晴れた日のねどこ

答えの出ないことばかり考えている

パッションのまま推しをプレゼンする

 

こういうツイートが回っていたので答えました。
加筆修正して記事としてUPします。

 

 


1.推しの名前
spiさん。ひらがなだとかわいい。すぴ。
カタカナだと若干間抜けな感じがする。スピ。
「すぴさん」って響き、かわいくないですか?
抜け感のあるサ行に挟まれた破裂音の「ぴ」
清涼感とキュートさが同居した名前ですね。


フルネームだとかわいい顔が隠れてます。ウィリアム・W・スピアマン4世。・W・ ←かわいい! 本人の口角が上がった口にも似ています。名は体を表す!!!!!

英語表記だとSpearman Worthington William 4th
Spearman…槍士
Worthington(worthy to)…値する
William→Wilhelm(ドイツ語)…古高ドイツ語 Willahelm に由来し、Willa は「意志」、helm は「兜」の 意味

本人曰く「槍士に値する意志の兜 4世」

強そうだし槍が使えなくなったらヘッドバッドを繰り出してきそうです。
かっこいい。




2.推しの特徴
演出家の藤田俊太郎さんが仰っていた「聖と俗が同居したような人」、太田基裕さんが言っていた「繊細と大胆を行き来している」というような、振れ幅が大きい人だと思う。
赤ちゃんみたいなピュアさを感じる稀有な30歳男性。






3.一番好きなところ
訳がわからないところ。
人間って複雑でいろんな面があるから、一概に「こういう人」と言うのは難しいじゃないですか。でもずっと見ていると、こういう人かなあ…とおぼろげながらわかったりはすると思います。特に人前に立つ職業だと、どう見られるかをある程度コントロールをすると思うし。

だけど推しはそういう類別ができない。とにかく振れ幅が大きすぎる印象があります。
繊細なのに大胆、おおざっぱなのに妙なこだわりがある、ピュアなのに計算高い、お調子者なのに臆病なところがあったり、赤ちゃんみたいににこにこ笑うに時々はっとするほど男っぽい。
構成する要素が複雑すぎて、知れば知るほどよくわからない人だなと思う(もちろんファンに見せてるのなんて限られた面でしかないんだろうけど)。

底が見えない感じで、そこがすごく好きだし興味深い。




4.好きになったきっかけ
直接のきっかけは2017年のファンイベント。
それ以前から演技で気になっていたものの、このイベントで自ら「ファンと俳優」の壁を壊しにくる姿勢に衝撃を受けました。この人の頭の中を知りたいし、この人がこれからどうなっていくのか、どういう姿を見せてくれるんだろうか…と気になって、推しになりました。






5.推しが歌う一番好きな歌(なければ髪型)
 
ワンダイレクションのStory of My Lifeはすごく気持ちよさそうに歌っててこっちも楽しくなる。この曲で推しは手拍子のタイミングを指示して観客とコミュニケーションを取るんだけど、本当に観客の反応を見るのが大好きだよねえ…と見てて感じる。にこにこしてて、ステージのライトだけじゃなくてぴかぴか光って見える。
歌って、笑って、うれしそうに楽しそうに、幸せそうにしてる。
 
 
 
本人(が演じた役)の歌ならReal loveかな。
これも歌っててすごく気持ちよさそうで、ああ、この人は歌を歌うのが好きなんだなあ…人前に立つのが好きなんだなあ…この人を好きになって、幸せそうに歌う姿を観れてよかったな…と思う。

好きな髪型…、最近の長めの前髪は上げてかっちり決めても良いし、下ろしてくしゃくしゃになってても良い。一粒で二度おいしい。でも短髪も素敵です。彫りの深い額から鼻梁のラインがよく見えるので。





6.推しのここがかっこいい
板の上でのトラブルに強い。舞台の神様に愛されてると感じる。

2017年、広州で行われた真剣乱舞祭のソロ曲の歌唱中、サビ中にワンテンポ入るのが遅れたことがあった(意図してなのかトラブルなのかはわからない。でも多分一瞬飛んじゃったんじゃないかなあと思ってる)
前日の公演でステージから降りる時に足を踏み外したこともあり、体調が悪いのでは?と心配していたところでの出来事で、ぞっとしてしまった。無声部分がすごく長く感じた。
一体どうなるんだと肝を冷やした直後、本来のメロディ+歌詞の組み合わせを一音ずつ後ろにズラして歌うフェイクで乗り切るというあまりにも鮮やかなリカバリを見せてくれ、心の底から歓声をあげた。
めっっっっちゃくちゃかっこよかった…。ものっすごく興奮した。


 


7.推しのここがかわいい
自分が愛されてると心の底から思っているのでは!?と感じさせる3歳児のような無邪気さ。ある意味では暴君ぽさがある(褒めてる)

めっちゃ寝ぐせついてるし、言うても年相応のおっさんみたいなところ結構あるで?と思うんだけど、屈託のない笑い声や、あふれでるワンコ感(ぼくの事好きなの!?ぼくも好きーー!!こっち見て見てーーー!!!!みたいな感じ…)を見てると、か、か、かわいい…と降伏。おかしいな、186cm、靴のサイズ29.5cm(ほぼ定規)、すぐにひげひげしくなってるのに、なぜ…なぜかわいく感じてしまうのか…。あざとい。天然であざとい。
かわいいと見せかけて、自分の手のひらの上でファンが思惑通りに転がってるのを見て悪い顔で笑ってたりするのでたちが悪いと思う。そこも込みで悪童のようでかわいい。
おかしいな、186cmなのに…なぜ…?

体当たりで「好き」を表現しそうな感じなのに「自分も心が青タンだらけだ」と言うあたり、「えっ、傷つけられてもなお人間を信じようとしてしまうの!!!!ピュアネス100%…!!?!!?」と感じてそこもかわいい(推しを野生動物のように語るのはやめよう)





8.感じ一文字で例えると(理由も)
「謎」
振れ幅が大きすぎてよくわからない。知れば知るほど謎が深まる。複雑。本人も自分の特性を理解しようと努力しつつ、把握しきれてないところがあるんじゃ…??と勝手に思ってる。大胆なパフォーマーと繊細なナードの両極な面があって、その割合がわからない。きれいに混ざり合ってなくて、ムラがありすぎる印象がある。だから見てておもしろい。


 

9.直して欲しいところ
迂闊な言動や位置情報がガバガバなところ。
事務所所属だったらSNSの発言を管理されるんじゃ…?くらい迂闊な言動をたまにするので、見てて肝が冷える。そこは永遠に解釈違いだと思う。
(あまりにも…という時は手紙に書いたりはする。リアルタイムでSNSを更新したら危ないですよとか)(小学生に向けてのSNS講座みたいだな…)


 


10.色に例えるなら
無色。どんな色にもなりうる変幻自在な感じ。
ナードから荒くれ者まで幅広く演じられるから、何色にも染まらない感じがする。あるいは何色にでも変化できるような。
むりやり色に例えるなら限りなく白に近いグレーかなあ。真っ白ではなく打算もあるけど、なんか無垢に見えるところが。あんまり何色ってイメージがない。

 
 


11.動物に例えるなら
シロクマ。おっきくて白くて手足が太い。一見かわいいけど戦闘力が高い。
もしくはアザラシ。好奇心旺盛で悪い人間に近寄って乱獲されそう。脚を生やして進化するか、動物園みたいなところで保護されてほしい(事務所に入って半放牧みたいな感じでのびのびやってほしい気持ち…)
ちなみに同担の友人との間では、シロクマアイテムを見つけた時は「すぴさん」、アザラシアイテムを見つけた時は「逃げられないタイプのすぴさん」という会話が発生する。(推しは野生動物ではない)

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脚を生やして進化したアザラシ

 
 
 

12.どんな表情が好きか。(理由も)
舞台の上なら怒ってるところ。肌にぱっと赤みが差して、本気で怒ってるみたいでどきっとする。迫力があってこわい。それ以外ならふにゃっと笑ってるところかなあ。
ああーでもこの寝起き不機嫌みたいな顔もぐっとくる…

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13. 推しの名言
「俺はいつでもここ(舞台)にいるから」
「いつでも帰ってきていい」
 
満員のライブハウスで歓声を受けながら、「愛してるなんて今だけでしょ?」とおどけた後、「これが当たり前だと思わないようにしなきゃな…」と噛みしめるように言ってからのこの発言に、胸が詰まった。







14.推しの似顔絵

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似たか…!?


 
 
 



15.あなたにとって推しとは
遠い戦場で似たような戦いに身を投じる、交わる事のない同士。
 
推しは強さも弱さも抱えて、剥き出しで人前に立っているような人だと感じる。
 
自分の弱さを晒すことを厭わない人は強いとわたしは思う。自分もそうありたいと常々思っているけど、そういう生き方って正直きつい。防具とか装備してないから。「E ぬののふく」だから、殴りかかられるとまともに色々を食らう。
それを生き馬の目の抜くような芸事の世界で実践している(ように見える)推しが好きだし、一体何を感じ何を考えてるんだこの人は…!!と思い「ウワァーーー!推しーーー!!」と叫びたくなる。

これは全てわたしの妄想なので、もしかしたら実際は適当でちゃらんぽらんな人かもしれないんだけど、そういうシンパシーを感じさせる魅力があるのは間違いなく、勝手に同士のような気持ちを抱いている。
 
 
自分の中のエモさが極まってる時は上記の感じだけど、そうじゃないときはなんか…おもしろい(興味深い)生き物だな…みたいな…。(どちらにせよ好きです)




 
 
16.推しへの愛を文字数限界まで並べてツイートする
板の上のプロフェッショナルな部分もたまに中身がはみ出てるところも、イベントでの悪童のようなところもしょっちゅう寝癖ついてておじいちゃんの肌着みたいな服着てるのにキメたらめちゃくちゃかっこいいところも、役作りにおける自分の立ち位置や呼吸を合わせる考え方もとても好き!もっと頭のなかを見たいしこれからどうなるか見届けたい。好き!!!!
 
 
 
 
パッションのまま書き綴ったら、あんまりプレゼンになってないですね。
まあいいや。
 
 
 
 
 

次回は多分マシュマロの返信の、「推察をネットで書くのは暴力なのか」みたいな内容を書きます。

 

それでは良い推し事ライフを!
 
 
 
 
 
▼マシュマロやってます▼

 

大体ツイッターで答えてブログで補完してます。

 

 

 

 

 

▼今後書きたい記事メモ▼
・信長の野暮感想
・心臓が濡れる感想
・独鬼感想
・なぜ自分に呪いをかけるのか〜推しとファンとマウントと〜ルッキズムに縛られてしんどそうなオタクの話)
サマエルのしっかりした感想(円盤でおさらいしたし書きたい)
・TMO感想(円盤観たら改めて書く)
・H12感想(この間久しぶりに円盤を見たので)
・推しを自分の核にしてはいけない〜キャバクラで例える若手俳優について〜
・無意識なのか意図的なのかわからないマウントについて
・結局お花ってどうなのよ? 誰のための推し事なのか(諸事情により書かないかもしれない)
・spiファンミから考えた推しについて(イベントはSNS禁止なので感想のみ。)
・渋谷でヤル会フェス感想
・ブログを書く事の功罪

・ジャージーボーイズ感想(地方も行くぞー!)

・属性とレッテル貼りと「わからないボックス」、人と関わる方法(マシュマロ返信)

・質問をすることの恐ろしさ(書くかなーどうかなー)

・映画 教誨師感想(玉置玲央さんに故郷の村を焼いてほしい)