接触前にオススメ!俳優オタクがプロにメイクをしてもらった感想を書くよ
「推しとの接触のためにヘアメしてきました!」というエントリをたまに見かけます。
イベントじゃなく観劇にしていく人もいますね。
少しでもかわいくなりたい!という意気込みに、おお、気合入ってる…!この日を大切に思ってるんだなあ…とエモさを感じます。
しかし自分には縁がないと思っていました。
「ヘアメ…リボン編み込んだり…?服装に合わないからいいや」という気持ち。
が、先日プロにメイクをしてもらう機会があったので、備忘録がてら記録をしておきます。(なお、メイクのみでヘアアレンジはしてもらってません)
先に結論を述べます。
- ベースが全然崩れない!
- メイクの勉強になる!
- 気分が上がるし時短になる、コスパが良い!
- 一回行ってみると楽しいよ!!
以下、詳細です
来店の目的
接触イベントなのに、時間がなくてメイクが適当…というかほぼすっぴんだった
メイク道具は持っていたが、化粧室でがっつりメイクをするのは気が引けた
メイクサロンがどういう場所か気になっていた*1
自分のメイクプロセスの見直しや技術向上に活かしたい
お店の予約
スマホでメイクサロンを検索。
残念ながら当日の空きはなし。
しかしネットがだめでも電話問い合わせや直接来店ならOKの場合もあります。
この日はサロンの近くにいたので直接伺うことにしました。
到着、無事予約
平日なのもあってか、お店は空いていました。予約OK、即お願いできることに。(やはり来店はリアルタイムで状況がわかるので強い)
20分フルメイクサービスをお願いすることに。
ベースメイク
しっかりメイクをしている場合、クレンジングからのこともあるようです。
自分の場合はベースメイクをうーーーっすらとしかしていなかったので、化粧水?を含ませたコットンでささーっと顔を拭いてもらいました。
ファンデーションは水みたいなテクスチャのリキッド。
メイクさんがスポンジで手早く顔全体に塗り広げていきます。(保湿もそこそこに、こんな手早く進んでいいの?ベースが後で崩れたりしない?と心配したけど、杞憂に終わりましたね…。後述)
コンシーラーでクマなどを隠していきます。筆タイプのものだったかな。
ほかにも気になる部分をピンポイントで隠してくれます。
これで大丈夫ですか?と聞かれ、承諾すると「じゃあ固めちゃいますねー」とパウダー登場。大きくてふわふわのパフにパウダーを取り、優しくはたく…。
自分が使ってるパフは小さくて平たいな…家で使うものはもうちょっと大きくしよう…と思いました。
そういえばパフにはパウダーを揉み込んで、均一に肌につくようにするのがいいんだっけ…以前BAさんに教えてもらったのにできてない。反省。
アイシャドウ
まずはアイシャドウから。
「好きな色はありますか?」
えっなに!? 好きな色をまぶたに乗せる気か!?そんなことをしたらギラッギラになるぞ…!?と警戒していると、アイシャドウパレットを出してきてくれました。
好きな色はある…が、それは目の上に乗せたい色ではない…!
「アイシャドウの色の話ですよね? 普段はブラウン系が多いけど、正直よくわからないです。イエベかブルベかもわからないし、相談に乗ってもらいたいです」
すると流石プロ。
「こっち側のピンク系だと可愛らしく、寒色だとクールな感じになります。
好きな俳優さんに会うなら、可愛くする方がいいですか?」
具体的な説明をしつつ提案をしてくれました。
かわいらしすぎるのはあまり好みではないこと、着ている服のテイストや全体の雰囲気とも少しズレると思うこと、ただクール過ぎて冷たい感じになるのは避けたい、丁度いいバランスでお願いできるかと尋ね、結果ブラウン系のシャドウを塗ることに。
結果、美容院に行った後の背筋が伸びるような気持ちになれたので、この提案に従って正解でした。
というのも、せっかくだから違うメイクを試して冒険したい気持ちと、いつもと違うメイクが気に入らなかったらこわいな、それで自分のテンションが下がったら嫌だな…とはじめは少し悩んでいました。
でも下手に冒険をせず、いつものメイクがプロの力でワンランクアップ!といった感じになって良かった。
シャドウを3色使い、みるみるうちにまぶたの上にグラデーションができていきます。
いつも自分が入れるグラデと少し幅が違うな…同じ色味だと普段のメイクと比較ができて勉強になるなーと思いながら観察。
「キラキラとか好きですか?」
アイシャドウの色がおとなしいことと、せっかくのイベントということで少しだけラメを乗せることを提案されたのでお願いすることに。
普段はシマーなアイシャドウを使っていますが、ラメもかわいいな…こういうのもいいかもな…と新たな発見がありました。たのしい。(後日、ほぼ色がつかないラメのシャドウを買いました)
アイライン、マスカラ
まつげの生え際の隙間をペンシルライナーで埋め、リキッドアイライナーでアイラインを引いてもらいます。
いつもは生え際の隙間を埋めずに済ませてしまいますが、やっぱり埋めると違うな…めんどくさがらずに今度からやります。やわらかめで落ちづらいアイライナー買おう。
ビューラーでまつ毛を上げて、マスカラベースを塗った後にマスカラ。
……わたしはいつも根元からまつ毛をつかみ過ぎていた…!?
思ったより手前からビューラーを掛けていてびっくりしました。あーー、確かになーー!ぐっと根元から上げても、生え際の上の肉でまつ毛が下がるよね…! なるほど…?
マスカラの後はスクリューブラシで丁寧にまつ毛を梳かしてもらいました
。
!? スクリューブラシってまつげにも使うんですね!!!?!
知らなかった…まゆの毛流れを整えるためのものだと思ってた…。だってまつげはマスカラコームがあるじゃん…!すぐ汚れていらいらするから使わなかったけど、そうか、スクリューブラシを使えばいいんだな?? 買おう。
アイブロウ、その他
眉毛はどうします?と3種類くらい違う眉の形が描かれたメニュー表を渡されます。
…が、今ひとつよくわからない。
ペンシルで描かなくても自眉があるので、がっつり描かれて眉の印象が強くなるのは避けたい。
- どの形がいいかピンとこない
- いつもは眉マスカラをしてる
- 目より眉の印象が強くなるのは好きではない
これを伝えて、眉マスカラとパウダーでふんわり仕上げてもらうことになりました。
全体的にこんな感じ。
リップとチークがどうだったかは忘れましたが、色指定は特にせずお任せでお願いしました。
メイク後の経過と感想いろいろ
崩れない…!
色味で冒険などしていない=いつもと劇的には変わらないので、はじめは正直、まあこんなものかー…と思ってました。
自分でメイクをするときのベースメイクはハイライト・ローライトを入れたり、ここはちょっと重点的に隠そう!と手を入れたりしています。
今回はベースがさらっと終わったので、その辺りがはじめはやや不満でした。(多分はじめに要望を伝えていたら時間内でやってもらえると思います)
が、時間が経つと考えが変わりました。
ベースが崩れない!!!!!!
下地とファンデの相性が悪いのか割とすぐテカるんですけど、この日はなかなかテカらなかった(流石に夜中になると若干皮脂が浮きました)
ブースター→化粧水→シートマスク→親の仇か!?くらいパッティング→クリーム
いつもはこれでようやくテカりが抑えられるのに…
なんで??????
ほとんど保湿らしい保湿をしてなかったと思うんですが!!!?!?!?!
よくわからないけどすごい。なんかすごい。
なんならハイライト程度なら後で自分でサッと入れてもいいわけですし、長時間メイクをキープしたい場合、めちゃくちゃアリでは!?
メイクの勉強になる
ほんとはメイクレッスンに行きたいのですが、ああいうのちょっと気合いがいるじゃないですか…。その点、メイクをしてもらいながら聞きたいことを聞けるのは気が楽です。
聞くのが恥ずかしい!という方もいるかもしれませんが、美容院で家でセットする時の方法とか聞きませんか? ああいう感じで気軽にわたしは聞きました。
自分の普段のメイクの手順などに大きな間違いがないという確認にもなりました。
気分が上がる、時短になる
髪の毛を切ってもらうのも、ネイルもマツエクも気分が上がりますよね。
技術を持った人に自分のケアしてもらうのって良いものです…。
特に、接触に気合いを入れたい人は
あー、今日メイク微妙かも!
と思いながら接触に行くより、
いやー、今日の自分きれいだわー、やばいわー!
と思いながら行くほうが絶対に楽しいのでは!?
ベースって重ねれば重ねるほど崩れやすくなるしリカバリも難しい。
ならプロにおまかせして、その分の時間は手紙を書く時間に充てるのも良いかもなーと思いました。
餅は餅屋。
コスパがいい
わたしが行ったサロンはポイントメイク1,900円、フルメイク2,900円でした。
余談1
余談2
今日はそんな感じで。
これから書きたい記事
・真剣乱舞祭2018感想
・スリル・ミー 感想
・新しき哉 感想
・Like A感想
・spi×VVコラボ第二弾の感想
・わたしは舞台に何を求めているのか
・イベントってどうすればみんなが幸せになれるんだろうね?
・オタクと推しと自意識と〜事実と妄想、自覚と無意識〜
・みほとせ再演、推しじゃない青江が気になりすぎて考察したよ
*1:以前タイミングが合わず行けなかったこと、プロに外注〜というこのコラムが気になっていたから