晴れた日のねどこ

答えの出ないことばかり考えている

カノバレ、デキ婚、ご報告…オタクの心理をパソコンで説明する

俳優のカノバレ、デキ婚等にショックを受けるオタク心理考察

マウントについても触れる



 

オタクのみなさんは365日推しのことを考え生活していることと思います。
そんなオタクを動揺させる魔のワード「ご報告」

びっくりしますよね、「ご報告」。
なんのや?なんの報告や??って感じです。

 


ビジネスメールでも「件名は内容が一発でわかるように」が鉄則だろう!? 俳優の方々はいい加減にわかりやすいタイトルのつけ方を学んでほしい(俳優と一般企業を同列に語るのは無理があるのでは?)。
 無駄にオタクをドキドキさせるんじゃない! と思いますが、その辺は期待しても無駄な気がする。オタクはきっと永遠に、祈る気持ちで「ご報告」の文字をタップし中身を確かめるしかないんでしょう。

 


今日は「ご報告」などにショックを受ける心理(+なぜマウントは起きるのか?)を考察をしたいと思います。

相変わらず個人の意見・考えなので、わたしはこう思うよ!などありましたらこちらからメッセージをどうぞ。
 
 

心をパソコンに例える


ちょっとパソコンの話をします。唐突ですが聞いてほしい。

パソコンにはメモリとハードディスクというものがあります。パソコンを買う時に気にするやつですね。
 
メモリ=机の広さ
ハードディスク=引き出しや本棚(の容量)
とか説明されることが多いです。

机が広い(=メモリが大きい)と作業スペースが広々取れます。
一人暮らしのミニテーブルの上より、図書館の広い机の方が参考書を広げやすい。
引き出しや本棚(=ハードディスク)の容量が大きければ、たくさんのデータをしまうことができる。


 
 
 
 
 

推し事におけるメモリとはなんなのか

 
世の中のオタクたちは、マウントに精を出すことが多いですね。
一体何と戦いなぜ苦しくなっているのか。
これは判断の軸が二つあるからこんがらがっているんだと思います。
  1. 机の広さ
  2. どれくらいの作業量か
 
この二つです。
本人の要領(CPU)の問題もあるけどそれは割愛します。
 

人間の心をメモリとハードディスクに例える

考え中、作業中の状態が右

 

 
まずひとつめ。
 
机の広さ(=メモリの大きさ)。
これは資源量です。
 
 お金がたくさん使える、時間が自由に使える、チケット入手のノウハウがあるなど。
お金があっても休みがないと通えません。時間があってもお金がないと通えません。時間とお金があってもチケットを入手できないと現場に行けません。
 
全部ひっくるめたもの、これが推し事におけるメモリの大きさです。
大体の人がこれを絶対評価としてマウント合戦を繰り広げています。その際、自分や相手の机のサイズを無視しているから話がこじれます。
 
 
 
ふたつめ。
 
机の上の空き具合(=メモリの使用量)
これは個人の努力の割合です。
机の上に物がたくさんある(メモリの使用量が多い)ほど、努力をしている状態です。
(家計の総消費支出に占める食費の割合をエンゲル係数と言いますね。推し事に関する事なので、ここでは推し事係数とでも言いましょうか。)
 
 
大きければ大きいほど作業スペースとして机の上を自由に使えます。が、小さいと机の上はすぐいっぱいになります。
メモリがちゃぶ台サイズだと参考書とノートを広げただけでいっぱいになる。一方、図書館の長机サイズのメモリの持ち主だと、そこに参考文献を置いてもまだまだ余裕があるわけです。
 
 
 
 
他人と比べて病むオタクは、
メモリの大きさを考えていない事、またはずるいと妬む事、
自分のメモリの使用量を他人と比べ「自分の方ががんばっている!」と思ったりしてるんじゃないかと思います。
 
 
端的に言うと、自他境界が曖昧ゆえに起きる話だと思うんですけど。(いつもの結論)
 
 
 
 
どんなにがんばろうが、人間は配られたカードで勝負するしかないです。だからお金や時間がないならないなりに、戦略を練る必要がある。
メモリの大きさに文句を言う人は、そこの視点が抜け落ちています。
 
 
メモリの使用量をマウント材料にする人は多分、自分の努力を褒められたいんだと思います。でもそれ、自分で満足・納得できないと誰も埋めてくれないものだからなあ…。自分で自分を褒めてあげてほしい。
推しという他人を自分の人生の軸に据え、そこからの評価を求めると、多分永遠に満たされる事なく求め続けると思います。
 
 
 
 
 

推し事におけるハードディスクとはなんなのか

 
これは記憶や記録です。
舞台やイベントやライブの記憶。
だから歴が長くなる(現場に多く通う)と、ハードディスクの容量は埋まっていきます。
推しに紐づいた思い出のあれこれですね。
 
オタクが「歴では叶わない」と嘆くのは、この部分が古参に至らないからだと思います。
 

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オタクの心には推し専用スペースができる

 
オタクって、365日推しのことを考えているじゃないですか。
なんで赤の他人にこんなにも時間を割いているのか全くもって意味不明なんですけど、毎日推しのことを考えている。すごい。オタクはすごいなーと思っててふと気づいたんですが、
 
オタク、心の中に推し専用スペースができているよね。
 
心のメモリとハードディスクに、もはや推し専用スペースが作られている。
 
前述した用語を再掲します。
メモリ=机の広さ
ハードディスク=引き出しや本棚(の容量)
 
 
推しのことを考える…推しにメモリを使用している
推し関連の記憶が増える…推しに関する記憶が溜まっていく
 
 
こういうことではないだろうか。
 
 
 
 

カノバレ、デキ婚、ご報告…オタクのショックはパソコンで説明できる

 
さて本題です。
カノバレや「ご報告」に怯えているオタクは多いと思います。
それに対して「彼女になれると思ってたの?ww」というコメントがついたり、「そういうことじゃない、プロ意識の話をしている!」「このタイミングで発表されたくなかった」などの意見が出たり…というのが様式美だと思います。
 
が、待ってほしい。
全然違う視点でわたしは話をしたい。
 
 
ショックを受けるオタクは、フリーズしたパソコンみたいなものなのではないか?
 
 
 
オタクは日々推しの出演情報を追い、チケット業務に終われ、手紙を書き、現場に通い…と、推し事の多くにメモリを割いています。
割いてはいますが、それはある意味ルーティンです。
 
しかし突然、そこに予期せぬ何か(=ご報告など)がぶち込まれる。
例えるなら、自分の業務内容をよく知らない人がデスクやパソコンを突然触った感じとか…? まあなんにせよ、いつもと違う動作が発生するわけです。
 
 

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そりゃ大問題です。
そして大混乱です。
 
 
推し関連に使用中のメモリが多かったり、HD(思い出)が多い分、心のなかで推しが占める部分が大きくなる。日々パソコンをクリーンに保っていれば対処もできるかもしれません。
が、オタクの心の推し事係数は、おそらく高い。そして余裕なく取り組んでいる人も結構いるんじゃないかなあ。
 
○年前の××での共演をきっかけに…などと語られた日には、心のハードディスクから自分の思い出を引っ張り出し、「あの時から!?」と混乱しつつ検証するオタクも多いでしょう。
 

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担降りとはなんなのか

推しへの使用メモリが減り、グッズ処分を処分したり(物理)、ハードディスクからデータを消したり(思い出を消す)をしたら、ぽっかり心に穴があいたみたいになると思うんですよ。
ぽっかり空くならいい。でも人間は、推し事だけで生きてるわけではないので。
きっと心に空く穴はでこぼこして、いびつだと思います。
 
だからそれだけじゃすっぱり担降りできない人も多いんじゃないか。
 
 
 
そこで必要なのは、おそらくデフラグです。
 

オタクの心もデフラグが必要

 
ざっくり説明すると、時間が経つにつれ容量が増え、出し入れで散らかった引き出しのなかの書類や文房具を、種類ごとにまとめてきっちりしまい直す、みたいなものです。
 
 
心の整頓を完了して、初めてほかのものを入れられるスペースができる。それで担降り完了なんだろうなあ…と思います。例えば担降りブログは、デフラグ作業そのものなんだと思います。
 
 
 


終わりに

このエントリは、当初マシュマロ返信の予定でした。が、ここだけ抜き出せるなーと思ったので、独立させました。たぶん今後、ちょいちょい引用しながら話すと思います。
ちなみに頂いていたマシュマロはこちら。

推しの恋人、彼女などをどう思うか?

「推しに親しい人(パートナー)がいたらどう思うか?」

ツイートではもう答えてるんですけど、ブログでそのうちまとめます。

 
 
 
 
いやー、しかし心をパソコンに例えると捗るな!?
ほかのひとはどうか分からないけど、わたしはめちゃくちゃ捗りました。
ちなみに用語はざっくりなので、間違ってたらおしえてください。
 
 
 
 
 
 

それではみなさま、良い推し事ライフを!

 

 

▼激熱!双眼鏡ダイマ記事▼ 

 

頂いた感想追記しました。

24の劇場の最前〜最後列で使って満足できた最強の双眼鏡です。

 


 

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若手俳優のオタクを震撼させた、りさ子のガチ恋♡俳優沼の感想

 

 

 

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