晴れた日のねどこ

答えの出ないことばかり考えている

【ドラフト】若俳サービス残業接触商法とかあれこれ

 

ここからはじまるツイートをテキストで貼付け。覚え書き。

若手俳優SNS更新はサービス残業だよなとか、接触商法による俳優の摩耗だとか、業界の今後とか、俳優を辞めたらどんな道があるのかなとか、終着点を決めずにつらつら考えた記録。

時間あるときにちゃんとまとめる。

 

 

何度でも言うけど、俳優とか人前に立つ職業の人は、もうその道を選んでくれた時点でとてもありがたいし、仕事してる姿に色々もらってるから、ファンのことまで考えなくていいよ!と思う。勝手に好きで勝手について、勝手に財布開きますので。SNSとかブログとか、無料でサービスしなくていいです。

 

 

もちろん新規顧客獲得のためにある程度持ち出しでがんばらないといけないのはわかる。そして自分の事情だけでなく、例えば事務所の方針でやらざるを得ないこともあると思う。だけど、もしも無償労働が負担になるならそんなものは投げ捨ててくれていいよ!と個人的には思います。

 

 

これは俳優の話じゃなくて一般的な話、提供する側/される側という話で考えてもらいたいんだけど「お金を払わないのに何かを要求する層」に注力してると、客層が悪くなるんだよ、確実に。金払いが悪い客にサービスしてると、お金落としてる側へ割くリソースが減る。となると、サービスの質が低下する

 

 

金払いが悪いのに要求だけはする…って人にサービスを提供してたら、お金落としてる側は面白くないよね。「じゃあ正当なサービスを提供するところを選びます」って選択をする人も多い。例えば素晴らしい料理を提供してくれるレストランでも、客層が悪ければ避けるという人はいると思う

 

 

なぜなら「料理ではなく、雰囲気も含めてそこで食事をする時間を楽しみたい」という層がいるから。その層が脱落するのは割と痛手。
わたしは仕事する上で、全ての要望を拾い上げる必要はないと思ってる。取捨選択して力配分考えないと、トータルの利益が減る。

 

 

長期で仕事していくなら、目先の利益より確実に収益が増える選択をしたほうがいい。そのためには顧客の選別も当然行ったほうがいい。
俳優業で考えると、接触ビジネスとかサービス残業SNSで増えたファンが、どこまでメインの仕事にお金落とすかっていうのは気になる。統計とかないかな。ないな。

 

 

割と接触ビジネス多いみたいだよなー、でもこの俳優さん、たぶん接触苦手ぽいし、やりすぎると疲弊するのでは?と思ったりする。お仕事として割り切れる人もいると思うけど、アイドル的売り方に葛藤ある人も中にはいそうだしなー。こういうビジネスモデルってどう移り変わっていくのかな。

 

 

アイドルの売り方は、AKBの接触商法から、もうすでに新しい文脈が発生してるということをニッポン放送吉田尚記さんがおっしゃっていた。だからもしかしたら、俳優もそういう感じにシフトしていくのかと思う。

 

 

ただ、いま接触商法でやってるなら同じ流れが出たとしても数年先になるのかな、そこまでどれくらいの若手俳優が残るのかな?というのはちょっと疑問。若手俳優は多すぎ!という話も聞いたことがあるから、そこまでにある程度淘汰されて数が落ち着くのかもしれない。その頃には2.5ブームとかも落ち着くのかもなー

 

 

わたしは若俳業界の歴史とかよくわからないままつらつら今これ書いてるんだけど、数が多いというなら若俳的には戦国時代かもなと思うし、2.5がブームなら(普通の情報番組でも取り上げられてるからこれは間違いなさそう)バブルだし一攫千金のチャンスなのかも。

 

 

ただ、そういうタイミングって割と山師みたいな輩もうじゃうじゃいそうだから、使い潰されないように自衛してほしいなあと思ったりする。ただ、そこも含めて板の上に立ち続けられるかって、本当に本人の才覚とか才能に依存するし、駄目ならそこまでの格だったんだろうなあという見方もできる。

 

 

仕事だと割り切り、俳優を労働力と割り切れば、どこまで心身のケアをするかというのはその会社次第だろうし。「ブラックならそこから抜け出す」という選択肢も当然取れるから、潰される前に逃げるのも手だよなー、ただしがらみがめちゃくちゃ多そうなので、芸事の世界でそれが容易かは謎。

 

 

そしてこわいのは「使い潰され疲弊した人間は、環境を変える選択肢が浮かばない」というところ。ブラック企業経験者とかうつ病患者とかなら、この辺理解できると思う。どんなに現状が辛くても、それを変えるアクションを起こすのは膨大なエネルギーが必要なんだよ。

 

 

すでに正常な思考能力が破壊されてるし、茹で蛙みたいに徐々に環境が悪化していったら、身動き取れなくなるまでそこにい続けるしかない。気付いた時にはもう、抗うだけの体力も精神力も無くなってる。誰かの支配の元で、踊り続けるしか無い、倒れるまで。
っていう状況にならないように、若俳も普通の人も気をつけてほしい…

 

 

で、ふとこわいなあと思ったのが、一般の社会人経験がない若手俳優が使い潰されて、芸事の世界から降りた場合の道ですよ。どんな選択肢がある?って考えると、これ結構闇が深そうでぞっとする。20代半ばならいいけど、たとえば30過ぎで会社勤めの経験がないとかね…。

 

 

営業とかでどこか潜り込めたらいい線いけるかもしれないけど、その後の人生設計…年収…とか考えると結構こわい。歩合でガンガン収入上げられるところに行ければいいよなあ。
とっちらかってきたから今日はこの話そろそろやめる。あと吉田尚記さんのアイドルの文脈の話については、URL探してそのうち貼る。めちゃくちゃおもしろい。

 

 

www.yoppy.tokyo

 

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www.yoppy.tokyo

 

わたしが上記で触れたのはこの⑦のこと。

ハロプロ後期…アイドル志願兵(モチベーションが高い)

  ↓

AKB48…アイドルは会えないものなのに、会える(接触)

  ↓

ももクロ…他のカルチャーとコラボレーションする

  ↓

生ハムと焼うどん…自分たちで全部作詞作曲している

 

 

若手俳優2.5次元に出たり、グッズのプロデュースとかしてるけど、アイドルの流れに当てはめるとそれはももクロあたりになるのかな。

アイドルよくわからないから、ももクロのコラボレーションがどういうものをさしてるかあまりピンと来てないけど…。

 

またそのうちちゃんとまとめよう。

 

 

 

たまにこういうことを突如つぶやき始めるのですが、よろしければtwitterなどでも気軽に絡んでください。