ第二弾の感想
・わたしは舞台に何を求めているのか〜舞台はテーマパーク、ディズニーととしまえん〜 ★★★★
・イベントってどうすればみんなが幸せになれるんだろうね? ★★★
・オタクと推しと自意識と〜事実と妄想、自覚と無意識〜 ★★★★☆

・わからないボックス運用方法

・「お前だって誰かを踏みじにって生きている」 ★★★☆

・わたしたちは推しを消費している〜ファンと応援というグロテスクな構造〜 ★★★☆

・三百年の子守唄再演、各会場での演技の違い
・みほとせ再演、推しじゃない青江が気になりすぎて考察したよ ★

CLIE SONIC感想 ★

・12人の怒れる人たち感想

メサイア トワイライト ー黄昏の荒野ー感想 ★★★★★★★★★☆☆

・舞台シンギュラ感想

・現代バレエがわからない観劇オタクがNoismの「R.O.O.M」を観てきた

・【本】自分を「平気で盛る」人の正体 感想 ★

・【本】宝塚ファンの社会学―スターは劇場の外で作られる 感想

・舞台 最終陳述感想

・自分の意見を伝えるのが怖いあなたへ〜全人類ブログを書こう〜恐怖や悪意との戦い方  ★★★★★

・キャバクラ・ホストで例える推し事について★

・【気をつけろ、プレの話は燃える】着用報告=自分は推しに気に入られている なのか?

・愛と断絶の物語〜りさ子のガチ恋♡俳優沼再演感想

 

・黒ステ感想★

・BBA、アスペ、メンヘラ 〜スラングを使う心理とデメリット〜
・高額転売に怒る茶の間を揶揄するオタク、視野狭窄になっている

・要望を伝えるのは悪なのか?〜肯定しか許されないという地獄〜

 5/29追記

・推しとオタクの関係性を、店員と客のそれになぞらえて考えた
・「行きたいけど行けない」が一周回って理解できるようになってきた

・後家安とその妹感想 

 

6/11追記
・あなたの出待ちは大丈夫かもしれない(仮)マシュマロ返信
・わたしの思う「オタク」と「ファン」の言葉の定義
・マシュマロ返信を兼ねて推し方スタンスを改めて
・spiファンイベント「Nonfiction」感想(ネタバレなし)

 

なんでどんどん増えていくんだろうな。

(★ありがとうございまます。★が引用スターで、☆がマシュマロで現状いただいてるリクエストです) 

 

 

 

 

 

 


 

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あなたはいつかいなくなるから〜担降りをした話〜

担降りブログ。好きになるって奇跡だよね…自分の気持ちも環境も相手のフィールドも変わって行くものだし。今感じる「好き」を大事にしたい





ふと思い出したので、いつのまにか担降りした話を書こうと思う。担降りと言っても舞台俳優でもアーティストでもアイドルでもない。アクセサリー作家の人の作品を買わなくなった話なんだけど。

 

 



昔、ハンドメイド作家のアクセサリーが好きでよく買ってたんですよ。ミンネとかcreemaができる前で、そういうアクセサリーは雑貨店に委託するか、デザフェスみたいなイベントでしか手に入らなかった。当時わたしは田舎に住んでいて、地元の雑貨屋さんで新作が入荷するたびにどれにしようかとわくわくしながらアクセサリーを選んだ。


彼女が作る世界が好きで好きでたまらなかった。いろんな作家さんのものを買ってたけど、推しと呼べる作家さんは2人いた。
一人は前述の地元の雑貨屋さんで作品に出会った人。上京してからは、彼女が開催するワークショップに参加したりした。生まれて初めて、メールで感想も書いたりした。(今考えると、もらっても困るような一方的で重苦しい代物だったと思う)


もうひとりはイベントで作品を知りファンになった。彼女の作品目当てでデザフェスに毎回行った。本人にも認知されてて、ブースで立ち話をしたりしてた。あなたの作品がほしくてイベントに来てます!って毎回言ってた。


ずっと自分はこの人たちのアクセサリーが好きなんだろうなあと思った。興味がなくなることなんて想像できなかった。

 

 



わたしには姉がいるんだけど、姉妹揃って古着のシャツやワンピースが好きでよく着てた。でもある時から姉が着なくなった。理由を聞いたら「年齢的に似合わなくなった」と言ってた。でもよくわからなかった。よく行く古着屋さんのオーナーは、40を過ぎてもベルボトムにピチピチの柄シャツを着てたから。
年齢を理由にするなんて変なの〜、くらいに思ってた。まあそれは今でもちょっと思ってる。正確に言うと、年齢的に似合わなくなったんじゃないのだ、おそらくは。彼女の場合は会社のドレスコードに合わせて服を着て、だんだん古着の変なシャツの着方がわからなくなったんだと思う。毎日の生活に少しずつ追われ、古着をどう着るかにリソースが回せなくなったのだ、多分。


 



話を戻す。
古着はモノだから変わらない。だけど、作家が作るアクセサリーは変わる。なぜなら作り手である彼らは人間だから。考え方が変わる。ライフステージが変わる。手に入るパーツも変わる。そしてファンも変わっていくから、常に同じテイストのものだけを提供するのも難しい(だって、似たものはもう持っているもんね)。…そうやって作風は少しずつ変わっていく。


地元にいた時からファンだった作家さんは、ある時、現行とは別のレーベルを立ち上げた。そのシリーズは、より大人っぽく、秘密めいていて、わたしの胸をときめかせた。よくわからない部分もあったけれど、それが自分にはわからないなんだか上等なもののように感じた。だけど次のラインではがらりと作風が変わった。シンプルでくっきりとした、無駄を削ぎ落としたデザイン。それはあまりにも、今までの作風とは違っていた。理解できない部分が大きすぎて、少しずつ少しずつ興味が薄れていった。

イベントで知った作家さんのほうは、わたしの方の環境があわなくなっていった。仕事に忙殺され、イベントにいく気力体力がなくなった。こちらからは話しかけず、いつも向こうか話しかけてくれたけれど、気づいてもらえるかとどきどきすることや、人がいない時間を見てなんども訪ねることも、少し負担になっていった。
それなら委託店舗に行けば、とも思ったが、お店までは電車で1時間。休日、人でごった返すその駅に行くには、わたしは日々に疲れすぎていた。



環境は変化する。
人は変わる。



その少し後、自分のなかで装うことへの意識の変化が起きたことも書いておく。

アクセサリーはわたしにとっての武器であり防具だった。メイクも服も。人の形を保ち、心を奮い立たせ、世界と戦うための武装。これがあればわたしは世界一強くなれる。胸を張って前を見て、自信を持って歩くことができる。そう思っていた。

だけど、もうそんなに肩肘張らなくてもいいかもなと思うようになっていった。いくら着飾っても中身は変わらない。もう自分には、エンチャントのアイテムとしてのアクセサリーは必要ないな、と思った。




考えと生き方が少しずつ変わるうちに、大好きだったアクセサリーたちは、少しずつ装飾過多に感じるようになった。

トーションレースもカボションも真鍮のチャームもヴィンテージのビーズやボタンも外国の切手もレジンも、少しずつ重荷に感じるようになった。
今見返してもかわいいなと思うものはある。だけど今も身につけようと思うものはとても少ない。





好きだと感じるってすごいんだなと思う。相手とこちらのタイミングがあわないと好きになれないんだもん。それって奇跡みたいなことだと思う。一瞬だけの邂逅で終わることも、きっとたくさんある。

もちろん同じ方向を向いて、ずっと好きでいることはできるかもしれない。でも、環境って変わっていくから。「わたし」と「あなた」だけで世界は完結しない。してない。







この話にオチは特にないんだけど、今感じてる「好き」を大事にしたいなと思った。あとね、これは絶対に書いておかなきゃと思うんだけど、あの時感じたきらきらした気持ちは、わたしを作る大切な一角になってると思う。


今、わたしは推しが好きだ。
もしかしたらひと月先は嫌いになってるかもしれないし、他に興味が移るかもしれない。「好き」が積み重なって末長く続けば良いなあとは思うけど、ずっと好きだなんて言うつもりはない。だけど、推しからもらった気持ちは一生ずっと輝き続けると思う。





担降りする予定は今のところないけれど、気持ちが離れることがこの先あったら、その時は自分のこの文章を読み返そうかなと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日はそんな感じです。

それでは良い推し事ライフを!

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと似た感じのエモ記事とか▼ 

 

 

 

 

美容系記事▼ 

 

最近書いた。ドラコスのみ。おすすめアイシャドウの記事を早く書きたい。

 

 

 

 

 

 

 

▼激熱!双眼鏡ダイマ記事▼ 

 

ちょいちょい更新してます。6/17、劇場3つ追加、前列での見え方追加しました。

買った人、見え方どうですか!?めっちゃ良くない?感想きかせてください。

 

 

 

 

 

 

 

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 断絶の話。


 

 

 

 

 

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 推しのプラベに踏み込みすぎるのはどうなの?という記事

 

やばい人はガチでやばい。せめて隠れてやりましょう。 


 

 

  

 

 

 

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これから書きたい記事・最近書いた記事

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・オタクと推しと自意識と〜事実と妄想、自覚と無意識〜 ★★★★☆

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・推しとオタクの関係性を、店員と客のそれになぞらえて考えた
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現場用おすすめコスメ〜アイメイク編①〜

若手俳優のオタクの現場オススメコスメ

 


最近メイクが楽しい。
間違いなくメイクを楽しんでいる。
今まででいちばん楽しんでるかもしれない。


今年に入って?新しく試したコスメはパッと思い出せる範囲だとこんな感じ。(基礎化粧品除く)

  • アイシャドウ単色1
  • アイシャドウパレット5
  • ビューラー2
  • アイライナー1
  • マスカラ2
  • コンシーラー2
  • チーク1
  • リップ4
  • パウダー1


アイシャドウ多いな! あと12個くらい目が欲しい。観劇するとき便利そうだし。
今年は軽率におすすめに乗っかろう!と思って、バズったもの、 好きなブロガーさんのおすすめ、 友人のおすすめのものを試していたら量が増えていた。*1

何がすごいって、このほとんどがアタリだったことです。 さすがバズった商品だけのことはある…!

 

アイシャドウ、マスカラ、 リップは激しくおすすめをしたいので記事を書きます。
アイメイク編が重たくなりそうなので、 ひとまずマスカラ系でいきます。
なお、すべてお財布にやさしいドラコスです。 オタクはカネを使う場所がたくさんありますからな!!

 

もくじ

 

 

 

 

CANMAKE クイックラッシュカーラー

まつ毛あげてますか。あがってますか。
わたし、どうしてもまつ毛が上がらなかったんですよ。
細くてコシがないからいつの間にかまつ毛が下がってくる。
目元を気にして生活をしないといけないのが性に合わず、 まつエクも続きませんでした。(クレンジングのとき気を使いません? あと、続けると眼瞼下垂の可能性が上がるとも聞いたのでそれは避けたい)

 

もはやこれは前世の業かなと諦めていましたが、どこかで見たのかググったのか、この商品を見つけて藁にもすがる思いで買いました。安いし。値段は大事ですよ。デパコスはテンションが上がりますが、失敗するとダメージもでかい。

 

キャンメイク クイックラッシュカーラー

@cosmeの口コミはこちら  

 

これね、すごかった。まつげが下がらない。ほんとにずっとカールがキープされてる。ブラックなら下地じゃなくてマスカラとしても使えます。繊細な仕上がりになる。何よりすごいのは、下まつげを捕まえにいくガッツ。なんなの?リベロなの? ほんのちょっとしか生えてないところもしっかり塗れる。まつげが現れる…!あれっ、わたし下まつげ生えてたんだな!と実感できます。うれしい。ちょこちょこ見てるコスメ垢のちこえさんも使っているのを知って、やはり実力派なのだな…と思いました。

 

 これはブラウンだけど、繊細で美しすぎじゃないですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三善ステージマスカラ

Twitterでバズってましたね。気になってたのでレミゼを観た帰りに実店舗で買いました。この見た目大丈夫!?デザインやばくない??やる気ある!?と思いましたが、使ってみたらすごく良かった!

三善 ステージマスカラ

 @cosmeの口コミはこちら

 

キャンメイクでカールキープさせた上からこれを塗ると、ボリュームアップするしまつげが伸びる!!! 繊細さだけでは気が済まない日もあるじゃないですか。目を!とにかく!印象的に!!!って日が。そんなときはこれですよ。めちゃくちゃいい。なんせステージ用です。ステージに上がる人がつけてるだから、そりゃ印象的な目になりますわ…。そして推しと同じマスカラを塗っているかもしれない…と思うとこみ上げるものがありますね。推しがマスカラ塗ってるか知らんけど。

液はしっとりしていて繊維が多め。くっつきやすいからコーム必須。乾く前に梳かさないと繊維がくっつきます。テクスチャが重いので、やっぱり少しカールは下がる。でも少しぺたっとするので、これを塗ったあとに普通のビューラーはお勧めしません。ビューラーにマスカラがくっつくしきれいに上がらない。

 

 

 

 

 

まつげくるん

そこでこれですよ。ホットビューラーですよ。わたしは色々しらべて古巣に戻り(昔買ったのがこのシリーズだった)まつげくるんを選びましたが、もっと安くてシンプルなやつがあるのでお好みで良いと思います。というかこのデザイン、THEダサピンクってかんじでやばいな

伏し目がちにした状態で熱くなった部分を上にして、床と平行にしてまつげにあてて数秒キープ→目を開いて、まつげをホットビューラーでグワッと持ち上げてまぶたと平行にしてしばらくキープ。これで一日中カールキープできます。文明の利器!そしてキャンメイクの下地すごい(リフレイン)

 

パナソニック まつげくるん

 

挟むタイプではなくスティックタイプにしたのは、省スペースで遠征に便利なことが一番。あとは前述の挟むと汚れが気になりそうなこと、まつげ同士がくっつきそうだからというネガティブな要素を避けたかったからです。

まつげくるん、さすがに古くからあるシリーズだけあって、かなりパワフルです。え、そこまで熱くなる!?くらい熱くなります。むしろ熱すぎる。そして電池の持ちがあまり良くない。あとデザインがダサい。ほんとどうにかならなかったのか。ここまできたら、ラインストーンとかつけて女児アニメのスティックみたいにした方がかわいい気がする。しないけど。

 

 

 

 

 

最強マスカラ布陣の解説

ここまで書いたマスカラとビューラーのメリットを端的に述べます。

落ちない取れない滲まない、最強アイテム

これです。

 

観劇、たまに号泣するじゃないですか。わたしはしました。この間くろステで、自分でもびっくりするくらい泣きました。1幕2幕3幕、全部泣きました。ずっとハンカチ出ずっぱりです。…となると気になるのはメイク崩れです。でもこのキャンメイクと三善の組み合わせ、ぜんっぜん滲まないし落ちない!!!!!目の周りがうっすら黒くなることもなく、マスカラのカスみたいなのが付くこともなかった(涙を拭う時にこすったら、さすがにカスは付くかもしれない。そのへんは気をつけてください)これ、やばくないですか?? 号泣オッケーのマスカラ。めちゃくちゃ観劇向きやん…。さすがステージ用のマスカラやで…。板の上どころか客席までカバーしているなんて…

 

観劇でなく、接触でももちろんおすすめです。接触ならこまめに鏡をチェックすると思うんですけど、アイメイク周りで気にしないといけないところが一個減る。そして感極まって泣いたとしても大丈夫。目元はきれいなままです。まさに最強。

 

 

 

デメリットと対策

落ちない変わりに非常にオフしづらいのがデメリットです。ステージマスカラはフィルムタイプでお湯で落ちるのですが、クイックラッシュカーラーが全然落ちない。永遠に目元をクレンジングしないといけないのか?と当初キレそうになりました。オフする時も洗顔も、あんまり肌に刺激を与えたくないじゃないですか。目元の皮膚って薄いし。色素沈着も気になるし。というわけでこいつです。

 

ヒロインメイクSP スピーディーマスカラリムーバー

 @cosme口コミはこちら

 

いや、もうこれは最高。言うことがない。1000円以下でこんな素晴らしいアイテムが買えていいのか?と首を傾げてしまう。めちゃくちゃ楽。これがあれば永遠に目元をクルクルクルクルし続ける作業から解放される。マスカラを塗る要領で目元につけたら完了です。あとは普通にクレンジングすればいいだけ。するんとマスカラが落ちる。なにこれ。憑き物落としか??? ポイントメイクリムーバーって、コットンに含ませたり拭ったり、拭いきれなくて汚れが広がったり…ってめんどくささがあるじゃないですか。それがない。ごみも出ない。最高。省スペースだから遠征にも良い。最高。初期刀にしたい(???)

 

 

 

 

 

マジョリカマジョルカ ラインハンター

アイライナーはリキッドが好きです。なぜならガッツリ黒く濃く引きたいから。で、リキッドはずっとマジョマジョを使っています。十本以上リピートしてます。ラインハンターが出てからはこれを使うようになりました。カチカチする手間がなくて楽! 

マジョリカ マジョルカ ラインハンター 

 

筆にコシがあって、極細ライン太めのラインも引けるのがとても良いです。濃さもとても良い…ただ、ウォータープルーフではないようなので、夜になると目尻(跳ね上げライン)はちょっと落ちてたりします(たぶん指とかでこすってるから。目尻以外は落ちない)。でも好きだなー。持ち手に長さがあって、液の量が均一なのが使いやすい。絶対これ!という訳ではないけど、何もない限りは使い続けます。

 

 

 

 

 

キャンメイククリーミータッチライナー

リキッドが好きと言った直後にペンシルの話をする。いや、これには理由があるんですよ。生来の無精者ゆえ、インサイドライン? めんどくせえな…と思ってたんですけど、先日プロにメイクをしてもらって意見が変わりました。インサイドラインすごい。やばい。すき。

 

  

あのね、目が大きく見える…。何を今更?って感じなんですけど、全然違った。インサイドラインなめてた。

 

キャンメイク クリーミータッチライナー

@cosme口コミはこちら 

 

まつげの隙間を埋める?痛いわ!と思ってたけど、わたしが間違ってた。道具が悪かった。かたいアイライナーでゴリゴリやったらそりゃ痛いよね。すまんかった、まぶたよ。クリーミータッチライナーはやわやわなので、全然痛くないです。まつげの間もインサイドラインもするする塗れる。インサイドラインを入れると、まつげと黒目の間の肌色が埋まる!目が大きく見える!すごい!!今までこのひと手間を惜しんでいたのか…と思うと握ったハンケチを噛みしめたくなります。

ただし一度芯を出したら元に戻せないこと、おそらく減りが早い。そこが気をつけないといけないポイントかと思います。

 

 

 

 

以上、アイシャドウ編を書くための助走として、マスカラ&アイライナー編でした。キャンメイク クイックラッシュカーラー三善 ステージマスカラの組み合わせは本当に本当におすすめです。試してその良さにふるえて欲しい…滲まないし落ちないんだぜ??無敵じゃん…

 

 

 

あ、話はそれますが、ビューラーの使い方は最近これを参考にしています。あ、あ、上がる…(だが根元からつかむので、アイラインが剥げる。塗り直さないといけないのがネック)


【デカ目】まぶたを持ち上げて目の形をコントロール【まつ毛テク】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは良い推し事ライフを!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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*1: 舞台や本もおすすめを試していて楽しい

【ドラフト】若手俳優のオタクはブラック企業マインドに染まっている

若手俳優、舞台俳優のオタクとブラック企業マインドの相似点について考える

 

まとまらないまま一旦放流

 

 

 

 

 

 

 



「問題は「苦痛」を「努力で勝ち取った称号」としたがる精神性」

 

これ「若手俳優のオタク」のことじゃーん!と思った。
わたしは「闇深い若手俳優のオタク」に違和感を感じていたんだけど、それがなんなのかこのツイートでわかった気がする。ブラック企業と同じメンタリティを感じるんだわ。そりゃ相入れないわ。


ブラック企業のようなメンタリティとはどういうものか。

『全落ちで切実に求めてます😢って人はどれくらい努力したのかしら🤔ちゃんと努力したら🎫取れると思いますけど?😅』みたいなやつね。


 

 

 




これはモラハラに関してだけど、構造は同じ。
自分が努力をしているからといって、努力をしていない人を下に見てはいけない。努力でマウントを取ってはいけない。サボってるように見えるのはわかる。すごくわかる!でも違うんだよ、情熱の送料だったり、推し事への根本の姿勢が。
ほかのオタクがサボって流ように見える時は、3月のライオンの二階堂の話を読もう…!!

3月のライオン コミック







「努力をしない他人を許さない」
それの何がまずいかというと、他人の状況を考えてないから。
皆それぞれプレイしてるゲームが違うんだよ、だからそこを一括りにしたらあかんやろ、と思う。

プレイしてるゲームが違うとはどういうことか。
若手俳優の舞台を観る」ってゲームの種類は同じ。でもゲーム自体の難易度や知名度やゲーム内のレベルや、プレイヤーがゲーム慣れしてるかが、人によって違う。

FFもドラクエスプラトゥーンもモンハンも、機械を使ってプレイするゲームって点では同じだよね。でもRPGなのかアクションなのか、オンラインの協力ゲームなのか対戦ゲームなのかって違うよね。同じFFをプレイするユーザーでも、ストーリーを追うのが好きなのか、アイテムをコンプするのを目指してるのか、タイムアタックして最速攻略したいのか、ミニゲームを延々とやるのが好きなのかって違うじゃん…。

そして、ゲームにかけられる時間も違うじゃん。大学生で時間がすごくあります!大学生で課題とバイトに追われて時間がないです!社会人です、カネはあるけど時間はない!ブラック企業に勤めててカネも時間もない!主婦で家事があるからなかなか時間を作れない!
とかさ。




ある程度の推し事をしてる人って、文字通り身を削ってると思う。時間とかお金とか労力を使って、チケットを手に入れて、現場に足を運んで、手紙を書いて。それってすごい事なんだよ。だって、時間もお金も体力も気力も、限りある資源じゃん。それを「よく知らん他人」のために使うんだよ!すごい情熱だよそれは。



でも、履き違えるな。
それは「自分がやりたくてやってる事」だよ。
自分がやりたくてやってる努力で、誰かの上に立ったような気持ちになるのはおかしい。



「全然努力してないじゃんw」「こんなこともできないの?」
これって、ブラック企業に洗脳されてる人が言うセリフと全く同じじゃない?
人生の優先順位は違うし、置かれた状況も違うんだから、自分のものさしで他人を計るのは違うと思う。趣味でやってることならなおさら。

闇深い若手俳優のオタクに感じる違和感って、ここなんだよね。





ブラック企業と闇深いオタクの共通点は、支配とコントロール。「この価値観が正しい」って圧をかけて、自分より努力してない人を見下して馬鹿にする。
で、オタクの一番闇深いところは、これが誰に向けてのポーズなのか、それが有利に働くのかわからずに振り回されてる人が多いこと。


ブラック企業はボスや権力者の機嫌を取ればいい。
でも、闇深い若手俳優のオタクは機嫌を取る対象=推し じゃないんだよね。「推しという偶像」が喜ぶ(と思うこと)に粉骨砕身している…。もちろんたくさん通ったり座席を埋めるのは喜ばれることだろうけども。

果たして戦っている相手は誰なのか。
認められたい相手は誰なのか。
なぜ自らをブラック企業マインドに染め上げるのか。



「所詮趣味」と言われることにそこまで身を削るのは、非オタクから見ると滑稽さがあるだろうなと思う。なので悲壮感があるのかもしれないし、それを振り払うために、より閉じたコミュニティに閉じこもりがちなのかもしれない。そして視野狭窄に陥り、より「弱い」オタクを叩く…

 



若手俳優のオタク」の常識は、やっぱ世間の常識とはズレてるんだよね。そこのズレをどれだけ意識できるかが正気を保つ鍵なのかもしれない。

承認欲求とか、自ら進んで「搾取」される=愛情の深さだという誤認だとか、バーナム効果とかが絡んでくるからまあ難しい話だなと思うんだけど、最近ふと思ったのはやっぱり「若手俳優のオタクとブラック企業マインドに染まった人間は似てる」、これに尽きる。







そして最後に言いますが、全落ち切実マンはわたしも好きではない。そこは同意できる。一生のお願いを連発するタイプだなと思うし、言葉に重みがないから真っ先に譲渡候補から外す。ありふれた言葉で他人に何かを頼むなよ…と思うなよ、と言いたい。

 

 

 

 

今日はそんな感じで。

次は多分現場メイクのおすすめコスメ記事(アイメイク編その①)です。

 

 

 

 

それでは良い推し事ライフを!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼激熱!双眼鏡ダイマ記事▼ 

 

ちょいちょい更新してます。

見え方どうですか!?めっちゃ良くない?感想きかせてください。

 

 

 

 

 

 

 

▼当ブログの100記事目までのおすすめまとめ▼ 

 セルフライナーノーツ的な。

 

 

 

▼訂正▼ 

 東京名古屋日帰り遠征の裏技、盲点を指摘してくれた方がいました!

解決策も書いています。(2019.05.29追記)

 

 

 

 

▼よく読まれてる記事とか▼ 

  

 

手紙を書くときのTips。内容以外で気をつけることについて。

マシュマロ返信で印刷方法追記しました(2019.05.29)


 

 小説版感想。舞台はまた違ってました。じっくり感想書きたい。 

 

 

 推しのプラベに踏み込みすぎるのはどうなの?という記事

 

 

 

  

 

 

 

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これから書きたい記事・最近書いた記事

・わたしたちはパトロンにはなれない〜誰のための推し事か〜 ★★
・真剣乱舞祭2018感想
・スリル・ミー 感想 ★
・新しき哉 感想
・Like A感想 ★★
・spi×VVコラボ第二弾の感想
・わたしは舞台に何を求めているのか〜舞台はテーマパーク、ディズニーととしまえん〜 ★★★★
・イベントってどうすればみんなが幸せになれるんだろうね? ★★★
・オタクと推しと自意識と〜事実と妄想、自覚と無意識〜 ★★★★☆

・わからないボックス運用方法

・「お前だって誰かを踏みじにって生きている」 ★★☆

・わたしたちは推しを消費している〜ファンと応援というグロテスクな構造〜 ★★☆

・三百年の子守唄再演、各会場での演技の違い
・みほとせ再演、推しじゃない青江が気になりすぎて考察したよ ★

CLIE SONIC感想 ★

・12人の怒れる人たち感想

メサイア トワイライト ー黄昏の荒野ー感想 ★★★★★★★★★☆☆

・舞台シンギュラ感想

・現代バレエがわからない観劇オタクがNoismの「R.O.O.M」を観てきた

・【本】自分を「平気で盛る」人の正体 感想 ★

・【本】宝塚ファンの社会学―スターは劇場の外で作られる 感想

・舞台 最終陳述感想

・自分の意見を伝えるのが怖いあなたへ〜全人類ブログを書こう〜恐怖や悪意との戦い方  ★★★

・キャバクラ・ホストで例える推し事について★

・【気をつけろ、プレの話は燃える】着用報告=自分は推しに気に入られている なのか?

・愛と断絶の物語〜りさ子のガチ恋♡俳優沼再演感想

 

・黒ステ感想★

・BBA、アスペ、メンヘラ 〜スラングを使う心理とデメリット〜
・高額転売に怒る茶の間を揶揄するオタク、視野狭窄になっている

・要望を伝えるのは悪なのか?〜肯定しか許されないという地獄〜

 5/29追記

・推しとオタクの関係性を、店員と客のそれになぞらえて考えた
・「行きたいけど行けない」が一周回って理解できるようになってきた

・後家安とその妹感想 

 

6/11追記
・あなたの出待ちは大丈夫かもしれない(仮)マシュマロ返信
・わたしの思う「オタク」と「ファン」の言葉の定義
・マシュマロ返信を兼ねて推し方スタンスを改めて
・spiファンイベント「Nonfiction」感想(ネタバレなし)

 

なんでどんどん増えていくんだろうな。

(★ありがとうございまます。★が引用スターで、☆がマシュマロで現状いただいてるリクエストです) 

 

 

 

 

 

 


 

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あなたは「特別」にはなれない 〜出待ちについてのマシュマロ返信①〜

 

出待ちは無償労働なのか交流なのか〜出待ちの善し悪しは人それぞれだと思うけど、それはそれとして




先日の出待ちエントリにマシュマロを頂きました。
出待ちについてマシュマロ主がどう思っているかが浮き彫りになる文章だったので、Twitterで返答した内容に加筆修正しブログでもUPします。

 

なお出待ちエントリはこちら 

 




先に結論を。

あなたがメリット、デメリットを考え抜いて出待ちをしているなら、問題ないと思います。でももし違うなら、問いかけるべきはわたしではなく自分の心だと思います。わたしの行動を変えようとするのではなく、自分の本心と向き合って今後の行動を考えてください。

 

2019.07.04まじめに出待ちに悩むかたへのマシュマロ返信記事書きました

 





以下詳細。

 

 





マシュマロ全文と要約

出待ちは「役者とファンの交流の場」だと思う人が見たら、出待ちを批判するのは不愉快ですよという内容がオブラートに包まれて綴られている





  • 1.出待ち容認俳優の出待ち列の横で「出待ちは山賊!」と言える度胸があるか
  • 2.その度胸がないならエントリを削除してはどうか
  • 3.あるいは「2.5次元界隈」などと範囲を絞るのはどうか
  • 4.出待ちを労働と捉えるか交流の場と考えるかはファンの自由
  • 5.出待ちを労働と捉えるか交流の場と考えるかは役者の自由
  • 6.交流の場と捉えている人が「出待ちは山賊」エントリを読んだら不愉快になる

 

  • DMやリプで名乗って意見する度胸はないので、匿名でメッセージを送っている



こんな感じですかね。
これを一言に直すとこうなります。 

 

 

 

 



「お前ムカつくんだよ、黙れよ」


 

 

 

 




わたしの回答を簡潔に述べます。

俳優、役者の出待ちについてのマシュマロ返信。オブラートに包んで発言をするなよマシュマロ主よ。

岸部露伴のピアス欲しくない?

引用元→ジョジョの奇妙な冒険(第4部) ダイヤモンドは砕けない(集英社文庫)

 

 
理由とマシュマロ主についての考察を順番に述べていきます。








東宝系や小劇場系などの出待ちはノーカンなのか? 〜2.5次元に限れよ問題〜

 
 
発言から察するに、マシュマロ主の推しは2.5次元俳優ではなさそうです。マシュマロ主は「自分の界隈は問題ないっすね」「だからゴチャゴチャ言うなや」と言いたいのかなと思いました。
 
 
いや、ちゃんと読んで…?!
 
 
 

前回分と合わせ、東宝系の劇場やその演目に出演している俳優の対応についても触れてます。再掲します。

  

※ちなみに2019年のキューティ・ブロンドでは公式から出待ち対応禁止が出されています。

出待ちは山賊 〜出待ちのメリットが見つからない〜 - 晴れた日のねどこ 

  

 ★Staffよりお知らせ★
2019-02-10 15:16:32
いつも神田沙也加を応援いただきましてありがとうございます。
ミュージカル「キューティ・ブロンド」入り待ち、出待ちについてのお知らせです。
東京公演はじめ全国各地劇場での入り待ち、出待ちによる対応を控えさせていただきます。
プレゼントに関しましては、各劇場ロビーにてプレゼント受付が設置されていますので、
お預けいただけるようお願いいたします。

 

なぜそこを飛び越えて送ってきているんですかマシュマロ主よ。

 

 

  

 

 

神田沙也加さんは過去、出待ちをOKしていました。また、俳優でも可能な範囲で対応をすると公言している方もいらっしゃいます。

出待ちは山賊 〜出待ちのメリットが見つからない〜 - 晴れた日のねどこ

  

出待ちを容認してる俳優もいるって書いた上での記事だったのに、なぜそこを無視して送っているんですかマシュマロ主よ。

 

 

 

 

 

 

 

更に言うと、わたしはこうも書きました。 

 

なお、再度になりますがこれは出待ちが禁止されている舞台で出待ちでプレを渡そうとしていたのでは…?というケースを元に書いています。バンドとか小劇場はまた別だったり、ケースによってもまた違うと思います。

出待ちは山賊 〜出待ちのメリットが見つからない〜 - 晴れた日のねどこ 

出待ちは悪なのか? 一概に悪だとは言えないと思います。出待ちを容認している劇場もあるからです。が、推奨ではありません。「入り待ち出待ちをする方は終演後〇〇時にどうぞこちらへ!」なんて案内はオフィシャルサイトなどではしてない。(もししてたら興味があるので教えてください)

出待ちは山賊 〜出待ちのメリットが見つからない〜 - 晴れた日のねどこ

 

 

 

 


大丈夫だ、君は君の信念に基づき、出待ちで役者と交流をすればいい。





 

 

 


役者サイドの本心はブラックボックス

 

わたしは「出待ちってメリットがなくない? 俳優に時間外の無償労働をさせる厚かましさがすごいし、推しの都合より自分の欲求を優先するマインドが嫌いだわ」と自分の考えを述べました。そして禁止されてる演目での出待ちはまじで辞めようや、と書きました。


が、大丈夫です。あなたの考えを否定している訳ではありません。


 


「出待ち=交流」
そう思うファン、演者がいてもいい。

 




両者の気持ちが一致していれば何も問題はない。
だけどファン「だけ」が、交流だと思って役者と接していたら? 演者はなかなか断れませんよね。だから「出待ちじゃなくて手紙などで応援して」と公式が発表する場合があるんじゃないでしょうか。(これは2.5次元系に限らずというのは上記ですでに述べました)


そういう話をわたしはしてます。


マシュマロ主は、どうしてそれを無視して「出待ちを交流だと思うファンも演者もいる」と、わざわざ「匿名」で送ってくるのか。その気持ちを考えます。



 

 

     

 

嫌われているかもしれない恐怖、それと向き合いたくない気持ち

 

あなたは今、

「自分だけが交流のつもりで、俳優がそう思ってなかったら?」

「自分が俳優から迷惑だと思われてたら?」

と怖くなって、わたしに意見したんじゃないでしょうか。心の底では出待ちに後ろめたさを感じているのでは? まあわかんないですけど。



あのね、いいんですよ。出待ちしても。それはあなたの自由だから。(禁止されている舞台でやるのは論外です)



わたしが記事中で挙げた、

  • 出待ちをすることで嫌われる可能性
  • 推しの時間を奪う可能性
  • 自分が迷惑になっている可能性

これらを当然十分考えた上で、あなたは出待ちを選んだんでしょ?
だったら何も問題ない。自分の考えに責任を持っているので。

 


だけど何も考えずに出待ちをしていた、あるいは薄々感じてはいるけれど、見ないようにしていた意見を目にしてしまった。だからわたしにそのモヤモヤをぶつけたかったんじゃないでしょうか。

 

 

 

 

 



で、ここがポイントなんですが。
マシュマロ主は、なぜ数あるツールから、あえてマシュマロを選んでわたしにメッセージを送ってきたのか。

 


リプでもDMでもコメントでも、選択肢はいくらでもあるはずです。
なのに、マシュマロを選んだ。
しかも、AIに弾かれないように、わざわざ一部表記を平仮名にして。

 

出待ち=俳優との交流の場だと心の底から思っており、堂々と主張をするのなら、匿名で送る必要はありません。そしてこの匿名で送る心理は、後述するマシュマロ主の大きな矛盾とも繋がります。

 

 

 

 

 

 

 

 

タイトルを変更したら?という提言について

 
タイトルをつける際、わたしにはわたしの考えがあってつけています。
ぱっと見、不親切なタイトルになっていることも多いです。でも、読めば意図が伝わるよう、引用なり説明を懇切丁寧に記事中でしてるんですね。
それで意味がわからない・伝わらないのなら、あなたがわたしの狙う購読層から外れてるんだね、としか言えません。わたしはタイトルにひかれてクリックした人に、現状でできうる限りの最大限の説明をしてます、すでに。


反応してくれたのはうれしいけど、「あなた」のためにブログを書いてる訳じゃありません。

 

 

というわけで、しないです! 

 

 

 

 

 

 

「あなた」がわたしにマシュマロを送った理由



なんで「あなた」はわたしにマシュマロを送って来たんでしょうか。
わたしがほかの人から悪印象を持たれないように心配してくれたから?

 

 

 


 違いますよね。

 

 


「自分の行動が否定されたようで嫌だった。だから自分は間違ってないと証明し安心したいがために、わたしの主張・行動を変えさせたかった」
こんなところかと思います。


だって、よく知らない人間が他人から悪印象を持たれようがどうでもいいですよね。自分の人生に関係ないもん。だけどわざわざあなたは関わって来た。

 

 

 

 

 


なぜか。

自分の人生に関わっちゃう発言を、わたしがしてたからじゃないでしょうか。

 

 

 

 



これが「お前の発言気に入らねえ!!わたしの推しは出待ち歓迎してるもん!!わたしは推しと交流してるもん、迷惑じゃないもん!!取り消せ!ばーか!!!」って言ってたら清清しいし正直でいいなと思います。

 

 


でも違う。

 

 

 

かんそうぶんさんは、お友達に「出待ちってまるでさんぞくみたいだよねー」と、プリンスロードを形成している人たちにも聞こえるように、お話しをすることができますか?
できるようでしたら、そのままのエントリーで大丈夫です。できないのでしたら、エントリーを削除するか、一部内容を変更してみてはいかがでしょうか?

 

ルールの範囲内でコミュニケーションをしている人たちが、今のタイトルを読んだらどう思うでしょうか?

出待ちを労働と考えるか、コミュニケーションの場と考えれるかは、ファンにとっても、演者にとっても自由だと思うのですが…

 

 

これ、意図的に主語を大きくしてわたしを抑圧・コントロールしようとしていませんかね。

「ルールの範囲内でコミュニケーションをしている自分は、今のタイトルを目にして不愉快です!!!」と言えばいいだけの話だと思います。そして再三にわたり言っていますが、「わたしはエントリ中で出待ちを容認している俳優にも言及している」んですよね。出待ち=悪だと決めつけてもいない。

 

 

 

 

今のタイトルを読んだらどう思うでしょうか?

 

 

 

 

どう思うかは人によると思いますよ!!!

 

 

 

 

 

 

タイトルを見て「なにいってんのこいつ」と思ったら、スルーするかクリックして内容を確かめればいいだけの話です。

 

 

つまり、あなたはスルーできず、さらに内容も読まず、タイトルに釣られて何も考えずにマシュマロを送ってきたってことになりません…?  

 

 

 


という訳で、マシュマロ主は「出待ちは山賊」というタイトルに痛いところを突かれてメンタルがブレてるんだな、それを正当化するために「みんな」というワードを持ち出してわたしに意見をしたんだな、でも、匿名ですら「自分はこう思う」と言い切る胆力は持ち合わせていないんだなと思いました。

 

 

 

 



「みんなそう言ってる、だから辞めろ」を攻撃の手札として使うのって、それが有効だと思い込んでる多数派に流される人間ですよ。自分の意見に軸があれば、「みんな」なんて持ち出さなくても議論はできます。

 


「あなた」は議論の土俵にすら立ててません。

 

 

子どもが「みんな持ってるから買って」と親に駄々を捏ねてるのと同じです。
そしてわたしは、あなたのお母さんじゃないです。あなたの感情に配慮・ケアをして、エントリを取り下げたり改題することはありません。するとしたら、納得できる理由を提示された時だけです。*1

 

 

 

 

 

そもそもですけど、わたしは「出待ちのメリットが見つからない…」って言ってる訳ですよ…! 冷静になって考えて!!?!?! 北風と太陽を思い出してください!!!!

つまり、メリットを教えてくれたら「そうか!出待ちってまじでサイコーだな!山賊発言してごめん!取り下げるわ!」ってなるかもしれませんよ!!!!?!!? 内容を読まずに脳直でマシュマロを送ってる場合じゃねえよ!!!

もっと!もっとじっくりと読んでよ!!!アタシの魂<ソウル>を込めた文章を…!!!! 端から端まで、もっと、もっと読んでよ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

マシュマロ主の大きな矛盾

 

話が脱線したので戻します。

 

「プリンスロードの前で出待ちを悪く言えるのか」

 


マシュマロ主はわたしにこう問いかけています。
でもこれ、おかしいんですよ。マシュマロ主にこれを言う資格、ないんです。
ちょっと整理しますね。


プリンスロードの前で出待ちを悪く言う = 出待ち容認派の前で直接言う


ってことですよね?
つまり現実で、対面で、直接顔を見て反対意見を言えますか?ってことですよね?


 

 

 

待って!!!



「プリンスロードの目の前で同じこと言えんの?」って言ってるあなたは、なんでわたしに「匿名で」話しかけてるんですか?!!!?!?!!?!?

 

 

 

 

これは驚きのブーメランです。

よ、よりによって、マシュマロで!? 「顔見て直接言う度胸がないなら消したら?」って意見を、マシュマロというmostふわふわ匿名ツールで言うの!!?!?! ま、まじで…!!?!?!

 

 

まあおもしろいからいいんですけど、あまりにも筋が通らないですよねこれは…。わたしに聞き入れて欲しいのならば、少なくともマシュマロよりは匿名性が低いTwitterのリプとかで堂々と話しかければいいと思います。

 

 

ほんと、なんでマシュマロにしちゃったの…?? 

 

 

 

 

 

 

あとネットは「嫌なら見ない」ができるけど、対面でそれは無理ですよね。だからプリンスロードの前で言える?って設問自体がおかしい。

 

あなたは「出待ちは山賊!」と目の前で言われたような気持ちになったのかもしれません。が、ここはインターネットです。能動的に情報を得る場所です。逆に言うと、アクションを起こさない限り情報にはアクセスできません。あなたは、あなたが起こしたアクションにより「出待ちは山賊」という言葉を見かけ、「こんなタイトルを付けるのはけしからん!」と憤り、内容を読まずにマシュマロで「けしからん、消せ!もしくはわたしには無関係な内容に変えろ!」と言ってる訳です。

 

 

 

 

 

 

 

 


はじめの話に戻りますが、あなたがプリンスロードの前で「出待ちは山賊!」って言って欲しいなら言ってもいいです。誰かの前で怖気付いて言えなくなるような気持ちで頭の中を見せてるわけじゃないので…。

 


マシュマロ主もそのくらいの気概を持っていただきたい。

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

そろそろまとめます。

  • 出待ち容認俳優の出待ち列の横で「出待ちは山賊!」と言える度胸があるか

→ある

 

  • その度胸がないならエントリを削除してはどうか

→度胸があるので削除しない

 

  • あるいは「2.5次元界隈」などと範囲を絞るのはどうか

2.5次元界隈に絞った話をした訳ではないので絞らない

 

  • 4.出待ちを労働と捉えるか交流の場と考えるかはファンの自由
  • 5.出待ちを労働と捉えるか交流の場と考えるかは役者の自由

→それはそう。でもファン「だけ」が交流の場と捉えてたらやばいですよね

 

  • 6.交流の場と捉えている人が「出待ちは山賊」エントリを読んだら不愉快になる

→主語を大きくしないでください。不愉快になってるのはあなたです。そしてタイトルに釣られず内容もちゃんと読んでください。

 

  • DMやリプで名乗って意見する度胸はないので、匿名でメッセージを送っている

→あなたも度胸を持って発言をしよう!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

伏線回収

出待ちで「特別」になれるチャンスもワンチャンもないと思います

 

伏線の回収に入ります。

 

 


こういう書き方は非常にダサいんですが、ここまで書かないとわからない人がいるので、配慮してわざわざ書きます。(書ききれてなかった部分の補足の面もあるけど)




今回のタイトルの あなたは「特別」にはなれない〜出待ちについてのマシュマロ返信①〜、どう思いましたか?

「特別」が何にかかる言葉かわかりますか?
パッと見たときに「出待ちをしたからと言って推しの「特別」にはなれませんよ」みたいなニュアンスだと捉えてくれていたら狙い通りです。


でもこのエントリ、徹頭徹尾出待ちの話してないんですよ。
マシュマロの返信しかしてません。
出待ちについての意見を述べていると見せかけるミスリードです。
「ただのマシュマロの返信をいかに大勢に読んでもらうか」のためにつけたタイトルです。



じゃあ「特別」が何にかかるか。

 

 

 



それはわたしです!!!!!
あなたはわたしの「特別」にはなれないという話を、7千文字かけて長々と語っています。





「別にお前の特別になんてなりたくねえよ!」
って思うじゃないですか?
違うんですよ。

「見ず知らずの人間に匿名で意見をぶつけて聞いてもらえると思っている」その甘えがやばいんですよ。自分自身が特別な存在だと思っている、あるいは「特別扱いをしてくれ」という要求なんですよ、それ。

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引用元→賭博破戒録カイジ 全13巻 完結コミックセット(ヤングマガジンコミックス)


意味がわからなければ賭博黙示録カイジを3回くらい音読してください。人生が捗ります。











というわけで、ぽんこつマシュマロは適宜エントリに取り上げます。バトルはエンターテイメントに変えられるぞ!!*2


ぽんこつマシュマロや石入りマシュマロに嘆くどこかのあなたに届きますように。(ちなみに、匿名の悪意に立ち向かう方法…みたいなエントリは別途しっかり書く予定です。)


なお、別に頂いている出待ちについての悩みのマシュマロには真面目に答えます。(ブログで書くかは不明、Twitterになるかも。端的に言うと「あなたの場合は出待ちしても平気では!?」と思いました。またどこかで答えます)
 
 
 
 
 
 

それでは良い推し事ライフを!

 

 

 

 

 

 

 

 

▼今回の記事が気に入ったらこのシリーズが多分好きかも▼ 

  

うれしいマシュマロ頂きましたー!ありがとうございます!

Twitterで回答してます。(その1その2

え、欲しいものリスト公開していいんですか?三角コーン送られてくるかな…(ダチョウ倶楽部メソッドではない)

 

 

 

 

 

 

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 小説版感想。舞台はまた違ってました。じっくり感想書きたい。 

 

 

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*1:あるいは旬が過ぎたから、とかはあるかもしれませんけど

*2:バトルをエンターテイメントに変えるといえば大和アレクサンダーくんです。大和アレクサンダーくん、可愛すぎじゃないですか? 家族の愛を一身に受けてすくすく育った、ワルに憧れるただの反抗期の礼儀正しいボーイ…ウッ、好き…!ドラチの面倒もちゃんと見る。やさしい。

湯治場・味方良介の安定感 〜運命のドロップキック〜

運命のドロップキック、ゲスト味方良介の感想と味方さんのダイマ

 

 



味方良介が宗教家でなくて良かった!!!!!



こんにちは。今日は新宿ゴールデン劇場で行われた「運命のドロップキック vol.39 ゲスト味方良介」の感想を書きます。内容はSNS禁なので詳細は伏せます。イベントから受けた感想のみ。


ざっくり言うと

  • 味方良介という人のブレなさがやばい
  • 味方良介という人の芝居への想いがすごい
  • こういうイベントが成立することが奇跡
  • 味方良介という人がもはや奇跡

みたいな内容です。

他担のわたしが味方良介さんスッゲーーーー!!!と褒めまくるだけの内容です。

 

ちなみに前回の感想はこちら。


 

 



もくじ

 

 






全体的な感想

 

 




前回の味方さん出演回も参加したのですが、びっくりしました。えっ!?もはや無料じゃん!!いいの!?お金、払わせて!?(すでにチケット代は払っています)と混乱しました。


もうチケット代3万くらいで良くない…?



前回今回の運命のドロップキック参加で感じたことは、味方良介氏の芝居へ真剣さと情熱、人間としてのブレなさ。そしてファンに対して自分をオープンにすることを躊躇わないし、阿ることをしないまっすぐさ。ファンを信頼しているし、それが仮に裏切られてもすぐに対処ができそうなしなやかな強さ。

「本当の味方良介」なんて知らないし知れるはずもないし、舞台の味方さんもまだそんなに知らないけど、観客に見せてくれる味方良介という偶像だったり、そこから伝わる「味方良介という人の本心」だと思える姿が魅力に溢れすぎている…。



言葉を選ばずに言うと、この人は完全なる、圧倒的な芝居バカなんだ…と思いました。
クロスロードで悪魔に魂を売りかねない。身も心も芝居に捧げている…。(役者としての出自を考えると、ある意味では意図せず現代のクロスロード伝説を体現しているのかもしれない…)

 


躊躇わず観客を見つめる強い視線、ごまかす部分がひとつもない姿に、変な言い方だけど見ていて心が洗われるようでした。
味方さんは、嘘や作り物だと感じさせるものがまったくない、純度100%の生命体みたいでした。
それがわたしの勘違いでも良い。そう感じられる圧倒的な説得力に、ただただ圧倒されました。*1




このイベント、ファンの皆さんはよく正気を保っていられるな!?と思います。







 

 

やじろべえでももうちょっとフラフラするわ。安定感が抜群すぎる



無人島に一人俳優を連れて行けるなら、伊礼さんか味方さんを連れて行きたい。それくらいブレない感じがします。(なにその設問)
海外でテロにあうなどの非常事態に遭遇しても、冷静に対処できそうな圧倒的強さを感じる。味方良介という人間のかっこよさと安定感は異常。ステ振りがおかしい。(褒めてる)


特に味方さんは、その若さでなぜその安定感を…!? カリスマとはこのことか…と感じる。


運命のドロップキック、ゲスト味方良介の感想と味方さんのダイマ

味方さんの能力値レーダーチャート

 

 

 

 

 



五月楓さん(id:kpbrktkr)が過去におっしゃってたけれど、味方さんが新興宗教の教祖とかでなくてよかった。よくわからない謎の吸引力と説得力がある。



若手俳優のオタクも若手俳優自身もメンタルのブレが激しい印象があるけど、味方良介という人はものすごく安定感を感じる…。あやうさをまったく感じない…。推しているとすこやかにオタクができそうです。
人によるとは思うけれど、ほかの若手舞台俳優と比べたら、病む人の割合が圧倒的に少ないのでは!?と思わせる安定感がある。


味方さんから醸し出される大御所感とブレなさがすごい。…わたし今日味方さんブレないしか言ってなくない??





 

 

 

太陽神の御子なのか?


先日『りさ子のガチ恋♡俳優沼』の感想を書きましたが、仮にりさ子のようなファンが現れたとしても、味方さんはご自身の放つ光で相手を照らしそうです。


君は何がしたいの?そうなのか、それは俺の望むことじゃないけど君はそれを望んでいるんだね、とフラットに淡々と対処できそうです。

 


嫌われることを恐れない強さ、そして好かれるためにファンに阿ることをしない強さを感じる。これを言ったら嫌われるかも…幻滅されるかも…みたいなことを考ていなさそう。

着いてこれない人を拒絶はしない。だけど着いて来てくれる人も過度に優遇しない。
あくまでも人生の軸は舞台に、芝居にあり、それを決して手放さない。
目の前のこと…舞台やイベントで対峙するファンに、全力でぶつかっている。そんな人だなと感じました。

 


味方さんは舞台からファンサ(指差しとかそういうやつ)をしないと聞いたことあるけど、わかる…!と思いました。
味方さんは生きてることが奇跡だしファンサな気がする。*2



味方さんが新興宗教の教祖とかでなくてよかった(2度目)。



なんでしょうね。別に神格化してる訳ではないんですけど、ただただ強い。圧倒的に強い。完全なる光属性。生半可な気持ちでは推せない。それ相応の覚悟を持って対峙しないとこちらが強烈な光によって焼き尽くされそうです。そのくらいの真剣さ、磨き抜かれた宝石のようなきらめきを感じます。*3


本気で食らいついていかないと振り落とされるような気迫と覚悟を感じます。*4








味方さんのメンター感がすごい



アーーー、味方さんと一緒に働きたい。

いや、同じチームだったらめちゃくちゃいい仕事ができそうじゃないですか? いるだけで全員のモチベーションが上がりそうです。そして一緒にいる人のパフォーマンスを最大限に引き出してくれそう。なんなの?味方さんはゾーンに入った赤司征十郎なの…?

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味方の能力をゾーン一歩手前まで引き出す赤司征十郎。味方だけに…

黒子のバスケ コミック 全30巻完結セット (ジャンプコミックス)

 


目と目で

「(どうする…?)」

「(やるか…!)」

みたいな会話をしてトラブルに対処したいですね…

 

もしくは

「おい〇〇!」

「今やってる!(カチャカチャカチャ...ッタ------ン!!!!」

みたいなね、会話を…したいですね…

 


今はもうさほど仕事で煩悶することはありませんが(そういうこと言ってると足下掬われるぞ)、仕事で葛藤していた時分に上司として味方さんが現れたら絶対にメンター(メンター(めんたー)とは - コトバンクになってほしい。でもそしたらガチ恋になってしまうこと必至です。味方さんに告白して、自分への依存心を指摘されて振られたい。
そしてそこから立ち上がって「この人と肩を並べて歩きたい!」と思い努力をするという経験をしたい…(何を言っているんだ?)


味方さんを知るタイミングが早かったら、味方さんの強さに惹かれて人生が狂っていたかもしれません。自分の人生の課題をクリアにしたフェーズで知ることができてよかった。





あれっ、味方良介という人、わたしがなりたい人間像に限りなく近いのでは…??


仕事に対して情熱を持ち、全体の利益(舞台を良くすること)を重視し、そのためには他人と衝突することを厭わない。
え…!? 味方良介という人、かっこよすぎではないか??

 

 

 


わたしは心が動くと「うおおおおおお、オラ、こいつと戦いてえ!!!!」と思うのですが、わたしいま味方さんと戦いたいですね。何の種目で戦えばいいのかわかんないけど…(ちなみに推しとも戦いたいです)








 

古き良き湯治場、味方温泉


以前、何かにハマることを沼ではなく温泉に例えている方がはてブロでいましたね。
自分のTLでも「居心地が良さそうなのでたまに味方温泉に足湯をしに行きたい」と表現されてるフォロワーさんがいたけど、まさにそれ…と思いました。

 


味方温泉、わたしもたまに足湯しに行きたい。



温泉って泉質が9種類あるんですよ。

 
味方温泉は泉質はひとつだろうなあ。古くからある有名な温泉地という感じ…(安定感がありストイックという意味で)。塩化物泉あたりだろうか…皮膚に塩成分が付着し汗の蒸発を防ぐため、湯冷めしにくいのが特徴(湯あたりもしづらい)*5



 
そんなブレなさと強さを感じる味方良介という役者、目が離せないな…と思いました。
推しの現場の合間を縫って、味方さんの舞台も足を運びたいと思います。
ウエアハウスみたいな会話劇をまた観たいな…。スリル・ミーやBLUE/ORENGEみたいなのも観たい…
 
 
 
 
 
 

余談

 
このイベント、本当に意味がわからない…。なんで成立するんだろうか…。時空が歪んでるんじゃないのか?
 
推しの第一回ファンミでも感じたのですが、成立していることが奇跡のイベントだと思います。
 
推しでこういうイベントをやってほしいと心の底から願うのですが、絶対に無理だとも思う。推しに限らず、このイベントを成立させられる人はほとんどいないのでは…!? 
味方さんだからこそできるイベントだと思います。もしくは伊礼さん…(二人への圧倒的な信頼感)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
以上、他担のわたしが味方さんについて3700字程語る記事でした。
 
 
 
 

それでは良い推し事ライフを!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼訂正!▼ 

 東京名古屋日帰り遠征の裏技、盲点を指摘してくれた方がいました!

解決策も書いています。(2019.05.29追記)

 

 

 

▼当ブログの100記事目までのおすすめまとめ▼ 

 セルフライナーノーツ的な。

 

 

 

 

▼激熱!双眼鏡ダイマ記事とかよく読まれてる記事とか▼ 

 

前方列での見え方追加しました。この記事がきっかけで買ってくれた方がいてうれしい。

見え方どうですか!?めっちゃ良くない?感想きかせてください。

 

 

 

手紙を書くときのTips。内容以外で気をつけることについて。

マシュマロ返信で印刷方法追記しました(2019.05.29)


 

 小説版感想。舞台はまた違ってました。じっくり感想書きたい。 

 

 

 推しのプラベに踏み込みすぎるのはどうなの?という記事

 

 

 

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これから書きたい記事・最近書いた記事

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・自分の意見を伝えるのが怖いあなたへ〜全人類ブログを書こう〜恐怖や悪意との戦い方  ★★★

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・【気をつけろ、プレの話は燃える】着用報告=自分は推しに気に入られている なのか?

・愛と断絶の物語〜りさ子のガチ恋♡俳優沼再演感想

 

・黒ステ感想★

・BBA、アスペ、メンヘラ 〜スラングを使う心理とデメリット〜
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 5/29追記

・推しとオタクの関係性を、店員と客のそれになぞらえて考えた
・「行きたいけど行けない」が一周回って理解できるようになってきた

・後家安とその妹感想 

 

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*1:推しのファンミでも同じこと感じてるんですよね。

 

もちろんそれは、わたしの勝手な想像だ。 当然この一連の文章も、 わたしが見た風景を、わたしが感じたように書いただけだ。 観測も答え合わせもできないし、 事実だとか真実だとかは思わない。 だけどそれでもいい。 「わたしがそう感じた」のは事実だし、 spiさんが「そう思えるような景色を見せてくれた」のも事実だ。 だから、あの日のファンミーティングは、 最高のショーでありエンターテインメントだった。

STAY WITH ME の伏線 〜spiファンミーティング0910〜 - 晴れた日のねどこ

 

*2:わたしは推しを絶滅危惧種とかアルビノのような希少生物だと思ってる節がある。特性によって乱獲されやすい存在、だけど奇跡的に生き延びてる…みたいな。味方さんはまた違ったベクトルで生きてることが奇跡みたいな人だと思う。生き馬の目を抜くような世界で、なぜあんな純度で生きていられるのか…。いや、純度100%とか妄想でしかないのですが…。そして生身の人間なので、当然下衆な部分ももちろんあるだろうなとも思いますが…

*3:余談ですが、「推すのに覚悟が必要だな」と思ったのは、味方さんで二人目です。一人目は推し。味方さんと推しはまったく別の魅力を持っていると感じます。

*4:頭の中で流れる蓮城寺べるのGet music…!


(HD) プリティーリズム・レインボーライブ - 蓮城寺 べる - Get music! - 第48話

プリリズもキンプリも、普通に名曲過ぎるから困る。ちょっと聴いていってください。Get music!

*5:一方、推し温泉は9つの種類の温泉を網羅しているし日によって温度が違ったりお湯の出が違ったりするワンダーランドという感じがする。ひとつの施設内になぜかすべての泉質が集合している…。そして刺激が強くて湯あたりもしやすい。