相変わらずwithコロナな日常が続く2021年。少しでも楽しく過ごしたいですよね。お?なーに言ってんだ、こちとら現場が飛んでそんな気分じゃないんだよ!という方もいらっしゃるかと思います。わたしも数々の現場が飛んだ一人です。なんなら推しの帝劇デビューの初日最前センブロが紙切れになりました。ウケる(最近はマジでネタにしてます)
コロナ禍で削がれたモチベを回復させるためなのか、2020年は硬質カードデコやミニフラスタなどのクラフト系に手を出す人が多かったように感じます。かくいうわたしもこちらに手作り封筒の記事を寄稿しました。(その節はありがとうございました!)
ミニフラスタに出会ったのはこの後だったのですが、その時の感想は「かわいい!でも自分が作ることはないだろうな…」でした。
なぜならわたしは目に見える場所にグッズを飾るオタクじゃないから。推し関係のグッズは収納から取り出して眺めるのが好きなタイプです。
が、過去に出したフラスタのミニチュアを作るのは楽しいのでは!?と突如思い立ち作成。なかなか楽しかったので、もう一台作ることにしました。今日はその過程を書くことにします。
先に完成系をUPしておきます。
ちなみに気になるお値段は材料費約1500円!
わたしはお花を多めに使ったのでこの値段ですが、もうちょっと安く抑えることもできると思います。
材料
1.フラスタの土台になるアクセサリースタンドなど
フラスタ作りたいなー、でもモチーフが浮かばないなーとぼんやり買い物をしている最中、このハート型のスタンドに出会ってしまったため作成決定。だってハートかわいいじゃないですか…。これはセリアで購入。
ちなみに、
ダイソーのアイアンツリーを土台にする方が多い模様。
JANコードは白黒共通で4549131333923です
2.造花
これがなくては始まらない。スタンドを埋められる程度の本数が必要です。大振りのものだと「ミニ」フラスタ ではなくて、ちょっと粗い感じが出そうなので、小さいバラ(左側2つ)をメイン、大きい花をアクセントに使うことにします。
フラスタと言ったらこれが必須。祝い花でいうところの木札です(送り先や差出人の名前を入れるパネル)
というわけでパネル用に購入。これも100均にあります。応援うちわの近くに売ってたりする。
ハレパネとかスチレンボードとか言われるやつです。
4.ラインストーン
キラキラさせたい時に。これはお好みで。
5.グルーガン&グルー、ハサミ、両面テープ
造花を土台に留めるときに必要。
グルーガンは100円ショップにも売っています。あとはハサミと両面テープ。
作り方
1.何に出すフラスタなのか決める
なんの公演に出すフラスタか、設定を決めます。わたしは
ZIPANG OPERAのライブに出す
(という設定の)フラスタにしました。
2.方向性を決める
公演が決まれば自ずとテイストも見えて…見え…
見えてこない!!!なぜなら
ジパングオペラは初日までほぼ情報がなかったためです。4人揃ったキービジュアルと個人のビジュアル、
Youtubeの動画だけでした。仕方がないので、
赤と黒でちょっとかっこいい感じにしようと決めました。
3.材料を用意。配置を考える
花の茎を結構ざっくりハサミで切ります。これは4つが繋がってるけど最終的にひとつひとつにバラしました。そして薄ピンクは油性ペンで塗って赤に色変更。
カラーを
赤と黒にまとめたいので、数に気をつけつつ黒いバラも油性ペンで作成。
ここにパネルを取り付けようか…とか、隙間が気になるから接着の際に気をつけようとか、この辺りの仮置きで考えます。写真左の時点では開いた部分にパネルを接着する予定でしたが、埋もれそうなので花の上に貼り付けるスタイル(右側)に変更。
4.少しずつ花を配置
隙間ができないよう、みっしりさせたい時も小さいバラの造花は便利です。仮レイアウトから変更したいときはここで。
5.パネルの作成。ハレパネに貼り付けカット
わたしは
Illustratorというソフトを使っていますが、ibisPaint など無料ソフトで作成、コンビニプリントなどでも良いと思います。
プリントした紙を両面テープなどで
ハレパネに貼り付け裁断。
6.フラスタにパネルを貼り付けて全体のバランスを見る
今回は隙間を埋める意図もあり、パネルの後ろにリボンを貼り付けました。ちょっと離れたところから見たときにバランスが悪いところがないかなど、このタイミングでチェックします。
7.全体チェック
全体のバランスを見る。右上の黒のつぶつぶあたりが後ろがすけて寂しい。右上の赤いバラもちょっと唐突で気になります。ということで調整です。
8.ラインストーンをつける(お好みで)
メリハリをつける&どうせならミニフラスタじゃないとできないことをしてみよう。…ということで、好きなところにラインストーンを貼り付けます。嫌になったら剥がせばいいので気楽に。
写真には撮れていませんが、工程7で気になった部分につぶつぶ造花を足しました。
9.完成
つぶつぶピンクの造花を右上に入れたことでスカスカ感が緩和。薄いピンクが入ることで右上の赤の唐突感も薄れました。
10.そして最終形態へ…
さっきの状態で写真を撮ったりアクスタと並べたりしていたのですが、もうちょとパーツを足したらもっとかわいいんじゃない!?と気づき、つぶつぶ増量。
うん、良い感じにまとまりました。
100%自己満足で作るものは、後から手を加えても問題ないのがとても良い。楽しく作れて大満足です。
実際にお花屋さんにオーダーしたらいくらになるの…?というようなデザインも自由に作れておもしろかったです
(実際出したら結構な額になりそう、赤黒だし、バラだし、ジャイアントペーパーフラワー使うし…)
ミニフラスタの種類
作る前に色々調べて気づいたこと。ミニフラスタは二つの流れがあるようです。
ひとつはお花屋さんがサービスとして始めたような、
実際のフラスタのミニチュア版。アフターフラスタとも呼ばれ、思い出を残す商品です。
エキゾティカフロエアさんが有名。
もうひとつは簡易楽屋花のようなもの。
普通の大きさの造花と5インチのミニバルーンなどを組み合わせて作ったもの。
自分がどちらを作りたいのか、初めに検討するのがいいと思います。それによって買う資材が変わってきます。
わたしの場合は前者のミニチュア版を目指して作りました。アクスタと一緒に並べると楽しいかな?と思ったので(といいつつ大きいアクスタとスケール感が合わないんだよなあ〜!ちょっとだけミニフラスタが大きいです。無念)
こうやって並べるとミニチュアを目指した感がわかりやすいかも。
ミニフラスタが22センチ、アクスタが15センチなので、遠近法を駆使して撮ってます。
作ってわかった制作のコツと費用
1.お花をみっしりさせる
これが一番大事かもしれない。実際のフラスタでもそうですが、お花が少ないとさみしい。
背景色が違うのでわかりづらいですが、右上の隙間を埋めることでボリュームが出てバランスも良くなっています。
ハートのボリュームの頂点が揃ったため、バランスがより良くなりました。。
2.お花の種類が複数だと見栄えがいい
同じ種類だけだと単調になるので違うお花を入れるとアクセントになっていいです。意外とつぶつぶのお花が効いてる。
3.失敗を怖がらない
設計図を書くのは大事ですが、基本的にノリでやる方が楽しい気がする。間違ったらやり直せばOK!気楽にやりましょう。
4.材料は多めに買っておく
いつ何が起こるか分からないので、材料はちょっと多めに買ったり、似た色の別種類も買っておくと捗ります。
5.見えないところは気にしない
裏側が汚くても気にしなくていいです。だって見えないんだもん!
費用について
今回の材料は全て100均で揃えています。
小さいバラ…2本か3本
大きいバラ…1本
ふさふさした黒い花…2本
ふさふさした赤い花…1本
つぶつぶの花…3本
ベースにしたハートのスタンド…1個
リボン…1巻
合計1300円+税
(ラインストーンとグルーガン&グルーはすでに持っていたので割愛)
まとめ
ミニフラスタ作成、めちゃくちゃ楽しかったです。
作ってる間は作業に没頭できるし、材料調達のために外に出て運動になるし(コロナ禍で引きこもって運動不足になってました)
ずっと使ってみたかった
グルーガンもやっと使えたし!
思わぬ副次効果としては祭壇を作るオタクの気持ちがわかったことでしょうか。
同じ人の顔が並ぶのがやや苦手(痛バなども苦手)だったのですが、自分が作ったものと推しのアクスタが並ぶのは楽しい!なんならアクスタがなくても成立しますし。
祭壇を作るオタクは「好き」が詰まった場所を作って楽しんでいたんだな!?という気づきを得ました。
現場がない、現場が飛んだ、遠距離だから行きづらい、モチベがわかない…などで時間があるときは、ミニフラスタ作成を楽しむのもアリだなと思いました。
ちなみにわたしはハマったので、推しの過去作のミニフラスタを作ろうかなーと思ってます。
という気もしますが、楽しけりゃいいんだよ!
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それでは皆さま、良い推し事ライフを!!
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