晴れた日のねどこ

答えの出ないことばかり考えている

【ドラフト】イベント感想とレポなどの是非・功罪

イベント感想とレポはどこまでOK?

 


わたしは記録魔の気質があり、何でもかんでも保管しておきたくなります。
仕分けされラベルをつけられ、ルールに基づいて整然と並んだモノを見ると心が安らぎます。
だけどどうやら覚えておけるものは情報のみ。振り返った時にそのときの感情は抜け落ちている。そういうことがよくあります。


例えば楽しく飲み食いしながら話した内容は、数年後に「あのときこう言ってたよね」と口にして、相手にびっくりされたりする。
五感と強く結びついた出来事・情報はかなり記憶ができる。

でも、楽しかった感情まではなかなか再生できないんですね。それが歯がゆい。




わたしがブログを書く理由はいくつかあります。そのとき感じた気持ちをなるべく鮮度の高い状態で留めておくのもそのひとつです(残念ながらあまりできていないけど)

そしてブログを読むのも似た理由があって、他人の気持ちや考えを知りたいからという側面が強い。

他人の頭のなかっておもしろくないですか? 自分とまったく違う人間、似た人間、色々いるけど、整理されアウトプットされた文章を読むのは本当におもしろい。無料でこんなものを読んでいいのかなー、なんという娯楽!

全人類ブログを書いてください、まじで。





前置きが長くなりました。
今回は舞台やイベント、ライブのレポについて書きます。

 


レポってどうですか?


わたしは結構好きです。1公演しか入れないものは概要を掴むために通読したり、多ステするものは東京公演が終わったタイミングや、全公演が終わった後にゲネプロのレポを読んで余韻に浸ったりする。各社の少しずつ違う視点を比べるのも楽しい。

でも、これってメディアが出してるものだから安心して楽しめるんですよね。プロとアマチュアが書いたものって圧倒的に、決定的に違う。


何が違うか。
それは視点です。


プロは「その作品に興味を持ってもらえるように」レポートを書く。が、アマチュアってその限りではない。ダイマエントリならそういう視点があることも多いけど)
そして知識、文章力ともに一定の水準を担保できるのがプロの原稿です。自分も含め、アマチュアが書いたものは視点の偏りも筆力不足も大きい。そして己の感情が乗りすぎるきらいがある。感想を読むのが目的だとそれもとても楽しいんだけど、レポだとそれはちょっと困る。


わたしはプロじゃない人間が書いたレポ(感想ではなくレポ)を基本的に信用していません。人間は自分が見たいようにしか世の中を見ないし、主観が入るから。*1
 
誤解を恐れず言うと、マチュアのレポって「(事実かどうかは謎だけど)わたしはこう思いました!」っていうフィクションを楽しむものだと思ってるんですね。ファンサ報告もそうだし、ブログも割とそういう目線で見てます。


これ、別に「お前は嘘をついてるだろう!そんなのは勘違いだ!」って言いたいんじゃなくて、一次情報の捉え方すら人により誤差が出るんだから、二次情報はそのブレがもっと大きくなるよねという話。

そして、自分が見たものでないと…いや、見たものですら事実か怪しいな?と自分自身を疑っている人間なこともあって、わたしは他人の感情の発露を伴う発言が真実かどうかに重きを置いてない。ちょっと語弊がある発言ですけど…。(気が向いたらこの辺は別途ブログに書くかもしれない)

 




世の中には「事実」「自分が感じた事」「願望」を混同して語る人が多すぎる。


わたしが知りたいのは現場で起こった事実である。
それを受け自分がどう感じたかを整理してアウトプットする。
だから一次情報が非常に重要だし、価値があると感じている。

客観的な事実、あらゆる情報からなされた推測、自分の感情、願望、これらは全部別物で、わたしはそこを割合厳密に切り分け管理し記録するのが好きなんだけども。


どうやら、皆が皆そうではないっぽいな…!!?!?


さらに、一次情報に触れていないのに、二次情報を鵜呑みにしてまるで自分が見てきたかのように語る人が割といるな…????






なんでこの文章を書いているかというと、こちらの記事の後半に、なるほどー!と思ったからです。


あーーーー…

「休憩中とはいえ茶の間レベルの知ったかぶりトークをクソデカ大声で話すオタク」

…いる…どんな現場でも、どの推しにもいる…!!

 

 

 

あとこういう個人イベがあると、ちょいちょいRT稼ぎか?みたいな鍵なしツイッターでイベの内容まんまなレポ回って来ますよね。誤解を恐れずにはっきり言いますが、あれほんと大嫌いです。

2年ぶりの推し個イベだったよ - 生きてるだけでありがたみ

 



なるほどなーーー!その視点はあんまりなかった。


有料配信の内容をべらべらと書くのはどうなのか?と常々思っているんです。それってお金を出して得られる情報なので、みだりに口外するものではない。

しかしそれは映像の場合。
映像と生…現場で得られる情報って桁が違うじゃないですか。*2

だから現場のイベントレポとかは今まであんまり気にしてなかったんですよ。なんなら自分のメモも兼ねて書き残していた。SNSに書けば、何処かの誰かの役に立つかもなーという気持ちもあって。


でもそれって、

  1. 自分が一次情報をかなり重要視する人間だから
  2. 事実と「こう見えた」を意識し厳密に書き分けているから
  3. 推測はなるべく出典を書き、「こう思う」と表記
  4. 伝聞は明記する

こういうベースがあるから成立するのかもしれない、と思いました。

 



1情報さえ得られれば良い人、生の情報に触れなくても満足する層がいる
2自分の想像=事実と思い込む人、表記の過程で想像を事実のように書く人は多い

例えば「今日の推しは調子が良く見えた。休演日明けだからかな」を「今日の推しは休演日明けで調子がいい」と表記したり。(本当に調子がいいのか、調子が良かったとしても休演日明けだからかって、わかりようがないですよね。きみは推し本人か?


3推測は推測でしかない。が、2の傾向がある人はこれも事実のように書きがちな印象。

例「推しくんは〇〇な人だから~」(ソースはどこだ? これ、1回の接触をもとに言ってる人とかザラでこわい)

4二次情報は二次情報でしかない。2,3も踏まえ、事実かどうかは不明。


この辺の意識が違う人が、知ったかぶりイキリクソデカトークをするのかもなあ…。こわいなあ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

さきほども書いたように推しくんは自分のファンのことが大好きで、それは嬉しいんだけどファンをちょっと信用しすぎるとこがあって「(体裁上は)俺のファンしかいない場所」って認識してると結構軽口叩いちゃうんですね。でもそういうのってファンと推しとの間の信頼関係が出来てるからこそ「軽口」として成立するわけじゃないですか。だからそこに、そういった空気を読めないゆる推しDDが「こんなこと言ってた〜!!」ってまあその本人は悪気なく発言をレポして、文字レポだけ見た人が曲解して推しくんを悪く言ったりするのが本当に許せないんですよ。まあこれも推しくんに限らない話ですけど。

2年ぶりの推し個イベだったよ - 生きてるだけでありがたみ

 

この部分を読んで、なるほどなーと思ったんですよ。


最近もありましたよね。有料イベントの文字レポだけ読んだ人が自分の解釈をツイート、その後炎上、みたいな案件とか…。


そしてこういうレポが、ゆる推しDDが知ったかぶりトークなどをぶっ放す原因か?と思ったり…

 

さらに言うと、「いかがでしたでしょうか」が決まり文句のアフィリエイトサイトに転載される可能性もあるな…!?とか。(実際、自分のブログを転載されてサイト管理者に連絡を取ったことがあります。ちなみにサイト管理者は転載を認めた)


そうかーーーー、みんながみんな同じような考えじゃないんだなー!と改めて思いました。人間の多様性…! 今更すぎる感想ですけど。

 

 

 



あと、推しは自分の発言が広がることをあまり望んでいないのかなと最近わたしは思ってて。
結構露悪的なことを言ったり、ノリで話してることもある。
質問の答えが時期によって真逆なこともある。
第一回のファンミ以後のイベントは基本的にレポ禁止を明言してるんだけど、それはリスクヘッジの意味もあるのかなと思いました。(ちなみに本人のブログの引用も禁止、画像の転載も禁止。にも関わらず、Twitterのアイコンとかヘッダーにしてる人いますけど…!やべえ…)


 


まあそうじゃなくても、オタクって色々穿った見方をするじゃないですか。
この情報とこの情報をつなぎ合わせると…!こうか!みたいな。

でも人間て変化していく生き物なので、参照した過去情報が現在の状態とは異なってることもあると思うんですよね。となると、色々書き残すのは辞めたほうが良いのかなーーーとか。



体調不良で泣く泣く参加を諦めたけど、感想ブログで雰囲気を味わえました!ありがとうございます!みたいなマシュマロも頂いたりするので、何をどこまで書くかって難しいなあと思いました。じゃあ舞台の日替わりは?とかね、考えるとキリがないし…*3

でも、何でもかんでも書くのはちょっと違うのかもかなーと思いはじめました。

 

五感と強く結びついた出来事・情報はかなり記憶ができる。
でも、楽しかった感情まではなかなか再生できないんですね。それが歯がゆい。

 

初めのこの発言に戻るんですけど、事実・情報の記録が感情や感想を呼び覚ますトリガーになることもあるので、どこまで浚っていくのか?というのは今後の自分の課題になりそうです。
(自分もどこかの誰かのブログや記録に助けられたりするし、どこまで見せるかって難しいな…戯曲本はどうなる?とか、さっき言った舞台の日替わりレポはどうなの?とか。まだこの辺は答えが出ない。出ないのでドラフト扱い記事です。)

 

 

 

 



あんまりまとまらないまま今日はそんな感じで。

記事の最後にマシュマロのリンクがあるので、よろしければわたしはこう思うぜ!って意見をください。

 

次は気が向いたら夜行バスについて書きます。

 

 

それではみなさま、良い推し事ライフを!

 

 

 

 

 

 

 

 

▼激熱!双眼鏡ダイマ記事▼ 

 

この記事経由で買ってくれた方の感想のせましたー!わたしより的確!!

追加の感想もまた載せます。

 

  

 

 

 

▼ブログを書く理由とか▼   

 

▼オタク考察▼   

 

  

 

 

これから書きたい記事・最近書いた記事

今回振り返ったものは一旦整理&円盤後の感想へ

 

・わたしたちはパトロンにはなれない〜誰のための推し事か〜 ★★☆
・わたしは舞台に何を求めているのか〜舞台はテーマパーク、ディズニーととしまえん〜 ★★★★
・イベントってどうすればみんなが幸せになれるんだろうね? ★★★
・オタクと推しと自意識と〜事実と妄想、自覚と無意識〜 ★★★★☆☆

・わからないボックス運用方法

・「お前だって誰かを踏みじにって生きている」 ★★★★☆

・わたしたちは推しを消費している〜ファンと応援というグロテスクな構造〜 ★★★☆☆

 ・自分の意見を伝えるのが怖いあなたへ〜全人類ブログを書こう〜恐怖や悪意との戦い方  ★★★★★★★☆

・キャバクラ・ホストで例える推し事について★

・【気をつけろ、プレの話は燃える】着用報告=自分は推しに気に入られている なのか?★

・BBA、アスペ、メンヘラ 〜スラングを使う心理とデメリット〜
・高額転売に怒る茶の間を揶揄するオタク、視野狭窄になっている

・要望を伝えるのは悪なのか?〜肯定しか許されないという地獄〜★

・わたしの思う「オタク」と「ファン」の言葉の定義
・マシュマロ返信を兼ねて推し方スタンスを改めて

・『普通』じゃない=劣っているという思い込み故に生まれるモンスター

・刀ミュの現場は怖いのか?〜マシュマロ返信〜

・おすすめアイシャドウ記事

 

舞台、イベント感想

メサイア トワイライト ー黄昏の荒野ー感想 ★★★★★★★★★☆☆(たぶん次作とあわせて、メサイアシリーズ全体の感想にします)

・黒ステ感想★

・spiファンイベント「Nonfiction」感想(ネタバレなし)

・トルツメの蜃気楼感想

・【レポ】お台場夏祭りspiフリーミニライブ 

 

 

★ありがとうございまます。★が引用スターで、☆がマシュマロで現状いただいてるリクエストです。

 

 

 

 

 

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*1:まあプロも主観が入るんだけど、校正校閲を経て、なるべく私情を廃して語っている…はずじゃないですか(今のwebメディアは校正がザルって話も聞きますけど、それは置いといて)

*2:これを書いてた数日後、東宝がロスは円盤で埋められないから現場に来てね的発言→ツイ消しをして、ああー、うん…いや、わかるが…とモヤモヤした。かけらでも知りたい気持ちもあるよね…

*3:ちなみに毎公演日替わりレポ芸人みたいな人は好きではない。承認欲求を満たしたいのか…?と思ってしまうので

【感想】お台場夏祭りspiフリーミニライブ 最高の夏の日だったぞ!

spiお台場夏まつりフリーライブ感想

良い日だった


 

 



お台場夏祭りにゲスト参加した、推しのフリーミニライブを見て来ました。

お酒を飲んで好きな人のうまい歌を聴くの最高だなーー。ずっとにこにこしてしまった。

 

 

会場は本当に地域のこぢんまりしたお祭りという感じ。プロのテキ屋もおらず、地元の方々がお子さんと一緒に売り子をしていました。ほのぼの。

他にも出し物がありましたが、お祭りの実行委員長、青年会の方、ステージで司会をされていた方、警備の方、皆さん親切で観客に気を使ってくださり、とても楽しく過ごせました。大型の扇風機をこちらに向けてくださったり、うちわを配ったり。

とても楽しい夏の思い出ができました。うれしい。



忘れないうちに感想を書いておきます。
地域のお祭りへのゲスト出演のフリーライブだったので、レポはまた別記事で上げようかと思います。

 

 

 



ちなみに今回のイベントは撮影可能でした。
本人が「ネットにUPするのは肖像権の問題があるので(辞めてね)」と言っていたこと、本人から画像等のネットへのUP禁止が過去に出ています。なので、今回の画像をわたしがこちらにUPすることはありません。




お台場夏祭り、spiフリーミニライブセトリ

登場曲、恋風邪(少しだけ歌う)
1. a thousand miles
2. 糸
3. 少年時代
4. season's of Love
5. 手紙
6. 真夏の果実
7. 恋風

 






登場直前、ステージ横のテントに現れた推しを見て、観客から「キャー!」と歓声があがる。が、わたしは見た瞬間、すごい格好だ!!!!とめちゃくちゃ笑ってしまった。

上下白のジャケットとパンツ、オレンジの柄シャツにギラッとしたサングラスで登場した推し。伸びた髪の毛が目にかかりそうで少し鬱陶しそう。
格好は自称「マフィアみたいな人」

 

 

 

 


なんでかっこいいのにそんなおもしろい格好するんだろう!?
夏祭りだぞ!? 夏祭り会場なのにマフィア?????


舞台本番中だから日焼けができない、だからジャケットも脱げないとあとで言っていた。なるほど、だからジャケパンスタイルなんだなー。夏に肌の露出を避ける長袖を着るなら、それくらいしか選択肢がないもんね。
目の色も薄いから、紫外線対策のサングラスなんだろう。
今日のスタイリングだとおでこは出せないから(出すと本当にただのマフィアかチンピラになる)、髪の毛は下ろしてるんだろうな。足元は靴下なしの、グレージュのモカシン。

マフィアすぴ…
これ、襟元ガッツリ開けて喜平チェーンネックレスをしてセカンドバッグを持ったら完全にマフィアというかチンピラだ。それはそれで似合いそうなので、チンピラ映画に出て欲しい(?)

この白の上下は去年の初夏にイベントで着てた服だと思う。
一時期かなり身体を大きくしてたから、「あれが着られるくらい体型戻したのか…」と感慨深かった。





「すごいのS、パフォーマンスのP、アイドルのI、spiです!
あ!いま(アイドル発言を)やばいと思った人いるでしょ!」

推しは割と同じネタを繰り返すのを好むのだけど、今回ももあいうえお作文みたいな自己紹介をしてた。

「すごいのS、パフォーマンスのP、iPhoneのI!あっ違った!」

でも、2回目に言った時は過去に常用してた自己紹介とまざっていた。
iPhone >>>>>> Idol な推し…!








spi「蝉が来るとは思わなかったわー。ジジ...だって」


ステージに止まった蝉をすぴさんがむんずと掴んで「歌う?」って聞いてマイクに近づけたり、指に止まったカナブン?を「指輪みたいになってる!」って観客に見せびらかしたりしてました。あの人は蟲使いかなんかなのか???

マイクスタンドに移そうとしたのに離れないカナブン…最終的には飛んでいって、バイバーイ!って手を振ってました。

昆虫が似合う推し…



 

 

 



ライブ中はわたしもほろ酔いご機嫌だったから気づかなかったけど、後から振り返ると推しはテンションがいつもと違うなあと思いました。

しっとり系の曲(少年時代とか)もちょっと強めに歌ってるし、普段のライブより明らかに前のめりというか、パワーが有り余ってる感じ。「手紙」もパワフルに歌い上げる。とにかくアッパー、そしてとても喋りが多い。曲の世界観に浸って余韻を持たせるんじゃなく、被せて喋っちゃう。(いつものライブは曲中にこんなふうに喋らない)

公演中だから「俺TSUEEE」モードになってるのかなーという印象でした。刀ミュのキャストブログで書いていたけど、なるほどこれが公演中のテンション…!って感じ。

 



自分も仕事でアドレナリンがドバドバ出て最高にハイで気持ちよくなることがたまにあるのですが、それが続くとすごく消耗する。ので、よく眠りよく食べ、しっかり休めて次の現場に臨めるといいなあと思いました。




 




推しは自分で場を仕切る時、照れ隠しなのか笑いに持っていこうとする印象があります。小さい男の子みたいでかわいいなーと思うと同時に「またそうやって!!照れ隠しでウェイ!ってする!」とも思う。

いたずら好きの男の子みたいなところもかわいいけど(31歳男性)おちゃらけなくてシャキッとしててもいいんだけどなあー! 恥ずかしがらなくても、トークで間を埋めようとしなくても、そこに立ってるだけで素晴らしいし素敵だし、最高にかっこいいんだけどなー!とも思う。かまわれたがりであまえたがり、自分が愛されてると知ってるわんこを見てかわいい!って思うような気持ちと、オカンみたいな気持ちがいっしょくたになって、見てて心が忙しい。*1

 

ほんとおもしろいなこの人…と感じます。
やることがいちいちこっちの感情を揺さぶってくる。

 

 

 

 

spiお台場ライブ休憩中

spiさんの曲にちなんだ食べ物を

 

 

 

 

でも、推しが堂々としたしっぽり系にジョブチェンジしたらわたしの情緒がやばいので、それはそれで勘弁願いたい気もする。

  


推しがステージに立つ人でほんとよかったなあ。
一定の距離があると、好きだなあ、素敵だなあとただただ思えるのが良い。
(一緒に働く人とか身近な人だと利害関係が発生するのでめんどくさくないですか?)


 

 

 

 



ステージが終わった後は、握手やサインなどの接触イベントがありました。
が、早い時間に参加券が枯れたようで、わたしは未参加。


参加できないことにショックを受けるか?と思いきや、「それはそれでいいか!」と意外とスッキリした気持ちでライブを楽しめました。逆に良かったかもしれない。接触が控えてるとライブ中そわそわしそうだし)


あと、推しのテンションと自分のテンションを振り返ると、しなくてよかったなこれ!?という気もしてきた。
謎テンション(本番真っ最中超アッパー) VS 謎テンション(接触苦手ごきげんほろよい)でうちゅうのほうそくがみだれる…。

 

 

ちなみに接触に苦手意識があるので、事前にこちらのエントリで「どういう接触にしたいか?」と考えていました。めちゃくちゃ良いエントリ!!!必読!!!

次に活かします!

 

 

 



オタクの妄想感が強い話なんだけど、最近はしばしば「意外と気持ちは通じてるのかもな」と思うことや、わたしは今推しと殴り合っている…! ち、ちくしょうめ…!と思うことがあります。だから接触で直接言葉を交わせなかったことにそこまでショックがないのかもしれない。(再度になるが、オタクの妄想感が強い話だと言っておく)


前回の接触から推しと自分の関係性も変化したので、今現在だとどんな接触になるのかなというのは気になってたけど、そこは楽しみが延びたということで。
(推しとオタクの関係性とは?という方はこちらをご覧ください)

 


まあそれはそれとして、同行の友達にメイクと服をかわいいって褒めてもらったので、推しに見せびらかしに行きたい気持ちはありましたね!!(?)
推しからコメントをもらいたいわけじゃなく、「自分が気に入ってる見た目で推しにドヤ!」したいという意味で(???)

 

 

今日はそんな感じ。

感想を抜いたざっくりしたレポ記事は気が向いたら書きます。

 

 

 

 

 

それではみなさま、良い推し事ライフを!

 

 

 

 

 

 

▼激熱!双眼鏡ダイマ記事▼ 

 

この記事経由で買ってくれた方の感想のせましたー!わたしより的確!!

追加の感想もまた載せます。

 

 

 

 

 

▼推し関連記事▼   

 

「ご報告」についてはちょっと今は意見が変わったかな。そのうち書きます。

 

似てるけど別エントリ


 

 

 

 

 

 

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これから書きたい記事・最近書いた記事

今回振り返ったものは一旦整理&円盤後の感想へ

 

・わたしたちはパトロンにはなれない〜誰のための推し事か〜 ★★☆
・わたしは舞台に何を求めているのか〜舞台はテーマパーク、ディズニーととしまえん〜 ★★★★
・イベントってどうすればみんなが幸せになれるんだろうね? ★★★
・オタクと推しと自意識と〜事実と妄想、自覚と無意識〜 ★★★★☆☆

・わからないボックス運用方法

・「お前だって誰かを踏みじにって生きている」 ★★★★☆

・わたしたちは推しを消費している〜ファンと応援というグロテスクな構造〜 ★★★☆☆

 ・自分の意見を伝えるのが怖いあなたへ〜全人類ブログを書こう〜恐怖や悪意との戦い方  ★★★★★★★☆

・キャバクラ・ホストで例える推し事について★

・【気をつけろ、プレの話は燃える】着用報告=自分は推しに気に入られている なのか?★

・BBA、アスペ、メンヘラ 〜スラングを使う心理とデメリット〜
・高額転売に怒る茶の間を揶揄するオタク、視野狭窄になっている

・要望を伝えるのは悪なのか?〜肯定しか許されないという地獄〜★

・わたしの思う「オタク」と「ファン」の言葉の定義
・マシュマロ返信を兼ねて推し方スタンスを改めて

・『普通』じゃない=劣っているという思い込み故に生まれるモンスター

・刀ミュの現場は怖いのか?〜マシュマロ返信〜

・おすすめアイシャドウ記事

 

舞台、イベント感想

メサイア トワイライト ー黄昏の荒野ー感想 ★★★★★★★★★☆☆(たぶん次作とあわせて、メサイアシリーズ全体の感想にします)

・黒ステ感想★

・spiファンイベント「Nonfiction」感想(ネタバレなし)

・トルツメの蜃気楼感想

・【レポ】お台場夏祭りspiフリーミニライブ 

 

 

★ありがとうございまます。★が引用スターで、☆がマシュマロで現状いただいてるリクエストです。

 

 

 

 

 

▼マシュマロやってます▼

気軽にどうぞ。だいたいTwitterで答えてます。

回答スタンスは「丁寧なものには丁寧に、無礼なものにはそれ相応に」

悪意があると感じたもの、無礼なマシュマロなどは有料noteで答えます。(先人の知恵に習う)

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*1:照れ隠しやシャイゆえにウェイ!してるのか、俺TSUEEEモードでウェイ!ってなってるのかは謎。今回は後者かな…

【続】推しの初写真集が出ます AMPHIS spi HARD or SOFT

spi写真集AMPHIS、ハード&ソフト

メディアにはハード&ソフトと紹介されてるけど、特設サイトではハードorソフト…どっちなの?



推しの写真集とお渡し会が開催される喜びについては以前記事をしたためました。 

 

 

 


今回は、【HMV&BOOKS online限定特典】オリジナルブロマイドについてです。



写真集発売の発表の際、特設サイトで公開されていたショットに推しが着衣でバスタブに浸かる写真があったんですよ。もともとわたしは水中に着衣でいる写真が好き、かつ仕事の資料として水中写真などと呼ばれる画像を数百枚単位で収集していたんですね。

水中写真は女性が多め

こんな感じ

 


なので、推しがバスタブに浸かる写真も「ほほう」と思って見たわけです。

あるね、こういうショット。男性でこういうのはめずらしい。今回のテーマが「ハード&ソフト」(公式サイト画像では「"HARD" or "SOFT"」と表記)しているが、これはどっちとして出したのかなあなどと思っていました。



いやーーー、考えが甘かった。甘かったわ…



HMV特典ブロマイドを見て、おや?と思いました。
乾いた髪の推しがバスタブに入っている…
バスタブ…バスタブに推し…?この間もこういう画像あったな?


そこで特設サイトを開き確認です。


こちらのツイートの4枚目ですね

 








特設サイトで公開されている画像


A

  • 推しがバスタブのなかに入っている
  • 推しの首には赤い布がネクタイのように首に巻かれている
  • 推しは赤っぽいジャケットを着ている
  • 推しのジャケットは縦糸と横糸の色が違うもののようである
  • ジャケットの縦糸と横糸の色は白と赤のようである

B

  • バスタブには水が張られている
  • バスタブに張られた水は赤である
  • 推しは首まで水に浸かっている
  • 推しの髪は水に濡れている
  • 推しは髪を撫で付けている


C

C'

  • 水面には泡らしきものが見える






さて、今回のHMV&BOOKS online限定特典オリジナルブロマイドを見てみましょう。

一枚目をご覧ください。

 

 

……ほう…。

Aの要素をクリアしています。
 

 

このとき、わたしは自分の抱いたものがいわゆる「クソデカ感情」というものだとはっきりと自覚しました。混乱した様子をツイートから抜粋します。

 

 

水に濡れた男はだめだっておかあさんあれほど言ったでしょう!!!!?!?!!!! 水はだめ!!!!水に濡れると色っぽいから!!!!! 全人類が恋に落ちる可能性を考えなさいよ!!!!!!!!わかってるの!!?!??!!?!

 

はあー、むり。はい死んだー、ゲームオーバーですさよならーーー。もう今日は閉店ですばいばーい!!!!

 

spiさんと写真集のスタッフいい加減にしてください!!!!!!だめ!!!!!すき!!!!!!!メイのバカ!!!!もう知らない!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

メディアではハード&ソフト、特設サイトではハードorソフト表記になっているAMPHISですが、このバスタブ写真はソフト枠なのかなあ。

ハード方向に振りたいならダークスーツで夜の匂いを出したりダメージデニムで薬やってる風とかできるでしょ…なのに赤い衣装と花……

そもそもバスタブ(空)に着衣で入ってるシチュエーションが好き。それだけでストーリーを感じる。ボロいアパートの狭い浴室、服のままバスタブに入る男…みたいな、事件の匂いがしそうな方向にもできるじゃん…。なのに明るい浴室、猫脚のバスタブ、真鍮の蛇口という…この……この………(言葉を失う



意味のないデザインなんてありえない。
これはものすごく狙ってるし作り込んだ世界観の写真のはず。始まりと終わりだけ渡されて、中間部分を推しが自由に表現していったと思うんだけど。
いま明かされてないその部分を想像したら、かっこよくて悶え死にそうになった。

空のバスタブに水が注がれて服が濡れていく過程、服の上からシャワーをかけるところ、噴き出す水に顔を寄せるところ、溜まった水が赤く染まるのを見つめる姿、水を吸い込んで色が変わるジャケットが肌に張り付くのも、大きい手で顔を覆ってから髪をかきあげて水を拭うのも想像できたのでわたしは死んだ


伏し目がちに花に顔を寄せているかもしれないし、はなびらを口に含んだりしてるかもしれないし、あの…いやほんと……撮影風景が倒錯しすぎてて、想像して死亡した。こんな……こんな写真があってたまるか………ッ!!!


あの、いたずら好きでしてやったりみたいな顔をよくする推しが…カメラの前で自分の魅力を表現しきって、カメラマンもそれを引き出して、逃さないように瞬間を写真に封じ込めて……膨大な量の中から写真をセレクトしてレタッチして紙面に落とし込んで……って過程を想像して震えそうになる。


写真集を見たかのように語っているが、当然すべて妄想であり、まだ見てません。というかまだ印刷がまだすんでない可能性もあるが……
 
 
 

spi写真集AMPHISのやばさ

その時、わたしの息の根を止めるマシュマロが!

 

 

いや待って? それは伊万里くんの場合であり、推しの場合はほら、違う映像かもしれないじゃないですか…全編iPhoneの自撮りで武田鉄矢のモノマネとか…ほら…そういう……

 


胃が痛くなってきた。こわい…あの男(推し)がこわい……破壊力が強すぎる……。そんな…なんで撮影してからしれっと日常生活をおくれてるの…(?)
色校見て「えーーー、これ良くない??」とかニカーッ!って笑ってタピオカとか飲みながら言ってそう…。驚きとか全然なく……己の魅力を理解しきった顔で満足げに笑ってそう……ウウ………。自分の輪郭を理解した人間が持つ自信と魅力………
 
 

spiさんが飲んでそうなタピオカ

推しはたぶんタピオカがそこそこ好き
 
 

自分の実力を理解して効果的にコントロールする人間にめっぽう弱くてな……。


「推し尊い」とかちっとも理解できなかったけど(だって推しも人じゃん)、HMVのブロマイドから連想したあれこれで、その一端を理解できた気がする……。なるほど、これが“尊い”………
 
 
 

 

徐々に混乱し始めるオタク

 

 

 

 

イッヌというのはわたしの愛するティッシュケースです。元々は推し発

 

 

 

 えーーー、でもこんな想像なんて軽々超えてくるんでしょう???知ってるーーー!!!!! えーーー、関係者全員天才じゃない……?どうすればいいの? アッ、写真集を買えば課金ができる……?えっ、そんな……いいんですか…?

 

 


お賽銭を入れたら無料で写真集とブロマイドがもらえる…??さらに推しから直接…?手渡ししてもらえるの…??? えっ、なにそのシステム……

 

 一旦クールダウンを試みる

 

 

 

 

 

写真一枚でこんなに混乱するなんて、推しの第一回ファンミ後みたいだなと思いました。とにかくすごいな!全力でボコボコにされました。

臨場感あふれる混乱した感じの記事を後のために残しておきます。

 

しかも明日接触なんだよな。死。死しか見えない。

 

 

 

 

 

それではみなさま、良い推し事ライフを!

(混乱しつついつもの締め)

 

 

 

 


 

 

 

▼激熱!双眼鏡ダイマ記事▼ 

 

記事更新しました。この記事経由で買ってくれた方の感想のせましたー!わたしより的確!!

 

 

 

▼推し関連記事▼   
 

 

「ご報告」についてはちょっと今は意見が変わったかな。そのうち書きます。


 

 

▼編集をやってるブログ▼    

 

 

これから書きたい記事・最近書いた記事

今回振り返ったものは一旦整理&円盤後の感想へ

 

・わたしたちはパトロンにはなれない〜誰のための推し事か〜 ★★☆
・わたしは舞台に何を求めているのか〜舞台はテーマパーク、ディズニーととしまえん〜 ★★★★
・イベントってどうすればみんなが幸せになれるんだろうね? ★★★
・オタクと推しと自意識と〜事実と妄想、自覚と無意識〜 ★★★★☆☆

・わからないボックス運用方法

・「お前だって誰かを踏みじにって生きている」 ★★★★☆

・わたしたちは推しを消費している〜ファンと応援というグロテスクな構造〜 ★★★☆☆

 ・自分の意見を伝えるのが怖いあなたへ〜全人類ブログを書こう〜恐怖や悪意との戦い方  ★★★★★★☆

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葵咲本紀から考える、刀ミュ世界観考察 〜三日月宗近という機能の謎〜

三日月宗近という機能の考察

公式に似せて作った背景画像(書体も同じ)(暇か?)




銀河劇場で複数回葵咲本紀を観劇し、現時点で感じた刀ミュの考察です。今日二回目の更新です。
感想はまた別エントリで。今回のエントリは、つはものと葵咲本紀を観ていないと完全に何を言っているかわからないのでお気をつけください。

また、考察はこちらにもあります。これもネタバレ。

 

 

 




いきなり結論から行くので、ちょっと改行します。戻るなら今のうちだぞ。





 

 

 















結論

刀ミュの世界って、「三日月宗近という機能」が歴史修正主義者と刀剣男士そのものを生み出した源なのでは…?


 




今回のエントリの目次です

 

 






前提

 

  • 三日月宗近は同じ時代に複数回跳び、同一人物に何度も接触をしている
  • 一つの時間軸ではなく、複数の時間軸で「もののべ」に接している

この推測をもとに話しているので、下記をあわせてご覧いただくとスムーズかと思います。

 

 

刀剣男士と時間遡行軍の戦いについて

時間遡行軍と刀剣男士の戦い

まず、時間遡行軍と刀剣男士の戦いについて。
過去の任意の地点で歴史修正主義者が歴史に干渉→歴史改編を企てます。それを防ぎ、本来あるべき歴史を守るため刀剣男士は戦っています。

 

 

 

 

 


刀ミュ世界の時間の流れについて

刀ミュ歴史の流れについて


つはものどもがゆめのあとで、三日月は同じ時代に何度も跳び、泰衡に複数回接触している。付喪神由来の力を使って操るのではなく、時間をかけ、言葉を重ね、彼と関係を深めている。そして同時に並行世界のたくさんの泰衡とも関係を築いてるとわたしは思いました。

 

三日月は、この出陣で藤原泰衡に数度干渉します。 そして「本来あるべき歴史」を全て彼に告げる。 初対面のはずなのに自分は友だと告げ親しげに振る舞う三日月に、 はじめは猜疑心を隠せない泰衡でしたが、最終的には自分の運命を受け入れます。 戦の天才である義経が生き延びると、この先血塗られた歴史が展開される。 正しい歴史を守るには、自分が義経を殺さなければならないという選択を。 義経を殺したくないと苦悩する泰衡が、運命を受け入れること。 自分の死後、蓮の花を供えて欲しい(※)と泰衡に託されるほどの信頼関係を築くまでに、いったい三日月はどれほど心を砕いたのでしょうか。 ※泰衡の首桶からは蓮の種が発見され、1995年に発芽、泰衡没後811年後の2000年に開花に至ったそうです。

泰衡は「その気になれば三日月殿は自分を操ることもできたはず」と言っています。 なので、三日月は自分の態度と言葉だけで、彼を正史へと導いたことになります。

【19.08.04追記】刀ミュ「つはものどもがゆめのあと」感想と考察 - 晴れた日のねどこ

 

三日月は、今回の出陣で初めて泰衡に接触した際、 彼に対し友のように振る舞いました。 そして、過去に幾度も泰衡に会い、言葉を交わしたかのような発言をしています。 このことから、三日月宗近は今回だけでなく、 何度も時間遡行を繰り返している可能性が高い。 おそらく過去の出陣でも審神者に告げず、単独で歴史に干渉していると思われます。

【19.08.04追記】刀ミュ「つはものどもがゆめのあと」感想と考察 - 晴れた日のねどこ

 



今作も同じく、「葵咲本紀の信康さん」以外の信康さんにも何度も接触していたんじゃないか。信康さんは三日月について「その方はわたしを友と呼び〜」と言っている。つまり、三日月は何度も信康さん(と貞愛)に接触しており、「葵咲本紀の信康さん」に会った時点で既に「友」と呼べる存在なのかなと。

 

葵咲本紀考察。三日月宗近という機能

 

 

 



刀剣男士の存在を明かした人物について「いったい誰がそのようなことを」と蜻蛉切が言った時、信康さんは名前は聞いていないと言いました。が、物語の最後で三日月の姿が投影された時、信康さんは「三日月殿は」とはっきり口にしてる。つまり三日月から本人の名を出すことを口止めされているんですよね。

三日月との信頼関係ができていなければ、信康さんは蜻蛉切、村正に彼の名前を出したはず。つまり葵咲本紀でも、三日月は複数回「物部」に接触を繰り返し、気の遠くなるような時間をかけ、彼らと対話を重ね信頼関係を築いたと思われます。






三日月宗近は「歴史改変」をしていない


過去へ行き、人間にその後の歴史や刀剣男士の存在を伝える三日月宗近
そこにだけフォーカスすると、その行為は明石の言うように歴史改変のように思えます。だが彼の目的はあくまでも「現世に伝わる歴史の流れ変えないこと」だと感じました。

 

三日月が重視するのは「歴史」そのもの。 彼は自分が思う方法で未来へ繋がる歴史を守ろうとします。 結果として、それが「積極的に歴史に干渉する=時間遡行軍と同じ行動」 になったとしても、目的のためには手段を選ばない。

【19.08.04追記】刀ミュ「つはものどもがゆめのあと」感想と考察 - 晴れた日のねどこ

 

歴史とは過去の出来事であり、現代に伝わる史実=真実とは限らない。何が正しいかどうかははっきりとはわからないことも多い。*1

歴史には様々な説があります。 未来に生きるわたしたちには、それが史実なのか伝承なのかを確かめる術はありません(確かめるために学問が発展したのだろうな、と思います)

三日月宗近は、史実と違う行動も意に介さない。 最終的に自分の知る歴史を守れればいい。 結果が同じならば多少の違いは異説として処理されるし、 自分が未来に存在することには変わりがないからです。 歴史は水のようなもの。 湧き出た水は流れ、分岐することがあっても、最終的に海へとたどり着く。 三日月が守りたいのは、その最終的な部分です。

【19.08.04追記】刀ミュ「つはものどもがゆめのあと」感想と考察 - 晴れた日のねどこ

 

 


多少の歴史の揺らぎは三日月にとっては許容範囲なのだろうと思います。

例えば源義経は自害した説が主流だけど、北方で生き延びたとか義経ジンギスカン説とかありますよね。

 

 






刀ミュ世界の付喪神について


今作で、篭手切江に明石は問う。

「刀剣男士と時間遡行軍の違いはあるのか?」

篭手切江が答えたように、そこに違いはない。

 


刀ミュ世界の付喪神は3パターンあるのかなと思う。

付喪神について。刀剣男士と遡行軍とその他



①の刀剣男士

審神者なる者とは、眠っている物の想い、心を目覚めさせ、自ら戦う力を与え、振るわせる、技を持つ者”
刀剣乱舞絢爛図録より)


眠っている物=付喪神 を刀剣男士としてこの世に顕現させる、それが審神者




②の時間遡行軍

“歴史の改変を目論む「歴史修正主義者」によって過去への攻撃が始まった”
刀剣乱舞絢爛図録より)


歴史修正主義者=時間遡行軍なのかは不明。
審神者のように「技」により付喪神を遡行軍の形に顕現させたのか、それ以外なのかは明らかにされていない。(話がそれるけど刀剣男士が闇堕ちして遡行軍になる説好きです。蜻蛉切と遡行軍の槍のイラストって、共通具合やばいよね)

歴史改変のために過去に干渉する者、それが時間遡行軍。




③持ち主の想いに感応し、持ち主を操る付喪神

葵咲本紀でいうところの「先輩」
(阿津賀志、阿津賀志巴里もこの系譜だと思うけど、後者では「感応した」って部分が削られてるらしいので、今回は無視します。今度過去作を見直しておく)




今回、②歴史修正主義者の標的、③の「先輩」の発動が同時だったので、結城秀康が②を従えたような形になっていた。歴史修正主義者が③を感知して結城秀康に狙いを定めたのか、「先輩」に干渉して秀康を操ったのか、因果関係は不明)

 


なんで人間の結城秀康があちら側に!?と村正と蜻蛉切は驚いていたけど、篭手切江の「ものに宿る気持ちが人の心に感応してしまうことがある」という台詞から、こういうことは稀にあるのではないか?と思った。


 

 

 


人間の持つ強い気持ちに感応して、付喪神が人間を操る。
それが時間遡行軍が存在する前の過去にもあったとしたら?
その度に「三日月宗近という機能」が発動して、歴史を正史に導いてきたんじゃ…?



 

 




三日月宗近という機能」の起源は?


今作の鶴丸のラストのセリフ「この世界には三日月宗近という機能がある」
この機能って、いつからできたものなんだろう?


刀剣乱舞の世界観について、原典のゲーム刀剣乱舞刀剣乱舞絢爛図録」から抜粋する

 

 

“歴史の改変を目論む「歴史修正主義者」によって過去への攻撃が始まった。
時の政府は、それを阻止するため「審神者」なる者を各時代へと送り出す。(中略)
付喪神「刀剣男士」と共に歴史を守るため、審神者なる者は過去へ飛ぶ──”

 


劇中で、刀剣男士の存在を人間に知らせることを「そんなん歴史改変や」と明石は言っている。でもこれ、本当にそうなのかな?

 

 三日月宗近は、史実と違う行動も意に介さない。 最終的に自分の知る歴史を守れればいい。 結果が同じならば多少の違いは異説として処理されるし、 自分が未来に存在することには変わりがないからです。 歴史は水のようなもの。 湧き出た水は流れ、分岐することがあっても、最終的に海へとたどり着く。 三日月が守りたいのは、その最終的な部分です。

【19.08.04追記】刀ミュ「つはものどもがゆめのあと」感想と考察 - 晴れた日のねどこ

 

再掲ですが、わたしがつはもので抱いた感想です。


三日月の目的はあくまでも2205年に連なる歴史を守ること。そのためには人間への多少の干渉は厭わない。遡行軍とは全く立ち位置が異なる。
明石は時間遡行軍と三日月を同列に語って歴史改変だと言っていたけど、例えば「三日月宗近という機能」が「遡行軍が現れる前に存在していたら」どうなんだろう?





刀剣乱舞の世界での順番は

  1. 歴史修正主義者が歴史改変を目論み、過去へ攻撃を始める
  2. 政府が審神者(刀剣男士)を過去へ送り、歴史改変を阻止する

だけど、刀ミュでの付喪神については先に語った通り、どうも3パターンあるらしい。




審神者がいなかったら三日月宗近も存在しない。
じゃあ「三日月宗近という機能」ってなんなの?と考えたんだけど。


政府に仕える審神者でなくとも、審神者の能力を持つ人はいるのかもしれない。
その存在が「三日月宗近のようなもの」を生み出し、歴史を正史へと導く「三日月宗近という機能の祖」ができた…って考え方もできるんじゃないかなあ。

 

 

 



三日月宗近という機能」とは何か?


まどマギって見たことあります?

 

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作中に、バッドエンドをやり直すため時間遡行を繰り返すキャラが出てくるんだけど。
彼女のその行動で因果が蓄積され、強大な敵を作り上げてしまうんですよ。

刀ミュの世界観もそんな感じでは?とふと思った。


三日月宗近システムであらゆる世界線の改変を防いできた過去がある。が、因果が蓄積され(あるいは三日月の行動を悪用すればと気付かれ)歴史修正主義者が生まれる。


そこから政府に管理された審神者、刀剣男士が生まれ、彼らは歴史を守る戦いに挑む…とか。そんな妄想をしました。




なんにせよ、刀ミュ世界で三日月はキーパーソンなのは間違いない。あの世界の成り立ち自体に関わる人物なんじゃないかなあ。なんで他のキャラじゃなく三日月なのか?というと、歴史が古いからヒトの想いを集めやすかった、天下五剣で神格が高い、とかなのかなあ。


それかゲームの主要キャラだからかな!?みたいなメタな理由しか思い浮かばないや。

 

 


トンデモだなあと思いつつ、そんなことをつらつらと考えました。

 

 

 

余談1

もののべって歴史の一部じゃなく、今後の歴史大半を語られてる可能性ない…? おてぎねと永見貞愛の歌で思ったんだけど。おてぎねって、焼失の恐怖を今作で度々出してたよね。貞愛はおてぎね焼失をわかってて「俺が覚えておく」って言ったのなら泣けるな…。

 

 

余談2

刀ミュって清光単騎前あたりから本格的にシリーズを視野に入れ始めたのかと個人的に思ってる。だからこそ三日月の歴史人物への干渉(つはもの)を描いたり、歴史人物キャストへのフィーチャーが強まったり(むすはじ)、つはものの伏線を巻き取るために阿津賀志巴里やみほとせ再演をやって、今作につなげたのかなーって。


で、今後は「刀剣男士の物語」じゃなく「歴史上人物と刀剣男士と心の物語」になっていくのかしら、と思いました。歴史キャストの見せ場も増えてるし、「心」について触れてるし。

新しい展開を感じさせて、どうなっていくか楽しみだなー。
この辺のシリーズ展開とか、刀ミュ全体に関しての考察?についてはまた別エントリで。

 

 

 

 

それではみなさま、良い推し事ライフを!

 

 

 

 

 

 

 

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これから書きたい記事・最近書いた記事

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・わたしたちはパトロンにはなれない〜誰のための推し事か〜 ★★☆
・わたしは舞台に何を求めているのか〜舞台はテーマパーク、ディズニーととしまえん〜 ★★★★
・イベントってどうすればみんなが幸せになれるんだろうね? ★★★
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・マシュマロ返信を兼ねて推し方スタンスを改めて

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舞台、イベント感想

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*1:はじめ、「例えば、ネアンデルタール人が実は猫背じゃなかった…って研究結果が2018年末に発表されてましたよね。でも現代人がサルから進化していった説は変わってない。」って例えを書いたが、あまりにもかけ離れすぎていて消した

ミュージカル刀剣乱舞「葵咲本紀」考察〜鶴丸と明石の謎〜

刀ミュ葵咲本紀、感想と考察①

 

 

ミュージカル刀剣乱舞、葵咲本紀東京公演がもうすぐ終わりますね。
複数回観劇し、現時点で感じた刀ミュの考察①です。このエントリはふせったーからあんまり推敲できてないです。ネタバレあります。

 

その後の感想・考察はこちら

 

  

 

 

 

 

 


鶴丸について


鶴丸は本丸の古参。理由は下記から。

  • 長期遠征に行っていた発言
  • 古株であろう三条などを指し「面構えが変わった」との発言をしている(阿津賀志前、天狼伝前の彼らを知ってると推測できる)

 


鶴丸は「無垢な舞に飢えているんだろう?」と審神者に舞を献上する。これは三日月の思惑を暗に示唆して「自分は味方ですよ」ってポーズなのかと感じた。
ところでこれ、歌詞に「あかし」と出てくるけど、明石の存在にも気づいてるってことを表現してるのかな。(奥の間に通されたあと審神者から彼の話は聞かされているはずだけど、その前から毛色が違う男士に気づいている練度の高さを表現?)

鶴丸審神者側だけど、「びっくりさせてくれる」三日月に敵愾心はない模様。さすが余裕がある刀というべきか、どうにかできるしどうにかする実力と覚悟があるんだろうな(かっこいいな…)





明石国行の謎

 
葵咲本紀で編成された4振の練度の順はおそらく以下の通り。
  1. 鶴丸国永
  2. 明石国行
  3. 御手杵
  4. 篭手切江
 
しかし本丸に来た順はおそらく下記になる。
  1. 鶴丸国永
  2. 御手杵
  3. 篭手切江
  4. 明石国行
 

練度と本丸に来た順について

篭手切江が練度が低いというのは皆感じた事だと思うんだけど、具体的に書くと下記が根拠。
  1. 審神者の前で自分にできるだろうかと言っている
  2. 明石に手がやわらかくてきれい(戦い慣れた手ではない)と言われている
  3. 村正、蜻蛉切に初めましてと挨拶している

①はもしかしたら審神者からモノとヒトの共鳴について話されており、その事についてなのかもしれない。が、②③から顕現して日が浅いというのは予想できる。
 
顕現して日が浅い=練度が低い篭手切江に、明石は新参者だと挨拶している。
が、握手をした際の手のやわらかさから「戦い慣れた手ではない」と暗に練度の低さを指摘している。
 
 
鶴丸の「背後に立つのが得意なのはあんただけじゃない」「手がやわらかい」発言は、明石への明らかな牽制だよね。鶴丸は篭手切江と明石が握手をしていた時、背後で様子を見ており、それを再現した可能性がある。
 
鶴丸と握手をした際、明石は「アイツはバケモンや」と評している。
つまり、練度は鶴丸>>>(越えられない壁)>>>明石>>>>>篭手切江
 
 
「新参者」の刀なのに、篭手切江よりも高練度だと思われる明石国行。
つまり、明石は普通に鍛刀されて来た刀ではないんだと思う。
 
 
 

 

 

 

明石国行の矛盾


三日月が人間に干渉しているのを知っているのが名言されているのは鶴丸、小狐丸、源氏兄弟(つはものより)。明石は三日月が干渉者だと知ってるかは明言されてない。
明石は「三日月宗近という機能」が歴史改変に当たらないかどうか、政府から見張る役割として送り込まれた存在なのかなあ。(それだと「まだ終わってへん、最後まで見届ける」という発言にも合点がいく)



でも、そう考えると矛盾があるんですよ。
明石は結城秀康を操る刀、篭手切江が「先輩」と呼ぶ刀を破壊しようとした。でも歴史を守りたいなら、「先輩」を助ける篭手切江の行動を尊重しないといけないはずだよね。

 

 

自分に縁があるもの、歴史に名を残すもの、だから助けたい?


みたいなことを明石は篭手切江に言ってる。多分、明石は「先輩」が何者なのか理解していると思う。
明石が歴史改変を防ぐ存在として政府から派遣されたなら、「先輩」の破壊を試みるのは矛盾がある。つまり、明石は歴史改変を防ぎたいが、それを忠実に守るわけではなく、自分の意思も考えも持って動く存在ってことなのか?



ちなみにラスト近く、明石が「まあ、もう少し見守りましょか」と言って舞台下手にはけていく場面がありますよね。あの時、明石はオフマイクで何か喋ってるんですよ。はっきり口が動いている。明石…何を喋っているの…(唇の動きを読もうとしたが無理だった)








つはもので審神者は源氏に三日月を監視させた=「三日月宗近という機能」に気づいてるってことですよね。審神者三日月宗近システムをどう思っているのか。


ここでちょっと触れたけど、刀剣男士とは?時間遡行軍とは?みたいな話になってくるのかなー。

 

 

 

 

次のエントリは「三日月宗近という機能」についての考察です。

 

 

 

 

それではみなさま、良い推し事ライフを!
 
すぐに次のエントリ書くけどな!
 
 
 
 
 
 

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推しの初写真集が出ます。AMPHIS vol.2 spi "HARD" or "SOFT"

spi写真集AMPHISが出ます!





推しの!写真集が!!出ます!!!!!!!
推しの告知ツイートを見て飛び上がりそうになりました。

 

 

 

 

テーマは"HARD" or "SOFT"
ハードとソフトの両極というのがまず、推しっぽい。
過去、演出家藤田俊太郎さんからも「聖と俗が同居したような人」と評され、ファンの自分から見てもナイーヴな部分と大胆な部分、パリピな部分とナードっぽい部分を持ち合わせた極端に振れ幅が大きい推し。
テーマが本人のアイデアも加味されているのか企画者主体かはわかりませんが、あまりにも解釈が一致しすぎており、ありがたさのあまり1日5回礼拝を始めてしまいそうです(この場合の聖地はどこになるのか)



舞台以外では、大体笑っている印象が強い推し。ニカーッと明るく笑っていたり、してやったり!というようないたずら好きの子どもみたいな表情だったり、17歳女子高生アイドルのようにはにかんでいたり。
ふざけている事も多くて、芸人みたいにボケてツッコミを入れられて大喜びしたり、わけがわからない武田鉄也のモノマネを始めたり(似ている)、人懐っこい大型犬みたいにはしゃいでる姿を見ると、無垢なものに触れたような、ふわーっとした気持ちになります。

普段、身体のおっきいかわいらしい生き物みたいな気持ちで見ているので、被写体としての魅力を惜しげもなくフルに発揮した写真を見るとびっくりします。

 


色気が…すごい…!!


あーそうか忘れてた、この人30過ぎた大人だったわ…。骨格と体格がしっかりしているのでぱっと見で気づきづらいけど、実はべらぼうに均整が取れた顔立ちの人間だった…。しかもモデルもやってたから表現の幅が広い…。

 


公開された写真を見て頭を抱えました。(ツイートについてるやつじゃなくて特典ブロマイドなどについて話してます).

露出した肌に刻まれたタトゥ(シール)を見せつけ、眼光鋭くこちらを睨みつける写真。女性的なアンニュイな表情で純真さを醸しつつ、シャツから透けるタトゥの二面性があやうく、破壊力の高い写真。ふんわりした表情で愛犬を抱く、やさしい好青年のような写真。

バスタブに着衣で浸かる写真も良いですね…。
こういう写真を仕事で数百枚集めたことがありますが、水中写真やバスタブに着衣で浸かる画像って、圧倒的に女性が多いんですよ。9割女性。男性が写っているものは水中ウェディング、バスタブに浸かる写真は男性だとダークスーツがほとんど。
そこをあえて、男性である推しが赤い衣装をまとい、バスタブに浸かり、花を散らせている…!

 

男性が見せる女性性、女性が見せる男性性にめっぽう弱い。ギャップにもとことん弱い…つまりもう、サンドバッグです。ウィリアム・W・スピアマン4世に滅多打ちにされてます。


えーーー、しかもこれ以外のテイストの写真もあるんでしょう…?
死。死しか見えない。合唱。

 

 

 




なんかさ、写真集って世の中に掃いて捨てるほど存在してるし、皆あたり前に享受してるじゃないですか。でも、写真集が写真集として成立するって、ものすごいことだと思うんです。

まず、被写体として振舞うのってすごく難しい。こういうコンセプトががっつりしたものだと、素人だと何カットも取るのは無理。身体の向きや細かいポージングを指示してもらわないと構図が決まらない。そもそも普通の人って他人から見られる意識に乏しいし*1、自分の身体のコントロールが上手くできない*2
(その辺って、プロに写真を撮って貰ったことがある、あるいはコスプレの撮影経験がある人ならなんとなく理解できるかもしれない)


モデルや役者はその辺の自己の俯瞰能力が飛び抜けて高く、動きの引き出しもたくさんあるんだろうなあ…と思います。モデルの撮影風景なんてすごいもんね。顔もポーズも表情も、くるくる切り変わる。
推しはモデル経験と身体能力の高さ、役者として培った表現力を遺憾無く発揮して、被写体として写真に収まったのだろう…と思います。

それを考えただけで、えーーー、推し、好き……。好き!!!!!! って枕に顔を埋めて叫びだしたくなる。セルフプロデュースに長けた人間にめっぽう才能に弱い。いやセルフプロデュースじゃないですけどこれ。

無編集メイキング映像くださいこっちで編集します…(???)



カメラマン、スタイリスト、ヘアメイク、デザイナー、ディレクター、編集、その他関わったすべての人に賛辞を送りたい…。やはり一日5回の礼拝を…???
 
 
 
 

関連ツイート

はあ、五体投地

 

 

 

 

 
 
葵咲本紀もライブも歌合もお渡し会もあって、推しの過剰摂取で財布もろとも死んでしまいそうです。
 
 
 
 
それではみなさま、良い推し事ライフを!
 
 
 
 
 
 
 

▼激熱!双眼鏡ダイマ記事▼ 

 

記事更新しました。葵咲本紀もこの双眼鏡で観てます。最近少し値上がりしてしまった。が、変わらずおすすめする双眼鏡。

 

 

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今回振り返ったものは一旦整理&円盤後の感想へ

 

・わたしたちはパトロンにはなれない〜誰のための推し事か〜 ★★☆
・わたしは舞台に何を求めているのか〜舞台はテーマパーク、ディズニーととしまえん〜 ★★★★
・イベントってどうすればみんなが幸せになれるんだろうね? ★★★
・オタクと推しと自意識と〜事実と妄想、自覚と無意識〜 ★★★★☆☆

・わからないボックス運用方法

・「お前だって誰かを踏みじにって生きている」 ★★★★☆

・わたしたちは推しを消費している〜ファンと応援というグロテスクな構造〜 ★★★☆☆

 ・自分の意見を伝えるのが怖いあなたへ〜全人類ブログを書こう〜恐怖や悪意との戦い方  ★★★★★★☆

・キャバクラ・ホストで例える推し事について★

・【気をつけろ、プレの話は燃える】着用報告=自分は推しに気に入られている なのか?★

・BBA、アスペ、メンヘラ 〜スラングを使う心理とデメリット〜
・高額転売に怒る茶の間を揶揄するオタク、視野狭窄になっている

・要望を伝えるのは悪なのか?〜肯定しか許されないという地獄〜★

・わたしの思う「オタク」と「ファン」の言葉の定義
・マシュマロ返信を兼ねて推し方スタンスを改めて

・『普通』じゃない=劣っているという思い込み故に生まれるモンスター

 

 

舞台、イベント感想

メサイア トワイライト ー黄昏の荒野ー感想 ★★★★★★★★★☆☆(たぶん次作とあわせて、メサイアシリーズ全体の感想にします)

・黒ステ感想★

・spiファンイベント「Nonfiction」感想(ネタバレなし)

・トルツメの蜃気楼感想

  

 

★ありがとうございまます。★が引用スターで、☆がマシュマロで現状いただいてるリクエストです。

 

 

 

 

 


 

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気軽にどうぞ。だいたいTwitterで答えてます。

回答スタンスは「丁寧なものには丁寧に、無礼なものにはそれ相応に」

悪意があると感じたもの、無礼なマシュマロなどは有料noteで答えます。(先人の知恵に習う)

こまめに確認してないので、急いで何か聞きたかったり議論討論したかったらリプかDMをください。 ふわふわなのうれしい(甘え)

 

簡易返信。

観劇の際ほかの人が気になるか?というマシュマロ見ましたー。基本他人を見てないので気にならないです。詳しくはそのうちTwitterで答えます!

 

 

 

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*1:意識してたとしても顔面、真正面からのみの人が多いんじゃないか

*2:舞踊に造詣があるとその辺がうまい

夜明け前がいちばん暗い

オタクは心が乱れがち。現場前の謎の病み

 


やりたいこと、やらないといけないこともあるが、時間と気力がない。

 


オタクって大変じゃないですか?
生きてるだけで大変だし偉いのに、推し事とお仕事をしてるんですよ? これは大変な事です。大変だしえらい。自分で自分を褒めます。えらい。
ほかのオタクもがんばっててえらい。褒めます。えらい。みんな生きてるだけで満点。



週末、いよいよ推し出演の公演が始まります。長期間の現場です。その次の現場も長期間。両方あわせて計5ヶ月。うれしい反面、煩雑なあれこれの手配で削られる精神と体力ゲージ。


体力、精神力、時間、お金。
それらをテーブルの上に並べて、情熱と執念とスケジュール調整力を使い、パズルのように組み合わせて推し事に励む。



自分はふんわりオタクなのですが、ふんわり故に色々を決めることに疲弊します。
茶の間ではない。が、ガッツでは到底ない*1
そんなふんわりオタクは、選択肢が多い。

一公演観られたらいい、遠征はしない とか
手持ちのチケット分だけ観る とか
遠征先で仕事するのでウイークリーマンション借ります とか
バチっと決められたらいいんだけど、まあ決められない。


自分の基準がしっかりと定まっている、もしくは資源がふんだんにある/全くなければ選択肢が絞りやすい。が、わたしは刹那をふわふわ生きており、しっかりとした意思も持たずステータス値も中庸なため、どうにも色々な選択が苦手である。「ちょっと体力的にきびしいかもしれないけど行けるか!行こう!」みたいに、可能性があれば手を伸ばしたくなる。
良く言えばチャレンジ精神があり粘り強い。悪く言えば現状把握が下手なあきらめの悪い馬鹿。*2



つらつらと書いていますが、具体的な話をすると遠征のチケットを増やすか否かで唸っているところです。コンスタントに推しを観たいじゃん?でも増やしたら宿とか交通手段の検討が必要じゃん?そもそも増やせるかがまだ謎だしな。

ここから5ヶ月、チケット探し続けるのか!と考えると、はじまる前に「あれっ、これはおおごとでは!?」と思いました。
まあショーマストゴーオンですよ(?) なんだかんだで始まったらアドレナリン全開で走り抜けるんだろうけど、持久戦なので…気を確かに持って挑まねばならない…。


夜明け前が一番暗いように、はじまる前にちょっと停滞する事あるよねーーー!みたいな話でした。特にオチはない。











それではみなさま、良い推し事ライフを!


気を確かに持ち命は大事にしましょう。

 



おまけ。

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資料を広げながら刀ミュ衣装萌え語りを文字起こしする図

ミュージカル刀剣乱舞 三百年の子守唄初演衣装について、円盤とブロマイドと図録をもとに5時間半語ってきました。こっち↓のブログでそのうち書きます。無限に語れるデザイン…やばいな…

 

 

 

 

 

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・マシュマロ返信を兼ねて推し方スタンスを改めて

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舞台、イベント感想

メサイア トワイライト ー黄昏の荒野ー感想 ★★★★★★★★★☆☆(たぶん次作とあわせて、メサイアシリーズ全体の感想にします)

・黒ステ感想★

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*1:わたしのガッツ基準は、全通〜出席率9割です。ジャンルによってこの難易度は当然変わるけど、刀でこのくらいやれる人がガッツだと思ってます

*2:医者に無理をするなと言われている。