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答えの出ないことばかり考えている

舞台サマエル〜SAMAEL〜予習のための用語まとめとか

舞台SAMAEL〜サマエル〜に向けての予習



推しが主演の舞台が始まります。
事前情報からかなり怖気付いている*1ので、用語をまとめておこうと思います。
…と思ったら、これ要素めっちゃくちゃぶちこんでるやつやんけ!となったので、あらすじの整理、現時点でわかる分の人物相関図作成、世界観の予想をして鑑賞に備えます。

 

個人が未見の状態で、各種媒体やSNSなどから予想して作ったものなので、間違っている可能性が高いです。ご了承ください。

 



◯キャッチコピー
幸せとは何か 悪魔は誰か


◯あらすじ

秘密組織【サマエル】のメンバー13名の、どうしようもない憤りがぶつかり合う、最初で最期の物語。
一人の男の元に集った強者たちが、極限の状態でたどり着く正義の終着点とは?!
「なあ、ローレンシウム。俺たちは、未来永劫、世界の全てを手に入れられるかもしれない。」

 

 

世界の食料システムの大半をコントロールする秘密組織【サマエル】。
表面上は友愛組織を名乗っているが、設立者や真の目的など、実態は一切不明。

サマエルの設立に深く関係があるとされる天才科学者オキソは、メサイアという特殊な物質を発明する事に成功する。
人間が食料とする様々な対象に使用可能で、多様な効果を発揮する。無限大の可能性を秘めた神からの贈り物に、人々は歓声を上げた!

彼は仲間と共に会社を設立、メサイアの大量生産に乗り出す。あっという間に世界中の食料などに使用されるようになり、メサイアは新たな食文化革命の恰好の的となった。

ところがメサイア製造から5年が経ったある時、強い毒性がある事が判明。
13名のメンバーたちは、この大きな事件に巻き込まれてゆく。

極限の状況に立たされた彼らは、何を感じ、何を思うのか?そして、オキソがとった常軌を逸した行動とは?!

 

 







キャスト・キャラクター紹介

公式サイトより引用。

舞台「SAMAEL」サマエル特設ページ|サステナ

 

 

 spi【オキソ役】
天才科学者。ある特殊な物質《メサイア》の発明に成功。秘密組織《サマエル》の創設者。各業界の強者たちを次々に仲間に引き入れてゆく。

 

 

林田航平【ローレンシウム役】
オキソと共に、世紀の大発明を成功させる。
メサイア》の大量生産をする《ユグドラシル》という会社を任される。オキソの唯一の友人。

 



小川夏果【クロム役】
ローレンシウムの妻。夫の事業を陰ながら支える。
アルキンとトリアゾールを、サマエルに誘う。

 

 

巽 徳子【アルキン役】
農業の活性化を目的とした団体《大地の労働者》女性リーダー。世紀の発明《メサイア》の誕生を喜び、農家へと積極的に取り入れてゆく。

 

勝手な予想→サマエルの世界(少なくとも舞台となっている国)は食糧難なんじゃないかなー。アルキンのこのセリフからそんなことを思った。

 

 

山元 由湖【トリアゾール役】
有名小説家。大地の労働者をモチーフに小説を書いていてアルキンと縁があった事から、クロムの誘いでサマエルに参加。
今度はユグドラシルをモチーフに小説を書きたいと打診する。 

 

 

階戸 瑠李【セシウム役】
医者。《メサイア》の安全性の調査を任される。
オキソの天才的な才能に魅力を感じ、サマエルへの参加を決める。

 

 

 

 宮原 奨伍【ガンマ役】
世界屈指の映画監督。
オキソに頼まれて、サマエルがモチーフの映画を作る。

 

 

佐々木 心音【ウラン役】
女優、映画界のスター。
世界屈指の映画監督ガンマが監督をつとめたサマエルモチーフの映画に、ヒロインとして出演。オキソの不思議な魅力に惹かれる。

 

 

 

増山 祥太【カルボン役】
若き資産家、投資家。
サマエルが関係する企業や事業に次々に出資。《メサイア》を中心とした事業、サマエルをモチーフにした映画にも出資をしている。

 

 

 

大野 瑞生【コバルト役】
国家直属の化学戦部局責任者。
化学薬品や化学物質の軍事利用について、国家単位の戦争における戦略を任されている。

  

 

小俣 彩貴【クロリド役】
連邦秘密警察の情報管理部、責任者。
サマエルの情報が外部に漏れないように、暗躍につとめている。
過去、国家直属の様々な機密任務に携わる。

 

 

 

 三上 俊【フェノール役】
政府の重役。議員。
近く行われる選挙において、サマエルの力を借りようと目論む。

 

 

狩野 和馬【ベンゼン役】
世界中の食料品の大半を製造している巨大なグループ会社、ニーズヘッグ社の最高責任者。新成分の独占権をユグドラシルから高額で買い取る。
「オキソくん。今日という日をとても楽しみにしていたよ。」

 

この「新成分」っていうのがメサイアなのかどうかはわからないんだよなー前情報からは。食料品の大半を製造している会社的には、メサイアの存在は脅威だよなー。

 

 

 

 

上記の情報をもとに作った人物相関図

 

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世界観の予想

「化学薬品や化学物質の軍事利用について、国家単位の戦争における戦略を任されている(コバルト)」
「連邦秘密警察の情報管理部、責任者。(クロリド)」
「政府の重役。議員。近く行われる選挙において、サマエルの力を借りようと目論む。(フェノール)」

 

この三人の紹介文から分かることは下記の通り。

 


便宜的にこの三人は国家・政府機関カテゴリに入れた。
連邦国家ってよくわかってないけど、アメリカみたいな感じで、それぞれの州で法律が異なってて自治が行われてるってことで良いのかな。
過去に国家直属の機密任務に携わっていたクロリドが、下部組織?の連邦に所属してるのが謎。



アルキンの「とにかく生き抜くには、人々の結束と情熱が必要でした」からこの世界(もしくは国)は食糧難なんじゃ?という気はする。もしくは内乱だか戦争だかで第一次産業が打撃を受けたとか。そこに表れた《メサイア》は福音だよなー、人類の歴史を塗り替えちゃうよなー。

登場人物13人がオキソやサマエルという組織へどれだけ忠誠を誓っているかは謎だけど、多分一枚岩じゃないよね。
例えば食料製造企業のトップのベンゼンは、ユグドラシル社から新成分の独占権を買い取る。
その時点で 《メサイア》の毒性がわかってたら曲者だし、わかってなかったら当然争いになるよなー。

 

 

 

 

以下、用語メモと妄想

 

サマエル
サマエル(Samael、ヘブライ語: סמאל)はイスラエルに伝わる死を司る天使。
その名は「神の毒」、「神の悪意」の意味をもつ。赤い蛇と呼ばれることもある。
サマエルは謎が多く、元々はローマの守護天使、火星の天使、エデンの園に棲んでいた蛇など、様々な説がある。そのため、カマエルやサタンと同一視されることもある。

サマエル - Wikipedia

サマエルには謎が多い、正体がはっきりしないっていうあたり、秘密組織の名前としては適当な気がす…いや、「友愛組織」名乗ってるのに「死の天使」の名前を冠するなよオキソ!!

 

 

サタン
ユダヤ教キリスト教では神の敵対者、イスラム教では人間の敵対者とされる。
キリスト教神学においては、サタンは、かつては神に仕える御使いでありながら堕天使となり、地獄の長となった悪魔の概念である。


カマエル(Chamael,Camael,Kamael)は、「神を見る者」という意味の名をもつ大天使で、チャミュエルとも言われる。十四万四千もの能天使の指揮官とも、一万二千もの「破壊の天使」を率いているともされる。火曜日の守護天使であるともいわれる。

 

サマエル(天使) - アニヲタWiki(仮) - アットウィキ

ユダヤ・キリスト教の悪魔たち20体【中編】 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

http://tokag.com/std/sama.html

 

なんにせよ不穏だな、サマエル

しかし赤い蛇なのにキービジュはみんな青の衣装を着てるのはなんでなんだろ。

オキソも青い目だよね。だけど公式サイトのカラーリングはオキソは赤系。



ユグドラシル
北欧神話に登場する1本の架空の木。ユッグドラシル、イグドラシルとも表記する[2]。
世界を体現する巨大な木であり、アースガルズ、ミズガルズ、ヨトゥンヘイム、ヘルヘイムなどの九つの世界を内包する存在とされる。そのような本質を捉えて英語では "World tree"、日本語では、世界樹(せかいじゅ)、宇宙樹(うちゅうじゅ)と呼ばれる。

ユグドラシル - Wikipedia

 

メサイア》を量産する会社がユグドラシル社。世界樹だけに、これで世界を支配する…という意味合いでこの名前をつけたのかな。

 

 

 

ニーズヘッグ
(古ノルド語: Níðhǫggr; 語釈は「怒りに燃えてうずくまる者」など)は、北欧神話に登場するヘビ、またはドラゴンである。
ラグナロクを生き延びるとされている。『巫女の予言』第66節には、終末の日に翼に死者を乗せて飛翔する黒きドラゴンとして登場する

ニーズヘッグ - Wikipedia

 英語表記はNidhogg。名は北欧古語で「怒りて臥す者」と言う意味がある。 
姿については諸説あるが、巨大なに似て翼を持つと言うのが凡そのイメージ、つまりいわゆるドラゴンである。 
世界樹ユグドラシルの根元・冥界ニブルヘイムに無数の蛇と共に棲んでおり、しばしば世界樹の根を噛み砕いて損ね、枯らそうとする。時にラタトスクという名のリスを仲介にして、世界樹の梢に棲むフレースヴェルグと罵り合っている。 
ラグナロク(最終戦争)をも生き延び、世界の終わりの日にはその背に死者の魂を乗せて飛び去る、と言われている。

ニーズヘッグ (にーずへっぐ)とは【ピクシブ百科事典】

 

ニヴルヘイム

古ノルド語Niflheimr、「霧の国」または「暗い国」)は、北欧神話九つの世界のうち、下層に存在するとされる冷たい氷の国。ギンヌンガガプと呼ばれる亀裂を挟んでムスペルヘイムの北方にある。ロキの娘ヘルが投げ込まれた場所であり[1]、時にヘルヘイムと同一視される。

天地創造以前から存在し、ニヴルヘイムには世界樹の根の一つが伸びているが、その下にはフヴェルゲルミルと呼ばれる泉がある。この泉には世界樹の根を齧るニドヘグ(ニーズヘッグ)というが住んでいる。

 

ベンゼン、なんで社名にニーズヘッグとかつけたんだろ。

貧困層の出でハングリー精神旺盛だったのだろうか。

 

ラグナロク

古ノルド語:Ragnarøk(Ragnarök、ラグナレク)、「神々の運命」の意)は、北欧神話の世界における終末の日のことである。

 

 

 

 

13(忌み数)

13は、西洋において最も忌避される忌み数である。

「宗教的要因」説
北欧神話では、12人の神が祝宴を催していた時に、招かれざる13人目の客としてロキが乱入した。このロキがヘズをたぶらかしてバルドルを殺害させており、後に起こるラグナロク勃発の起因となった。

キリスト教神話においては、サタンを13番目の天使であるとする設定があり、これは土着神話のキリスト教化の中で北欧神話の話を元に生まれたとされる。このことから、英語では13のことを「悪魔のダース」(devil's dozen)とも呼ぶ。

13という数は聖書でも特別な意味を持っている。イエスを裏切った弟子であるユダは、最後の晩餐で13番目の席についていたとされており、ユダが13番目の弟子であったする説もある。またキリスト教圏の俗信において、イエスが処刑されたのは金曜日であるとされており、13日の金曜日を題材にした映画が大ヒットしたことで世界中に知れ渡ることとなった。

これらの影響などから13という数は不吉の象徴とされてきたこともあり、現代では忌み数のひとつとなっている。

13 (忌み数) - Wikipedia

 

北欧神話でも忌み数なんだな13。

サマエルメンバーも13人。

 

連邦
複数の政治単位(共和国、自治共和国、州など)が連邦憲法などによって法的・政治的に結合し、対内的には各単位が自治権と独自の統治構造を維持しながら、対外的には統一国家を形成する状態、あるいは、そのような国家形態。連邦政府は外交、軍事、通貨などの権限を持ち、各単位は独自に憲法、議会、行政府、裁判所などを持ち、教育や福祉を管轄する場合が多いが、両者の権力分配は憲法や政治構造などによって異なる。

連邦(れんぽう)とは - コトバンク

連邦国家【れんぽうこっか】
連合国家とも。英語でfederal state。単一国家と異なり,多数の支分国が統一的主権の下に平等に結合している複合国家。各支分国は主権はもたないが,広い自主組織権をもち,連邦の意思決定にも参与する。

連邦国家(れんぽうこっか)とは - コトバンク

 

 

 

 


厨二病こじらせ野郎の予想

  • オキソは《メサイア》開発当時から毒性に気付いていた
  • 気付いた上でローレンシウムユグドラシル社を設立させ任せた
  • そして起きるオキソとローレンシウムの諍い
  • 世の中の有力者をサマエルに引き入れたのは争いを起こさせる(議論させる)ため
  • 「上記を逸した行動をとる」からオキソは狂人扱いされる(というか理知的な狂人役めちゃくちゃ見たい。狂人役であってほしい)
  • オキソをかばって誰か死ぬ(ウランかセシウムかクロリド)
  • 何かあってもベンゼンは逃げ切る(ニーズヘッグはラグナロクを息抜き死者の魂を背に乗せ飛び立つので)
  • というか、ベンゼン以外全員死ぬかも
  • サマエルのメンバーが全部で何人かは謎だけど、13人で確定なら裏切り者が出る(キリスト教ルート)、もしくは諍いの原因を起こす(北欧神話ルート)
  • キリスト教寄りなら粛清とか最後の審判とかそういうワードが出てきそう

 

 

 

ちょっと気になったこと

公式サイトで登場人物が色分けされてるんだけど、同じ色の人がいるんだよね。

  • オキソとウラン(天才科学者と女優)
  • ベンゼンとフェノール(ニーズヘッグ社トップと政府の重役)
  • アルキンとトリアゾール(大地の労働者リーダーと小説家)

何か意味があるのかなー。

 

 

原子番号

全員元素かと思いきや、そうじゃない人もいる。

 

化学式とか

科学全くわからないけど、オキソとカルボンはなんかあるやつやろ、オキソ基とかカルボン酸とかそういうアレで!

 

それぞれの物質の特製までは調べきれなかった。

また見てから調べよっと。

 

 

 

しかしこの舞台、全通してもよくわからないまま終わりそうな予感がする…。

人の顔の見分け、苦手なんですよ。

 衣装もみんなこの青いやつを着てたら、わたしは何もわからないまま2時間を終える自信がある。はあ、どうなるんだろう…。

 

 

 

観てきました。とりあえず2回観た時点での感想

kansoubn.hatenablog.com

*1:「パルスのファルシのルシがパージでコクーン」的なやつでは?という意味で