推しの初写真集が出ます。AMPHIS vol.2 spi "HARD" or "SOFT"
推しの!写真集が!!出ます!!!!!!!
推しの告知ツイートを見て飛び上がりそうになりました。
●やっほー告知だよ^_^●
— spi (@spi_bot_william) August 5, 2019
spiの初写真集「AMPHIS spi」10/17発売決定!
対極のテーマは「ハード&ソフト」
限定版2種(お渡し会イベント、ブックカバー付)は
8/5 18時より特設サイトにて予約受付開始!
10/13会場にてお待ちしております。
詳しくはhttps://t.co/YoCONKg9CC pic.twitter.com/ETkAaD16fR
テーマは"HARD" or "SOFT"
ハードとソフトの両極というのがまず、推しっぽい。
過去、演出家藤田俊太郎さんからも「聖と俗が同居したような人」と評され、ファンの自分から見てもナイーヴな部分と大胆な部分、パリピな部分とナードっぽい部分を持ち合わせた極端に振れ幅が大きい推し。
テーマが本人のアイデアも加味されているのか企画者主体かはわかりませんが、あまりにも解釈が一致しすぎており、ありがたさのあまり1日5回礼拝を始めてしまいそうです(この場合の聖地はどこになるのか)
舞台以外では、大体笑っている印象が強い推し。ニカーッと明るく笑っていたり、してやったり!というようないたずら好きの子どもみたいな表情だったり、17歳女子高生アイドルのようにはにかんでいたり。
ふざけている事も多くて、芸人みたいにボケてツッコミを入れられて大喜びしたり、わけがわからない武田鉄也のモノマネを始めたり(似ている)、人懐っこい大型犬みたいにはしゃいでる姿を見ると、無垢なものに触れたような、ふわーっとした気持ちになります。
普段、身体のおっきいかわいらしい生き物みたいな気持ちで見ているので、被写体としての魅力を惜しげもなくフルに発揮した写真を見るとびっくりします。
色気が…すごい…!!
あーそうか忘れてた、この人30過ぎた大人だったわ…。骨格と体格がしっかりしているのでぱっと見で気づきづらいけど、実はべらぼうに均整が取れた顔立ちの人間だった…。しかもモデルもやってたから表現の幅が広い…。
公開された写真を見て頭を抱えました。(ツイートについてるやつじゃなくて特典ブロマイドなどについて話してます).
露出した肌に刻まれたタトゥ(シール)を見せつけ、眼光鋭くこちらを睨みつける写真。女性的なアンニュイな表情で純真さを醸しつつ、シャツから透けるタトゥの二面性があやうく、破壊力の高い写真。ふんわりした表情で愛犬を抱く、やさしい好青年のような写真。
バスタブに着衣で浸かる写真も良いですね…。
こういう写真を仕事で数百枚集めたことがありますが、水中写真やバスタブに着衣で浸かる画像って、圧倒的に女性が多いんですよ。9割女性。男性が写っているものは水中ウェディング、バスタブに浸かる写真は男性だとダークスーツがほとんど。
そこをあえて、男性である推しが赤い衣装をまとい、バスタブに浸かり、花を散らせている…!
男性が見せる女性性、女性が見せる男性性にめっぽう弱い。ギャップにもとことん弱い…つまりもう、サンドバッグです。ウィリアム・W・スピアマン4世に滅多打ちにされてます。
えーーー、しかもこれ以外のテイストの写真もあるんでしょう…?
死。死しか見えない。合唱。
なんかさ、写真集って世の中に掃いて捨てるほど存在してるし、皆あたり前に享受してるじゃないですか。でも、写真集が写真集として成立するって、ものすごいことだと思うんです。
まず、被写体として振舞うのってすごく難しい。こういうコンセプトががっつりしたものだと、素人だと何カットも取るのは無理。身体の向きや細かいポージングを指示してもらわないと構図が決まらない。そもそも普通の人って他人から見られる意識に乏しいし*1、自分の身体のコントロールが上手くできない*2。
(その辺って、プロに写真を撮って貰ったことがある、あるいはコスプレの撮影経験がある人ならなんとなく理解できるかもしれない)
モデルや役者はその辺の自己の俯瞰能力が飛び抜けて高く、動きの引き出しもたくさんあるんだろうなあ…と思います。モデルの撮影風景なんてすごいもんね。顔もポーズも表情も、くるくる切り変わる。
推しはモデル経験と身体能力の高さ、役者として培った表現力を遺憾無く発揮して、被写体として写真に収まったのだろう…と思います。
それを考えただけで、えーーー、推し、好き……。好き!!!!!! って枕に顔を埋めて叫びだしたくなる。セルフプロデュースに長けた人間にめっぽう才能に弱い。いやセルフプロデュースじゃないですけどこれ。
カメラマン、スタイリスト、ヘアメイク、デザイナー、ディレクター、編集、その他関わったすべての人に賛辞を送りたい…。やはり一日5回の礼拝を…???
関連ツイート
はあ、五体投地…
合わせて『AMPHIS』第二号の発表もされたようで、こちらも写真をやらせて頂きました。SPIさんの撮影は振り切ったテイストでしたが、ご自身のセンスでどちらも最大限表現して頂いています。こちらも是非発刊まで情報追って欲しいです。よろしくお願い致します。 pic.twitter.com/KNCulomeN1
— TRMN (@yorotinnko) August 5, 2019
AMPHIS第二弾発表されました!
— m o e (@__a_rno) August 5, 2019
spiさんのヘアメイクさせて頂きました。
よろしくお願い致します。 pic.twitter.com/vjoJJJncNH
またAMPHIS第二弾は俳優・ソロシンガーとしても活躍中のspiさんがモデルとして登場です。「AMPHIS spi」よろしくお願い致します。 https://t.co/0SCev7ELi5
— RE TOKYO PUBLISHING (@Retokyo_) August 6, 2019
俳優・伊万里有さんとspiさん、ならびに和楽器バンドの桜村眞(町屋)さんの写真集の刊行する運びとなりました。関わってくださった皆様、本当にありがとうございます。手に取ってくださった方々に喜んでいただけますように。
— 三木万也 Maaya Miki (@miki_maaya) August 5, 2019
▼激熱!双眼鏡ダイマ記事▼
記事更新しました。葵咲本紀もこの双眼鏡で観てます。最近少し値上がりしてしまった。が、変わらずおすすめする双眼鏡。
▼編集をやってるブログ▼
▼オタク考察▼
▼当ブログの100記事目までのおすすめまとめ▼
セルフライナーノーツ的な。
これから書きたい記事・最近書いた記事
今回振り返ったものは一旦整理&円盤後の感想へ
・わたしたちはパトロンにはなれない〜誰のための推し事か〜 ★★☆
・わたしは舞台に何を求めているのか〜舞台はテーマパーク、ディズニーととしまえん〜 ★★★★
・イベントってどうすればみんなが幸せになれるんだろうね? ★★★
・オタクと推しと自意識と〜事実と妄想、自覚と無意識〜 ★★★★☆☆
・わからないボックス運用方法
・「お前だって誰かを踏みじにって生きている」 ★★★★☆
・わたしたちは推しを消費している〜ファンと応援というグロテスクな構造〜 ★★★☆☆
・自分の意見を伝えるのが怖いあなたへ〜全人類ブログを書こう〜恐怖や悪意との戦い方 ★★★★★★☆
・キャバクラ・ホストで例える推し事について★
・【気をつけろ、プレの話は燃える】着用報告=自分は推しに気に入られている なのか?★
・BBA、アスペ、メンヘラ 〜スラングを使う心理とデメリット〜
・高額転売に怒る茶の間を揶揄するオタク、視野狭窄になっている
・要望を伝えるのは悪なのか?〜肯定しか許されないという地獄〜★
・『普通』じゃない=劣っているという思い込み故に生まれるモンスター
舞台、イベント感想
・メサイア トワイライト ー黄昏の荒野ー感想 ★★★★★★★★★★☆☆(たぶん次作とあわせて、メサイアシリーズ全体の感想にします)
・黒ステ感想★★
・spiファンイベント「Nonfiction」感想(ネタバレなし)
・トルツメの蜃気楼感想
★ありがとうございまます。★が引用スターで、☆がマシュマロで現状いただいてるリクエストです。
気軽にどうぞ。だいたいTwitterで答えてます。
回答スタンスは「丁寧なものには丁寧に、無礼なものにはそれ相応に」
悪意があると感じたもの、無礼なマシュマロなどは有料noteで答えます。(先人の知恵に習う)
こまめに確認してないので、急いで何か聞きたかったり議論討論したかったらリプかDMをください。 ふわふわなのうれしい(甘え)
簡易返信。
観劇の際ほかの人が気になるか?というマシュマロ見ましたー。基本他人を見てないので気にならないです。詳しくはそのうちTwitterで答えます!
▼ツイ廃です▼
気軽にフォローするとTLが埋まります。 が、ブログにまとまる前のあれこれが読めます。きみはこのツイの量に耐えられるか!?
夜明け前がいちばん暗い
やりたいこと、やらないといけないこともあるが、時間と気力がない。
オタクって大変じゃないですか?
生きてるだけで大変だし偉いのに、推し事とお仕事をしてるんですよ? これは大変な事です。大変だしえらい。自分で自分を褒めます。えらい。
ほかのオタクもがんばっててえらい。褒めます。えらい。みんな生きてるだけで満点。
週末、いよいよ推し出演の公演が始まります。長期間の現場です。その次の現場も長期間。両方あわせて計5ヶ月。うれしい反面、煩雑なあれこれの手配で削られる精神と体力ゲージ。
体力、精神力、時間、お金。
それらをテーブルの上に並べて、情熱と執念とスケジュール調整力を使い、パズルのように組み合わせて推し事に励む。
自分はふんわりオタクなのですが、ふんわり故に色々を決めることに疲弊します。
茶の間ではない。が、ガッツでは到底ない*1。
そんなふんわりオタクは、選択肢が多い。
一公演観られたらいい、遠征はしない とか
手持ちのチケット分だけ観る とか
遠征先で仕事するのでウイークリーマンション借ります とか
バチっと決められたらいいんだけど、まあ決められない。
自分の基準がしっかりと定まっている、もしくは資源がふんだんにある/全くなければ選択肢が絞りやすい。が、わたしは刹那をふわふわ生きており、しっかりとした意思も持たずステータス値も中庸なため、どうにも色々な選択が苦手である。「ちょっと体力的にきびしいかもしれないけど行けるか!行こう!」みたいに、可能性があれば手を伸ばしたくなる。
良く言えばチャレンジ精神があり粘り強い。悪く言えば現状把握が下手なあきらめの悪い馬鹿。*2
つらつらと書いていますが、具体的な話をすると遠征のチケットを増やすか否かで唸っているところです。コンスタントに推しを観たいじゃん?でも増やしたら宿とか交通手段の検討が必要じゃん?そもそも増やせるかがまだ謎だしな。
ここから5ヶ月、チケット探し続けるのか!と考えると、はじまる前に「あれっ、これはおおごとでは!?」と思いました。
まあショーマストゴーオンですよ(?) なんだかんだで始まったらアドレナリン全開で走り抜けるんだろうけど、持久戦なので…気を確かに持って挑まねばならない…。
夜明け前が一番暗いように、はじまる前にちょっと停滞する事あるよねーーー!みたいな話でした。特にオチはない。
それではみなさま、良い推し事ライフを!
気を確かに持ち命は大事にしましょう。
おまけ。
ミュージカル刀剣乱舞 三百年の子守唄初演衣装について、円盤とブロマイドと図録をもとに5時間半語ってきました。こっち↓のブログでそのうち書きます。無限に語れるデザイン…やばいな…
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葵咲本紀もこの双眼鏡で挑みます。全力でおすすめする双眼鏡。
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やばい人はガチでやばい。せめて隠れてやりましょう。
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今回振り返ったものは一旦整理&円盤後の感想へ
・わたしたちはパトロンにはなれない〜誰のための推し事か〜 ★★☆
・わたしは舞台に何を求めているのか〜舞台はテーマパーク、ディズニーととしまえん〜 ★★★★
・イベントってどうすればみんなが幸せになれるんだろうね? ★★★
・オタクと推しと自意識と〜事実と妄想、自覚と無意識〜 ★★★★☆☆
・わからないボックス運用方法
・「お前だって誰かを踏みじにって生きている」 ★★★★☆
・わたしたちは推しを消費している〜ファンと応援というグロテスクな構造〜 ★★★☆☆
・自分の意見を伝えるのが怖いあなたへ〜全人類ブログを書こう〜恐怖や悪意との戦い方 ★★★★★★☆
・キャバクラ・ホストで例える推し事について★
・【気をつけろ、プレの話は燃える】着用報告=自分は推しに気に入られている なのか?★
・BBA、アスペ、メンヘラ 〜スラングを使う心理とデメリット〜
・高額転売に怒る茶の間を揶揄するオタク、視野狭窄になっている
・要望を伝えるのは悪なのか?〜肯定しか許されないという地獄〜★
・『普通』じゃない=劣っているという思い込み故に生まれるモンスター
舞台、イベント感想
・メサイア トワイライト ー黄昏の荒野ー感想 ★★★★★★★★★★☆☆(たぶん次作とあわせて、メサイアシリーズ全体の感想にします)
・黒ステ感想★★
・spiファンイベント「Nonfiction」感想(ネタバレなし)
・トルツメの蜃気楼感想
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中国語・英語ができなくてもどうにかなる!推し事遠征のすすめ
今まで推し事で3回ほど中国に行っています。
旅行や遠征の準備が嫌すぎて前日徹夜でパッキングする。
諸々を調べるのが苦痛すぎて、どうにでもなる!!と謎の開き直りをする。
その結果痛い目を繰り返していますが、なんとかなっているし、過ぎ去ればトラブルも楽しい思い出です。(トラブった時にアドレナリンがドバドバ出るタイプだからかもしれない)
謎の負けん気*1を発揮して乗り越えていますが、本音を言うとハワイとかでやってほしい。あったかくて日本語が通じるところ。
なぜならわたしは中国語も英語もまったくできないからです。
今日は国外遠征が決まった!でも言葉ができない!平気か!?というマシュマロに返信します。(推しに大事な人がいるの、どう思う?ってマシュマロの返信はちょっと待ってください。大丈夫です、2通とも届いてるぜ!たぶん例のごとく一旦ツイッターで答えます)
マシュマロ返信
結論:不便はあったはずだけどあんまり覚えてないし、言葉が通じない事自体を楽しめました!!
詳細を書いていきます。
英語ができなくても問題ない
かんそうぶんさん、はじめまして、こんにちは。 (中略)
レポを残しておいていただき、ありがとうございます。
こんにちは!
読んでいただいてありがとうございます。ニッチな記事に反応をいただけてうれしいです。マシュマロ主さんはおそらく初中国遠征(もしかしたら海外遠征も初?)なのかなと文面から感じました。国内でもちょっとめんどくさ不安なのに、海外遠征だとなおさらですよね。お金もかかるし、習慣が違うし、ネット繋がらないかもしれないし、何より言葉がわからないし。
私は中国語はおろか英語もほとんど自信がありません。(中学生レベルだと思います…)
わたしの語学力は中学生レベルどころではありません。だからと言ってはなんですが、大丈夫かと思います。
というのも、中国ってあんまり英語が通じないような…?
辺鄙なところは当然だけど、割と栄えていても英語で受け答えしてくれた人って少数だった気がします。(行ったのは珠海、広州、杭州なので参考になるかは不明)
コミュニケーションを取ろうとした時
- 中国語で話す
- 英語で話してくれる
- 言葉以外で意思疎通を試みる
こちらが中国語話者じゃないとわかって英語で話してくれる人はいたけど、英語力に差があってあんまり噛み合いませんでした。(カタコト同士の方が意思疎通ができるというのはよくある話。)
圧倒的に1,3が多かった印象です。つまり英語ができなくても問題ない。(ファストフード店で「I want to eat this.」ってメニューを指差しても中国語で返ってきました)
ここに書いてあるけど、英語が話せる人は話せるけど、話せない人は全然、みたいな印象が強いです。
英語ができてもきっとあんまり変わらない…?
一番のネックは地名。日本での呼称と中国での呼称が違う。
自分が行った珠海も現地読みだとZhuhai、広州はGuangzhou、杭州はHangzhou。
…わかんねーよ。
というわけで、英語ができなくても心配ないと思います。
空港、ホテル、劇場について
空港とホテルは常に外国人と接してるので、割と「この人は〇〇したそうだな」みたいな感じで察してくれる気がします。(日本みたいにサービス過剰ではないので突っぱねられることもある。)劇場も質問って限られてくるから大丈夫じゃないかなあ。
想定される質問ってこんな感じでしょうか?
- 座席位置がわからない
- トイレはどこか
- プレゼントボックスはどこか
- クロークはあるか
1なら係の人にチケットを見せれば解決(わからなければ食い下がればいい。わたしは「待って!わかんないです!こっち?」みたいに日本語で言ってました)
2は前もってメモ帳にこの辺の言葉を書いておいて見せれば解決(親切な人なら連れて行ってくれる)
「洗手间在哪里?」(トイレはどこですか?)*2
3,4は会場で日本人を探して聞けばいいんじゃないかなーと思います。聞くのはハードルが高いと思うかもしれないけど、遠征に行く日本のオタクはあなたと同じく不安なはずです! というわけで大丈夫です。聞きましょう。
中国人はやさしかった
遠征で出会って短時間触れ合った中国人は良い人が多かったなという印象です。現場ではこういうエピソードがあったし。
入れない!って言ってたのに最終的には順番を抜かして先に案内してくれたごはん屋さん
支配人(仮)に呼ばれて店の奥に連れて行かれる。 「おっ、これは都市伝説でみたやつかな!? ダルマにされて売り飛ばされ帰ってこれなくなるパターンかな!?」と思ったら「なに人?」と聞かれる。 友人がJapaneseと答えるが通じなかったので、日本人と書いたiPhoneを見せる。 英語、全然通じないんだなあ。エレベーターで3階に連れて行かれると空席が2卓あった。 座れ、みたいなジェスチャーをされたので、 「あ、もしかしてここにみんな座っていいの!? そうでしょ!? やったー!ありがとうーー!!謝謝❤️❤️」 と大喜びしてたら、ここで初めてニコッと笑ってくれた。ツンデレめ〜!真剣乱舞祭2017 〜ROAD TO 広州〜 - 晴れた日のねどこ
両替ができないときに親切にしてくれた銀行員さん二人と見知らぬ会社社長(?)
ATMキャッシングも試しましたが、キャッシング枠を0円にしていたのか「残高がないので引き出し不可だよ」と機械に断られました。 詰んだ…空港に行くか…としょんぼりしていたのですが、そこに颯爽と謎のおじさんが登場。係の日本語ができる職員の人に「他の人の力を借ります。その人にお金を渡してください」と言われるままお金を渡すと、あれよあれよと言う間に日本円を中国元に両替してくれました。 えーーーーーー!!!!おじさん!!!!!!お礼を!!!!と言うと、「いいからいいからー」みたいに手をひらひらさせて去っていった。推しのイベントのために中国遠征。失敗したことよかったこと - 晴れた日のねどこ
バス停までの道を聞いたら案内してくれたおじさんとか(これたぶん、ほんとは案内料取りたかったんじゃないかなあ。バス停まで送ってくれて、切符の買い方も教えてくれて、発車しそうなバスを止めてくれた)。
「中国人は気を許した人にはすごくやさしい、それ以外には塩対応」って聞いたことがあるけど、こっちがにこにこしてたらやさしかったな!という感想です。
ちなみにオタクもフレンドリーだった。
現地審神者の女の子に突然話しかけられ、 「10月に刀ミュを観に日本に行った時に、道に迷った私をホテルに送り届けてくれた日本人がいる、私は日本が大好き、ありがとう!」 と片言の日本語で告白される。真剣乱舞祭2017 〜ROAD TO 広州〜 - 晴れた日のねどこ
「ちょっと!その席わたしの席だけど!」 と勘違いした現地審神者に絡まれた直後、それがその子の勘違いだと判明してお互い「ほんとごめんね!」「あるある、そういう姿勢好きだわww」と通じない中国語と日本語で大笑いしたり、 突然日本語の文字が表示されたスマホを見せられ「これはわたしが作ったものです。よかったらもらってください」と手作りグッズをもらったりして、 「好きの気持ちはボーダーレスだな!!」と感きわまる。 真剣乱舞祭2017 〜ROAD TO 広州〜 - 晴れた日のねどこ
観光する余裕はないかもしれないけど、近所にスーパーとか屋台があったら行ってみても楽しいので個人的にはおすすめです。一人でもわたしは平気でした(でも所詮これは生存バイアスなので、人通りが少ない場所などには十分気をつけてください)
中国は店が遅くまでやってていいな。活気がある。 pic.twitter.com/ORTC7p9hIs
— かんそうぶん🦍 (@KansouBn) May 19, 2018
杭州に木の葉の里があった pic.twitter.com/TQohH50Rts
— かんそうぶん🦍 (@KansouBn) May 19, 2018
それではみなさま、良い推し事ライフを!
▼激熱!双眼鏡ダイマ記事▼
葵咲本紀がはじまりますね!!!!もちろんわたしは今回もこの双眼鏡を使うぜ!
全力でおすすめします。
▼中国遠征関連記事▼
▼編集をやってるブログ▼
やばい人はガチでやばい。せめて隠れてやりましょう。
これから書きたい記事・最近書いた記事
今回振り返ったものは一旦整理&円盤後の感想へ
・わたしたちはパトロンにはなれない〜誰のための推し事か〜 ★★☆
・わたしは舞台に何を求めているのか〜舞台はテーマパーク、ディズニーととしまえん〜 ★★★★
・イベントってどうすればみんなが幸せになれるんだろうね? ★★★
・オタクと推しと自意識と〜事実と妄想、自覚と無意識〜 ★★★★☆☆
・わからないボックス運用方法
・「お前だって誰かを踏みじにって生きている」 ★★★★☆
・わたしたちは推しを消費している〜ファンと応援というグロテスクな構造〜 ★★★☆☆
・自分の意見を伝えるのが怖いあなたへ〜全人類ブログを書こう〜恐怖や悪意との戦い方 ★★★★★★☆
・キャバクラ・ホストで例える推し事について★
・【気をつけろ、プレの話は燃える】着用報告=自分は推しに気に入られている なのか?★
・BBA、アスペ、メンヘラ 〜スラングを使う心理とデメリット〜
・高額転売に怒る茶の間を揶揄するオタク、視野狭窄になっている
・要望を伝えるのは悪なのか?〜肯定しか許されないという地獄〜★
・『普通』じゃない=劣っているという思い込み故に生まれるモンスター
・推しに親しい人がいたらどう思う?マシュマロ返信
舞台、イベント感想
・メサイア トワイライト ー黄昏の荒野ー感想 ★★★★★★★★★★☆☆(たぶん次作とあわせて、メサイアシリーズ全体の感想にします)
・黒ステ感想★★
・spiファンイベント「Nonfiction」感想(ネタバレなし)
・トルツメの蜃気楼感想
★ありがとうございまます。★が引用スター、☆がマシュマロで現状いただいてるリクエストです。
気軽にどうぞ。だいたいTwitterで答えてます。
回答スタンスは「丁寧なものには丁寧に、無礼なものにはそれ相応に」
悪意があると感じたもの、無礼なマシュマロなどは有料noteで答えます。(先人の知恵に習う)
こまめに確認してないので、急いで何か聞きたかったり議論討論したかったらリプかDMをください。 ふわふわなのうれしい(甘え)
▼ツイ廃です▼
気軽にフォローするとTLが埋まります。 が、ブログにまとまる前のあれこれが読めます。きみはこのツイの量に耐えられるか!?
*1:やってやろうじゃねえか推し!!!! なめんなよ!という謎の対抗心
*2:中国のトイレ関係参考サイトcn-seminar.com
服飾のプロから見た刀ミュ衣装について
いろんな人の話を聞くのが好きです。
同じものを見ているはずなのに、人によって抱く感想が違う。受け取り方が違う。着眼点が違う。
というわけで宣伝です。
とりあえず編集した記事はこの2本。
個人的には衣装についてもそうだし、こういう経験者目線の話をたくさん読みたいので、みんな書いて欲しい。
そんな感じで、今日は宣伝でした。
それではみなさま、良い推し事ライフを!
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葵咲本紀がはじまりますね!!!!もちろんわたしは今回もこの双眼鏡を使うぜ!全力でおすすめします。
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やばい人はガチでやばい。せめて隠れてやりましょう。
回が進むにつれイキって行く様子が見られます。
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▼recommend▼
手紙を書くときのTips。内容以外で気をつけることについて。マシュマロ返信で印刷方法追記しました(2019.05.29)
全人類ブログを書こうぜ。感想を言うのはこわくないぞ。
これから書きたい記事・最近書いた記事
今回振り返ったものは一旦整理&円盤後の感想へ
・わたしたちはパトロンにはなれない〜誰のための推し事か〜 ★★☆
・わたしは舞台に何を求めているのか〜舞台はテーマパーク、ディズニーととしまえん〜 ★★★★
・イベントってどうすればみんなが幸せになれるんだろうね? ★★★
・オタクと推しと自意識と〜事実と妄想、自覚と無意識〜 ★★★★☆☆
・わからないボックス運用方法
・「お前だって誰かを踏みじにって生きている」 ★★★★☆
・わたしたちは推しを消費している〜ファンと応援というグロテスクな構造〜 ★★★☆☆
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・BBA、アスペ、メンヘラ 〜スラングを使う心理とデメリット〜
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・要望を伝えるのは悪なのか?〜肯定しか許されないという地獄〜★
・『普通』じゃない=劣っているという思い込み故に生まれるモンスター
舞台、イベント感想
・メサイア トワイライト ー黄昏の荒野ー感想 ★★★★★★★★★★☆☆(たぶん次作とあわせて、メサイアシリーズ全体の感想にします)
・黒ステ感想★★
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・トルツメの蜃気楼感想
★ありがとうございまます。★が引用スターで、☆がマシュマロで現状いただいてるリクエストです。
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2019上半期、現場振り返り(2日半に1回現場にいた)
注:舞台のあらすじにも軽く触れているので長いぞ!
書きたいことは数あれど、時期を逃すと書きづらい。
葛藤抱えて日々画面、見つめてブログをしたためる…
いや、ほんと書きたいことたくさんあるんですよ。
アリエルのキャスティングの話でなるほどー!と思ったこととか、リクエストをいただいてる「全人類ブログを書こう!〜匿名の悪意との向き合い方〜」とか、ナマモノ炎上の話の続き(一個目はこちら)とか。
今日は上半期振り返りを書きます。もう7月も折り返しだし。
はてブロで見て良いな!と思った記述を参考にしています。ありがとうございます。
・月をまたぐ公演が多いので、演目ごとの振り返り
・ジャンル分けはざっくり
・複数回入ったものは★をつける
・地方遠征をしたものは☆をつける
もくじ
ストレートプレイ…14演目
BLUE/ORANGE
ロンドンの精神病院。
境界性人格障害のために入院していたアフリカ系の青年クリス(章平)は、
研修医ブルース(成河)による治療を終えて退院を迎えようとしている。
しかしブルースには気がかりなことがあり、退院させるのは危険だと主張していた。
上司のロバート医師(千葉哲也)はそれに強く反対し、高圧的な態度で彼をなじる。
納得のいかないブルースはクリスへの査定を続け、器に盛られたオレンジの色を問う。
彼はそのオレンジを「青い」と答えた――。
これは自分的年間ランキングにも入ってくると思う。シンプルな会話劇、精神疾患、人種問題、医療現場の問題とかさあ…好きに決まってるじゃん…。何が事実なのか徐々にわからなくなるストーリーが最高。今年は推しが出ないものは最大3回までに抑えようと決めてるんだけど、チケット増やすか悩んだ。
ラスト、得体の知れないものかのようにオレンジを放り投げる時の章平さんの表情よ…
泣いたり激昂する成河さんにもグッときました。
どこか飄々とした千葉さんが声を荒らげるところも。
3回とも良席だったので、がっつり没入できた。章平さん、良い席をありがとうございます(章平さん先行だった)
12人の怒れる人たち
1人の被害者、1人の被疑者、多数の目撃者。12人の陪審員が集められ審議が始まる。事件は、すぐに判決が下るはずだった。1人の陪審員が異議を唱えるまでは…… 生演奏で奏でる悲壮の音色が物語を立体的に鮮やかに彩る。密室の中で12人が導き出す結末とは?
かの有名な、十二人の怒れる男のリメイク。登場人物に女性も出てきます。ずっと気になってた演目なので、観られてよかった。原典も観たいな。
傍聴人席は隣にキャストが座ったり、劇中に立ってもいいという驚きの席だったらしい。座りたかった…。床に間取り図を広げるシーンが観づらかったのが残念。
シンギュラ
ある天才科学者の人知を超えたテクノロジーにより誕生した15体(人)の人工知能。
【先生】と呼ばれる科学者の研究施設に隔離された彼らには、ある使命があった。
特殊な環境に置かれた彼らは、人間について語り出す。
【先生】不在の中、星の未来をかけた究極のディベートが始まろうとしていた。
ここに人間はいない。
しかし、人間の話しかしない。
15人の知能体が激論の末たどり着く、人間の正体とは?!
推しが出た舞台の演出・脚本を手がけていた一ノ瀬 京介さんの新作。前作では推しの役にキレましたが、果たして今作は…!? と思ったら、また似たようなキャラが出てきてキレました。
一ノ瀬さんの舞台は2作目なんだけど、生歌、生演奏、ダンスがひとつの演目の中に組み込まれていてとても贅沢なんですよ。「人それぞれの考え方の違い」「そこから生まれる摩擦、心の機微」みたいなものを一貫して描きたいのか?という印象があります。
そのやり取りの結果に、前作も今作もキレたりモヤモヤするのですが…。
前作を知っていただけに「出た〜!!!一ノ瀬節〜〜〜!!!」と思ったけど、これが本当に一ノ瀬節かどうか確かめるために、きっとまたわたしは次回作を観てしまうと思う。ちなみにそれを友人に言ったら「マゾなんですか?」と聞かれました。どうかな。
フライヤーとパンフのデザインを違うところに頼んでいるのでは?度◆◆◆◆◆
前作のパンフ(や円盤やwebサイト)で感じたことなんだけど、もうちょっと…お金をかけた方がいいんではなかろうか…。今回メインビジュアルがすごくいいだけに、もったいない感じがする…。
山犬
私たちが埋めたタイムカプセルを一緒に掘りに行きませんか? ハマダマコト」
同窓会の前日に届いた一通の手紙。しかし、誰もその名前に記憶がない。
10年ぶりに再会した元コーラス部の生徒たちと先生は、手紙に導かれてタイムカプセルを掘るため、学校の裏山へと向かう。
タイムカプセルの中には、骨とハマダマコトの名札が入っていた。その時、何者かに襲われて山小屋に監禁されてしまう。
そして始まる、記憶探しのサバイバルゲーム。
「シヌキデオモイダセ」 誰かが過去を思い出す度、配給される食糧・・・恐怖と空腹に支配される前に、彼女たちは真実に辿り着けるのか。
全体通じて初演の方が生々しさがあって好きかなあ。
浮遊するFit しない者達
浮遊する。
今日も闇雲に選んだ雑居ビルの屋上に佇むツバサ。
天使が囁く…「早く楽になろうよ」
悪魔が…「きっとこの先いい事もあるよ」
天使と悪魔の声は、どちらともfitしない
家族、友人、知人、他人…そして自分。
合わない事で済ませる者達の心の裏腹は今もそこにある。
もっと重苦しい話かと思ったら、そうでもなかった。思春期の葛藤、みたいな感じ。そして思いのほかコミカルでおどろいた。
鳥居みゆきが観れて良かった。彼女主演の虐待をテーマにした「モンスター」、アマゾンにあるから観ないと。まだ観れてない。
不思議の国のアリスたち
白ウサギを追いかけワンダーランドへ迷い込んだ、ひとりの少女。
そこにいたのは、ハートの女王にトランプ兵、そしてアリス……たち!?
「わたしが本物のアリスよ!」
ワンダーランドの主役・アリスの座をめぐって、9名のアリスたちの激しい闘いがはじまる!
BEYOOOOONDS初主演舞台は、歌・ダンス・ジャグリング・マジックが織りなす、
摩訶不思議なファンタジー・パフォーマンス・ショー!!
女の子アイドルかわいい!アイドルって作り上げられるものなのだな…という感想。仕草とか発声とかがかわいいんだよー。それぞれの得意分野で見せ場があったのも良い。初めは誰もよく知らない状態なのに、観てるうちに「この子推したい!」ってなるの、すごいよね。
cocoon 月の翳り星ひとつ
美術がとにかく美しいし世界観の作り込みがすごい。TRUMPシリーズは、ふとしたきっかけですごくハマる可能性があるからこれからも注視しておきたい。今回は衣装がすごくすごく好きだった。あの後ろでぐったりゆらゆらしている異形たちのデザインが最高。衣装展とかないのかな。過去作はさらっとしか観れてないから、一回がっつりおさらいしておきたいなあ。パンフ、分厚いからなんなの!?と思ったら、そういうことですか…ここまで作り込まれると「お金!?出す出す!」ってなるよね。
特典のメイキングDVD気になる
黒白珠
1994年、長崎。信谷大地(風間杜夫) は、真珠の加工・販売会社を経営していた。長男の勇(松下優也) は高校卒業後、職を転々とし、大地を心配させていた。勇には花苗(清水くるみ) いう恋人がいる。 勇の双子の弟・光(平間壮一) は、大学に進学するために東京に出ていた。光に大地は期待を寄せていた。
勇は、周囲から、叔父に似ていると度々言われることから、いつの頃からか、自分の出自にある疑念を抱き始める。
勇と光は、母・純子(高橋惠子)の事をほとんど知らない。まだ二人が幼い頃、母は、叔父と不倫の末、駆け落ちし信谷家を出て行ったらしいが、その後の消息は聞かされていなかった。
出自へ 疑念を抱えた勇。そして、ある出来事から母と再会することになった光…。
封印された家族の物語が、不協和音を立てがら動き出し、衝撃の真実を解き明かすパンドラの箱が、今開かれる。
はてブロでおすすめされてる方がいたので観に行きました。
地方の家庭で起きた人間ドラマをぎゅっと濃縮して舞台に落とし込んだような演目だった。セットの使い方が良かったなあ。舞台の幅が広いからこそ可能な感じ。場所も年代もテンションもくるくる変わるのに、違和感なく成立するのがすごい。
メインビジュアルが落ち着いた雰囲気、モノトーンでシリアスな話なのか!?と思ったけど、笑えるところもしっかりあって、ヌケ感がよかったー。記憶よりも交わした約束の方が重く、それに縛られる生、そしてその呪いをかけた男。あの人たちは今度どうなるのかな。
ところで方言の女の子ってかわいいですね。
殺してもいい命
その男の事は知っていた。
左胸にアイスピックを突き立てられたその男の事は。
そしてその男の口には赤いリボンで結ばれたチラシが突っ込まれていた。
「殺人ビジネス始めます。」
「新規開業につき、最初の三人までは、特別価格三〇万円でご依頼お受けします」
その男の事は知っていた。
その殺された男は、私が、かつて愛した人だった…
上記と対照的に、舞台でやる意味あるのかなー、舞台ならではの演出にやや乏しい…と感じてしまった。が、ストーリーがすごくよかった。そして役にマッチしたシュッとした雰囲気と、後半で感情を爆発させた篠田麻里子にやられた…。プロジェクションマッピングを含むセットのクオリティとか、セリフを噛むキャストが…とか気になることはあるけど、とにかく後半の篠田麻里子がよかったのでいっか!ってなった。でも舞台でやる意味はやっぱりよくわからない…ドラマじゃだめなのだろうか。篠田麻里子版ドラマ。わたしは観たい。
原作読もうかな
バクステ!!
『熱風!戦国ホルモン』というお肉を擬人化してホルモンが高級肉と戦うという殺陣・ダンス・歌ありの2.5次元ミュージカル。
ちょっと残念なこの作品の舞台裏、スタッフルームで起きる裏方たちのドラマが今回の『バクステ!!』
初日2日前から初日に向けて起きた事件とは。
それぞれのプライドがぶつかり合う中、どんな作品であろうがプロであるスタッフたちはどう立ち向かうのか。
演劇とは?
役者とは?
舞台裏にも「スタッフ」という演劇人がいます。
表裏一体の舞台をお楽しみください。
その名の通り舞台裏を舞台とした演目。お肉を擬人化した戦国2.5次元舞台の舞台裏という設定。なんなんだそれは。〇〇ってなんですか?と聞くキャラだったり、照明や監督、音響、美術、メイクさんなどのキャラのおかげで、舞台裏の大変さがうっすらとわかった気がした。こんな舞台観たら、今度から役者だけじゃなくて他の部分も注目しちゃうよねえ。劇中で出てきた用語の解説、パンフでも入れてくれたらうれしかったなあ。(そしてパンフの紙質が…うーん。。)
ナオト(役名)、イキッてる若手俳優感がすごいな!ウケた。
「駆け出しだから勉強させてもらってる」「今回の仕事ではお金をもらってない」という美術担当に「そういうのやめてもらえませんか?迷惑なんで」「お金をもらってこその仕事でしょう」とはっきり告げる照明助手…!ここめっちゃグッときたな。お仕事モノとしてもポイントの高い話だ…。そうなんだよね、仕事(特にクリエイティブ系)を自己実現の手段として使おうとする人ってちょいちょい見かけるけど、真面目にやってる側からすると迷惑極まりないんだよね。人様からカネを頂戴していてオナニーしないでいただきたい。
仕事への熱い想いとすれ違いにグッときつつ、コメディ要素もあり、最後はあー楽しかった!と終われる良い舞台だったー!!
2019年公演「バクステ!!」 | OFFICIAL WEB
他の6人
これは舞台公演の本番直前に俳優6人が過ごす”楽屋”での物語。ポスターにもチラシにも名前が載らず「他」と表記される俳優6人が、 本番に向けてどのように過ごしているかを描く日常系コメディ
こちらも舞台裏が観られる舞台。名前が記載されないアンサンブル、「その他」役の6人の話です。普段は見られない楽屋の雰囲気を擬似的に感じられるのが興味深かった。行き詰まってからどう生きていくかが大人の命題だと思う。そういうことを描こうとした部分もあるのかな。
りさ子のガチ恋♡俳優沼
26歳、彼氏なし。OLりさ子の趣味は舞台鑑賞。
大好きなイケメン俳優・翔太君を追いかける日々。
彼が出演中の2.5次元舞台『政権☆伝説』に大ハマリ中。
最前席で全通。グッズもコンプ。そして高額プレゼント。
「がんばってる姿を観られるだけで幸せ」そう思いつつも。
彼のちょっとした「特別扱い」に心ときめいていた。
ある日。ネットで翔太君に彼女疑惑が持ち上がる。
彼との匂わせを繰り返す女が気になり暴走するりさ子。
エスカレートする迷惑行為。その行きつく果ては……。
俳優とファン――「この関係で、私の気持ちは届くのかな?」
演劇業界の闇に切り込む、見て見ぬふりをしたかった愛憎劇。
小説版の感想はこちら。
小説で引っかかってたところが舞台ではクリアになっててわかりやすかったー。小説、舞台、戯曲をあわせて読むとすごく楽しいのではないか。
やはり小説版より舞台の方が火力の高いオタクという感じだった。そして徐々に言動が危うくなっていくりさ子が痛々しい。オタク特有の早口でまくしたてるところとか、リアルすぎる。なんなの? 新垣さんはオタクマスターなの? しょーたくんとるるちゃんがキスするところが、なんか「わ、わあー!」と思ってしまった。板の上の出来事なのに、なんかほんと、家でいちゃついてるところを目撃したような気持ちになってしまった。生々しい。
これはちゃんとブログで感想を書きます。
トルツメの蜃気楼
校閲者の仕事をしているユリは、同僚の水谷からアイドルをやらないかと突然誘われる。参加したグループの二人は芸歴は長いが素人同然。仕事やアイドル活動、そこで起きるトラブルの中、ユリはかつてアイドルとして活動をしていた友人、アヤの幻影に想いを馳せ…という話。
松澤くれはさんの戯曲って、極論を言うと描きたいものは同じなのかなという印象がある。他者との断絶を感じつつ、理解し合おうと手を伸ばす姿。根底には愛があるんだけど、しっかり現実の痛い部分も突いてくる。そういう意味で言うと、りさ子よりもこちらの方が、その現実部分はマイルド。そっと寄り添ってくれるような話だという印象。
18歳でアイドルとして活動し始め、徐々に年齢を重ねるアヤの「応援よろしくお願いします!」の笑顔が痛々しい…。
あすぴーさんの髪の毛がトゥルトゥルで、アイドル感が溢れてた。
これもちゃんとブログで書きます。
ミュージカル…6演目
スリル・ミー
1920年代に実在した世紀の誘拐事件。
心が震える、少年二人の究極の愛と罪の物語。
俳優二人と一台のピアノのみ、拍手の隙間さえ許さない緊迫と興奮の100分間。
完全犯罪というスリルと求める彼に愛ゆえに従ってしまう私。
類まれな頭脳を持ちながら、堕ちていく二人――。
ラストには、衝撃の真実があなたを待ちうける。
去年から引き続き感激。成河さんに興味を持つきっかけになった(この後、BLUE/ORANGE、エリザベートに足を運ぶことになる)
ズブズブの共依存、従属していると見せかけ相手を支配する心理戦…みたいな話ね、めっっっちゃくちゃすき。基本的に、病的だったり重々しい話 or 何も考えずにハッピー!わーい!ってなる舞台がすきなんですよね。これは圧倒的前者。二人の会話劇+ピアノ1本で魅せる構成なんだけど、ここまでシンプルなのに、こんなに引き込まれるとは…と震えた。上演は3回目?とかで、過去は銀河劇場で演ったらしいんだけど、シアターウエストのキャパが良いなあと感じた。また観たいなーーー!!
伊礼さんの「彼」とか、絶対観たいじゃん…と妄想してたら、過去すでに演じてらっしゃいました。(迷わずCDを買った)
そして推し!推しでも観たいなーーー!推しの尊大かつ傲慢な演技、とてもとても好きなので。体型を絞った状態なら「私」役もいいかもしれない…?
観たい配役
「彼」→spiさん、味方良介さん
「私」→spiさん、城田優さん、矢崎広さん、海宝直人さん
最終陳述 それでも地球は回る
誰よりも星を愛し、
地球が太陽のまわりをまわっていると信じていた
ガリレオ・ガリレイ。
ハムレット、ロミオとジュリエットなど数々の名作を残し、
今なお愛されているウィリアム・シェイクスピア。
生前は全く違うところで活躍していた同じ1564年生まれという二人が、天国で出会ったら…。
これもスリル・ミーと同じく韓国ミュージカルが大元。日本では初演。死後の世界が舞台で、自身を守るため地動説を否定しようとするガリレオ・ガリレイが、あらゆる過去の偉人たちと出会い…という内容。
ガリレオ・ガリレイ役とマルチマン(いろんな役を一人で演じる)役の二人芝居。フレディ・マーキュリーとか出てきて笑った。マルチマン役、推しに演ってほしい!
浅草九劇は初だったけど、とにかく客席と舞台が近い。まあ行くか〜くらいのノリで行ったので、いい意味で裏切られた。あのキャパで歌をモリモリ聞ける贅沢さよ…!2人で30曲くらい歌ってるんだぜ??歌唱力に終始殴られっぱなしだった。
カメラ入ってたけど映像化しないのかなあ。トリプルキャストとかだから無理??めちゃくちゃほしい。最終陳述、再演待ってます(そしてその際はぜひ推しをマルチマンに…)
贅沢な観劇体験だった。
ミュージカル 最終陳述~それでも地球は回る~ | 浅草九倶楽部/浅草九劇
SMOKE
この閉ざされた世界から
煙のように、抜け出せたら......。
かつては抱えきれないほどの夢と情熱を携えていたはずなのに。
でもいつの間にか、全てを胸の奥にしまい込んでしまった。
自分自身の限界を悟ったとき、未来への視界を遮るように立ち込める煙......
SMOKE。
天才詩人と言われながら、27歳の若さで、異国の帝都・東京で亡くなった、韓国人詩人、李箱(イ・サン)の作品、「烏瞰図 詩第15号」にインスパイアされクリエイトされたミュージカル「SMOKE」。
天才詩人の詩と美しい音楽が出会い、誰も想像できなかった物語が繰り広げられる。
"鏡の中をのぞき込んだら、自分の「こころ」だった"
これも韓国ミュージカル。周りの評判がいいものの、初演で観そびれて悔しい思いをしたやつ。超、海は、ある目的のためデパートの社長令嬢の紅を誘拐する。超の外出中、紅にほだされ目隠しと猿轡を取ってしまう海。言葉を交わすうち、徐々に距離が近づく二人。だが、戻ってきた超を紅は知っており…。
受取手によって、あらゆる解釈ができる話だと感じた。徐々に明かされていく3人の関係と、海役の藤岡正明さんのがらりと変わる演技に息が詰まる。
シアターウエストだとやや広く感じたから、もうちょい密室感が欲しい…。というわけで九劇版も観ようかな。これも推しに海役を演ってほしい。
韓国ミュージカルって、少人数の役者で上演されるものが多いのかな。好みのものが多いかも?と思ったので、今後もチェックしたい。
ミュージカル「SMOKE」|グランアーツ【Grand-Arts】
レ・ミゼラブル
ついに観たぞーー!!わたしが舞台に興味を持つきっかけのひとつになった作品!
これでもか!とカネをぶち込んだ美術に慄いた。見るべきポイントが多すぎて、わたしにはまだ目が足りない。なので次の公演も観たい。
2回観劇し両方とも福井バルジャンだったけど、光夫さんのジャンバルジャンも観たかったよー!でも伊礼さんのジャベールを2回観られたので良かったです。老ジャベール、セクシー…。意外と映像使うんだなーとびっくりした。馬車が暴走するシーンや下水溝のシーンでの映像の使い方におお!と思った。これが帝劇クオリティか。お値段以上、帝劇。
エリザベート
観たいキャストが観られて満足。育三郎ルキーニ、古川トート、剣幸ゾフィーが印象的だった。シシィも両キャスト見れたぞ!
これも舞台美術がすごかった…!映像が映る鏡、どうなってるんだろう?こちらも割と映像使うのねえと思ったのと、レミゼを観た後だったので「明るい!」と思いました。ドレスがたくさん出てきて眼福だったなー。きらびやかな舞台も、また違った楽しみがあるなあと感じた。
トートにあんなに求愛されたらふらっと行きそう。イケメンだし「死」じゃん、かっけー。
トートダンサーもかっこいいよね。
こちらもまた次の公演があったら観に行きたいなあ。グランドミュージカル、教養として観ておくと楽しいと思った。身の丈にあってないのでそこまで通いはしないけど、主要タイトルはこれからもチェックしておきたい。
余談だけど、レミゼもエリザベートもパンフの力の入り具合がすごいですね。この値段でこのクオリティと情報量のものを!?いいんです!?と思う。
PIPPIN
物語の舞台は、紀元8世紀後半のローマ帝国。
知識欲が盛んで多感な、神聖ローマ帝国の後継者ピピンは品行方正な青年。
優秀な成績で教育期間を終了した後、彼は快適な宮廷を抜け出して
生きる意味を見出す為に、身を奉げて打ち込める「何か」を探す旅に出ます。しかし行動を起こしても彼の心は満たされず、なかなか「何か」を見出すことはできません。
自分の身に降りかかる困難や戦争、王位継承などの体験を通して
愛・平和・名誉・家族とは何かを考え始めるピピン…果たしてピピンは、本当の幸福を見つけることが出来るのでしょうか? 最後に彼が手にしたものとは…?
世界観すーごくすき。サーカスって、異形、見世物、死、闇、光がごちゃ混ぜになった感じじゃん。わーこれシルクドゥソレイユでみたー!って演目?があって興奮した。でも3階だと見切れるんだよーくやしい!!良い席で観たい!なんとなくトゥルーマン・ショー的な雰囲気を感じたな。
クリスタル・ケイ、前田美波里の身体能力がとにかくすごい。え、命綱付いてないよね!?そんなサーカス団の一員みたいなことしちゃうの!?ってびっくりした。宙づりの輪っかにのっかって歌ったりパフォーマンスしたりしてた。
座席が良かったら満足感がもっと上がったと思う。3階のバルコニーだったから、舞台奥、上部の演出が死んでた。シアターオーブって天井めちゃくちゃ広いのね…。
メタ的な話もあって好みだなあ。
リンクは2013ブロードウェイキャストのもの。日本版CDでないのかな…
音楽劇…5演目
歌が入る舞台ってなんて言えばいいんだろ。カテゴリ的には音楽劇扱いでいいと思うんだけども。よくわからん。
Like A room02
セットが微妙なのは残念だったけど、特典もパンフも可愛いし歌もすごく良かったーーー!!
世界観含めすごく惹かれた。急遽追いチケした。マーマパイセン好き。でも本命?はインスペクターです。ラップできる人かっこいいじゃん…。room03も観ます。
歌うまキャストが揃ってるのに、今ひとつ客席が埋まってなくて歯がゆい思いをした。誰目線か謎なんだけども。いや…こんな歌える人が揃ってるの、すごくないですか…。
舞台界隈、原作がビッグネームだとやはり強いし、逆を言うとこういう舞台はなかなかお客さんを集めづらいのかなあ。認知度って大事だし、今の舞台って原作ありき・知名度があるものが強いんだなとリアルに肌で感じた。ほんと、これもっと盛り上がっていい舞台じゃない!?
1作目、2作目が楽天TVで配信されてる
1作目のCDはもう買える
アルターボーイズ合同公演
アルターはスケジューリングミスで普通の公演に行けてない。そっちを観てから観たかったなー!題材的に好きなやつだからまたあったら観に行きたい。
R&J
AIがほとんどの労働を担う時代。人々は退屈していた。
そして巨大都市の若者は“グルッパ(不良)”と“ビアンカズーリ(警察)”に分かれて対立した。抗争という名の、命を賭けた暇つぶし。対立の中で出会う、グルッパを率いる「ロミオ」と警察長官の娘「ジュリエット」一目惚れして、恋に落ちて、行き着く先は沙翁=シェイクスピア任せ。
ロックオペラとは…?そしてオレノさん出演という部分に惹かれて観劇。よく考えたら佐藤流司も陣内孝則も藤田玲も出てるじゃんなんだこの豪華キャストは!と後から気づいた(遅い)
ジュリエットがかわいい!公演日が沖万美さんの誕生日でサプライズがあった。良い回を観れてうれしい。
実は原作があやふやなんだけど、なんかエネルギーが有り余った若者(ばか)の話ってことでいいんでしょうか!?陣内さんの白髪が美しかった。関係ないが日本青年館2階の椅子は滅びてほしい。足がつかない上に座面が奥に向かって傾斜していて座っててめちゃくちゃしんどい。解釈違いだ!!!!
amazonで円盤買えるの良いな
後家安とその妹
親の因果で御家人崩れて 数える月日もどこへやら
風に吹かれてドブ板踏んで 気づきゃあこの世の吹き溜まり
幼い妹可愛さに 手に手を取ったは東海道
海に千年山に千年 憚りしらずの悪行重ね
泥にまみれたこの手を見れば 遠いあの日が涙に滲む
演技が秀逸…!あんな人いたら好きになっちゃうよ…すごく艶っぽかった。
「こういう風な仕草をするとこう見える」型みたいなものがあって、それをみっちり練習して役に取り入れてるんだろうなあと感じた。かわいいは作れるし、艶っぽさも作れるのだ、たぶん。途中で着物でギター持って歌うとか、カッコよさの極み。
愛のレキシアター ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ
テーマパーク感がすごい。お金かかってるなー!と思った。映像もそうだし、セットがすごい。赤坂ACTシアターの天井の高さを存分に活かした豪華セット。何より山本耕史すごいな!?身体能力も歌もこんなすごい人だと知らんかったよ…!!
2.5次元舞台…5演目
三百年の子守唄再演
みほとせはちょうどいい感じで通えた。ついつい推しを目で追ってしまうから、ある程度観ないと他に目が行かない。銀劇の時点で感想書いてて良かったな。
会場ごとの違いや続きの感想ブログ書きたいが果たして書けるか!?(書けないフラグ) 二部の推しがただのプロレスラーだった。にこにこ推し。かわいい。銀劇では布をキャッチしようとしてたけど、途中から完全に放棄してましたね。布を高ーく放り投げてにこにこーって笑ってる推し。すきです。
黒子のバスケ ULTIMATE BLAZE
2019年春、舞台「黒子のバスケ」完結!ついにウインターカップの頂点が決まる!小野賢章、安里勇哉ほか出演!中屋敷法仁演出。
くろステ。泣いた。スポ根はあかん。努力友情勝利は涙腺にきますね。
バスケなのになんでみんなあんなユニが小さめなの?チラ見え予防なの?とか、ブロマイドの私服がびっくりして5度見するくらいダサいとか、謎の部分はあったけど、本当に本当に素晴らしい舞台だった。
カテコで推しの挨拶回に当たったの、うれしかったなあ。しかもめちゃくちゃ没入できて泣いた回だったから、感激もひとしお。そしてカテコでそわそわしてる推しはかわいい。推し!そこは舞台の上だぞ!
メサイア トワイライトー黄昏の荒野ー
閉鎖都市「オデッサ65」。
強固な壁により隔絶され、文字通り外界との接触を断たれた北方連合の国家的実験場。そこに住む人々は北方連合のモルモットとして、家畜以下の生活を送っていた・・・。
そんな過酷な環境で生まれ育った男がいた。
その男の名は「サリュート」。
北方連合対諜報戦訓練校「ボスホート」に所属するエリート。彼はボスホートの卒業ミッション「ビーツの祝祭」に臨もうとしていた。
まだ、彼は知らない。このミッションに、自らの未来を左右する過酷な運命が待ち受けていることを・・・。
メサイア。これもトランプシリーズと同じく、どハマりする素養があるので程々に距離を置きつつ楽しみたい。これ絶対沼やん?? オタクの好きな要素てんこ盛りやん? ビーツの祝祭という厨二感満点のワードにぐっときました。ちゃんとこのシリーズは向き合って感想を書きたいんだよ…。今のところ月詠がつらくて好きで、黄昏も好き。橋本真一くん!二面性〜!次回作も楽しみ!観ます!
桃源郷ラビリンス
こんなプロジェクションマッピング見たことがない…!ものすごいクオリティの舞台を観てしまった。後世に語り継がれる怪作だと思う。キャストはどんな気持ちで演技をしていたのだろうか。機会があったら円盤を見てほしい。言葉では言い表せない感情を抱かせるものすごい舞台です。
囚われのパルマ
閑静な場所にある大手製薬メーカー「シーハイブ製薬」の開発研究所。
そこで日々研究に勤しむ研究員、ハルト。
研究所には先輩の久保田や郷田、同僚の山辺、後輩の島本など数名の研究員が働いているが、ある日海外の製薬会社から女性研究員、篠木が派遣されてくる。
新たなメンバーが加わった数日後、研究所所長である政木から新薬プロジェクトを立ち上げることが発表されたが……。
ハルトの周辺に突然現れる謎の男をはじめ、新薬プロジェクトをきっかけに、ハルトを待ち受ける運命の歯車が、少しずつ動き始める……。
ハルトが「あなた」に出会うまでを描いたビハインドストーリー。
ゲームを履修してないとだめだった、この舞台だけでは100%楽しめない感じで、ちょっと置いてけぼり感があった。舞台単体では起承転結とか盛り上がりに欠けるかなあ。でもこれ、ゲームをちゃんとやってるとグッと来るみたいなので、完全にわたしの慢心。ちょいちょい独り言を言うハルト、かわいくて良いですね…。腕すごいな!?身体鍛えているなあと思いながら観ました。村正でどうなってるか楽しみ。
バレエ1
Noism実験舞踊vol.1『R.O.O.M.』『鏡の中の鏡』
オペラ、バレエ好きな友人(わたしが舞台に興味を持つきっかけのひとつをくれた人)がおすすめしていたNoism。運よくおすすめしてた数日後に公演があると知り、現代バレエってなんや?という知識ゼロ状態で観に行きました。
あの価格は良い意味でちょっとおかしい…! 肉体の動き(と音)だけで心をざわつかせるのなら、ほかにも見どころ(衣装とか)があるバレエは絶対おもしろいじゃないか…!と思った
以下公演を観たメモ書き↓
愛し合ってるのか憎んでいるのか追い詰めてるのか挑発してるのか。固形なのか液体なのか、人間なのかそうじゃないのかよくわからないような動き。搾り出される歯磨き粉みたい。何食わぬ顔で壁に開けられた穴に自らの肉体を仕舞い込む不気味さ。人じゃないみたいだと思っていたのに、ふとした瞬間に強烈な生々しさを感じてぞっとする。
腹に響く重低音、ノイズ、耳障りな高い音。
不快で不穏。こわい。小さな頃に見たらトラウマになってしまいそう。
無表情で男を追い詰める女たち。伸びる手。こわいこわいこわい。反復する動きは輪唱みたいだと感じた。はじめは同じような生き物に見えたひとりひとりの輪郭が徐々にはっきりとしてくる。
光、映像、残像。
複雑に絡み合った身体は地獄を描いた絵画みたい。飛び出す頭、腕、身体。一人だけ取り残された男。でもすぐに、何事もなかったかのように皆無表情に壁に、天井に消えていく。現代のグロテスクさを表しているみたいだと思った。
爪先立ちの足のかすかな震えや衝撃で揺れる太ももの肉。それがこの人たちは人間なんだと感じさせて奇妙な感覚になる。
------------------ここまで------------------
現代バレエ、よくわからないけどなんかすげえな!という頭の悪い感想を抱きました。映画館でやってる古典も含め、ちょこちょこ観に行ってみようかな。
イベント…6
spi×VVコラボvol.02
行ってました pic.twitter.com/ufeJwPQfWQ
— かんそうぶん🍹💕🐈🦑🌬 (@KansouBn) January 22, 2019
なんか色々ばたついたお渡し会イベント。推し、イベントはプロの業者に間に入って欲しいなあ。そのほうが皆が幸せになれると思われる。金銭的に無理ならクラウドファンディングで募ってください(財布を懐から出しつつ)
期せずしてフォロワーさんと遭遇しランチができ、役についてなど語り合えて楽しかった!
spiファンイベントNonfiction
みんなありがとねまた会おう!^_^ pic.twitter.com/6mFjd7E3HO
— spi (@spi_bot_william) June 3, 2019
昼夜参加。これ!こういうイベント大好き!推しの頭の中、考えていることをがっつり聞けて、歌もみっちり聴けました。楽しかったよおおおおお!!!
推しは最近有料・無料で差をつけるようになったのかな、という印象があり、オタクはうれしい。無料で大盤振る舞いせんでええよ!ちゃんとお金払わせて!と常々思っているので。その反面、2年前に書いていたような役作りについてのブログはもう見られないかもなあと思うとちょっとさみしい。が、こんなに魅力が詰まったイベントをしてくれるならオールオッケーです。
一番初めのファンミは己を晒しすぎ、繊細であやうさを感じたけれど、今回はああ、この人いま安定してるな、と思えた(個人の意見です)。見せる・見せないの線引きが前よりしっかりして、自分の中できちんと消化した部分をファンに見せてるのかな、という印象だった。これからどんな変化を見せてくれるのかな。楽しみ。
一番はじめのファンミの感想はこちら
伊万里有アルバムリリイベ(ゲストspi)
ありがとう! pic.twitter.com/oaEWunxpPH
— spi (@spi_bot_william) April 6, 2019
伊万里くんリリイベ。推しが歌う回に行ってきました。推しの「恋風邪」リリース翌日だったので、話題に出るかな?と思ったけどそんなことはなかったぜ!
恋風邪の世界観について延々考えている記事はこちら
ふたりの仲が良くて見ててふふってなった。割と左右に分かれたりステージの段になったとこ?に乗っかって歌ってくれてたので、ゼロズレに推しがいてうれしかった…。
伊万里くんのパフォーマンスもよかったなー。PVもちゃんとしている…。
握手待ちの時、プリザーブドフラワーを使ったヘアメをした女の子がいて、わーー、かわいい!大事な日なんだねえ!ときゅんとした。伊万里くんの衣装は確か上下白の服だっけ。「イケメンにのみ許されし服装…!」とおののいた。
接触では伊万里くんに「いま一番鍛えてる筋肉はどこですか?」と聞きました。
伊礼彼方CDサイン会
レミゼ終演後に参加。
今までちょこちょこ若手俳優のイベントに行ってみたけど、それとは明らかに空気が違う。皆さんとても落ち着いている…! 素晴らしいなあ。ご本人のキャラとキャリアのなせる技なのかしら。
推しじゃないし平気平気〜緊張しない!と思ってたけど、いざ伊礼さんを目の前にすると目力の強さと顔面力の高さ(顔面力とは?)にドキドキしました。
どのファンにも終始丁寧かつにこやかな対応、でも常連さんと思しき方には「〇〇日は?来る?」とフランクに接していて、わーーーす、好き…と思いました。伊礼さん、無人島に漂着しても動じ無さそうな胆力の強さを感じる。好きです。
運命のドロップキック
味方良介さんのイベントに去年に引き続き参加。
ほんとになんか…投げ銭できたりしないのだろうか? 役者とファンのイベントの理想形がここにあると思う。詳しくはここに書いた。
40歳までにコレをやめる トークイベント
現場でした。そういえばオカキモチ買ってないぞ!ということで買った。読むぞ!わーい!! pic.twitter.com/Bzaa09VPTb
— かんそうぶん🍹💕🐈🦑🌬 (@KansouBn) June 1, 2019
舞台へのハードルを下げてくれた岡田育さんの出版記念イベントへ。劇団雌猫のひらりささんとのトークで、聞き応えがあった…! お二人とも考えていることがたくさんあり、それをうまく処理してらっしゃるのだろうな…と感じる。うーん、自分もそういう風になりたい…。本は一回さらっと読んだので、またじっくり読もう。ちなみに、連載時に感銘を受け、接触前にプロにメイクしてもらったのはこちらに書いてます。
岡田さんもアトリエはるかだったと判明した。わたしもアトリエはるかでした。マシュマロで記事を見てメイク行きましたー!って言ってくれた人もアトリエはるかだった。大人気。明朗会計だし、いいよね。
ライブ・コンサート…3公演
- CLIE SONIC
- フレンズ・オブ・ディズニー
- 伊礼彼方プレミアムルーム『Elegante』
CLIE SONIC
たーのしかったー!楽曲が最高にいいー!Like A二回しか観てないのに口ずさめるってどういうことなの。キャッチーで耳に残るしかっこいい。やっぱ一作目も観ないと…!!SLAZYも意外とわかった!わーい! pic.twitter.com/XW23x3pVNO
— かんそうぶん🍹💕🐈🦑🌬 (@KansouBn) February 10, 2019
SLAYZYとLike Aのメンバーが歌う?そりゃ行くでしょう!と。酒が飲める現場っていいよね。SLAYZYはあまり履修出来てないけど、がっつり観たらハマる自信がある。ので、すこーしだけ観て今は少し距離を置いている(そういうコンテンツ多すぎじゃない?いや、ほんと体力と気力が足りないんですよ…)
わたしが行った回は藤田玲さんゲストの回でした。エーステの後に来たって行ってたかな、お疲れ様です。KIMERUさんが客降りしてハイタッチをしていき盛り上げ上手…!と思った。やはりSLAZYは危険なコンテンツだな、余力が出るまで近づかないでおこう…とおもいながら、過去作のパンフを8割買ってしまった。円盤はね、これから…。
そしてLike A! やっぱり歌がいいよなーーー! すき!一番好きなのはSHUNさんです。ツーブロックでラップできるとかさあ、やめてください…
フレンズ・オブ・ディズニー
今日の現場です。育三郎をはじめて生で見るぞ…! pic.twitter.com/O07A0GJeTG
— かんそうぶん🍹💕🐈🦑🌬 (@KansouBn) April 7, 2019
生三郎、うま三郎…すご三郎だわ…
— かんそうぶん🍹💕🐈🦑🌬 (@KansouBn) April 7, 2019
山崎育三郎さん、落語心中で初めて知ったんですけど、歌がうますぎるし低音が魅力的すぎる…。海宝さんと一緒に歌ってて、美と歌唱力の暴力だったわ…
育三郎の大渋滞だった。
— かんそうぶん🍹💕🐈🦑🌬 (@KansouBn) April 7, 2019
山崎育三郎氏、あまい顔立ちに反して低音がしっかりしててダンディなので、見てて混乱する。出で立ちが王子なのに…なぜあんなにも存在感ある低音を出せる…??
— かんそうぶん🍹💕🐈🦑🌬 (@KansouBn) April 7, 2019
アラジンは海宝さんが歌うと思ってたら育三郎氏でびっくりしたけど、素敵だった。そして海宝さんはライオンキングでした。それはそうか!!いきいき歌っててかわいらしかった…
— かんそうぶん🍹💕🐈🦑🌬 (@KansouBn) April 7, 2019
海宝さんと育三郎(なんとなく下の名前で呼びたい)目当てで行きました。いやー、すごかった。皆歌がうまい。コンサートだから当たり前なんだけど、素晴らしい歌声でした。海宝さんと山崎育三郎氏のふたりのステージのあと「王子様じゃん!」って山寺宏一さんが言ってたけど、ほんと…ほんと顔面力と歌唱力の高さに圧倒された。最後はパパイヤ鈴木氏に教えてもらって、観客も一緒にダンスして終了。楽しかったー!
伊礼彼方プレミアムルーム『Elegante』
エレガンテ夜の部行ってきた。やだーーー、伊礼さんかっこいい!!!お調子者なのにしっとりしてて大人感がある…!あと客層が落ち着いていて居心地が良い…。 pic.twitter.com/EtKjfzTck3
— かんそうぶん🍹💕🐈🦑🌬 (@KansouBn) April 27, 2019
伊礼さんのアルバムリリースイベント…になるのかな。イープラスの手数料カフェで飲食しながら伊礼さんの生歌を聴くという素晴らしいイベント。しかも伊礼さんから観客全員にシャンパンのプレゼントがあった。男前…。CDを買うと伊礼彼方がしゃぶしゃぶを食べているブロマイドにサインを入れてプレゼントというアナウンスにざわつく場内。「しゃぶしゃぶ…!」「しゃぶしゃぶを食べる伊礼彼方!」「しゃぶしゃぶphotoは欲しい!」と心が乱れましたが「我々すでに先日CD買ったよね」という話をしてしゃぶしゃぶ彼方は見送ることにしました。
いやー、でもスポーツカーに乗ってキメてる伊礼さん(サイン会でもらったポスカ)より、しゃぶしゃぶ彼方の方がいいな、なんか意味がわかんなくて…
寄席2
- 新しき哉No.1
- ちゃお4
両方とも瀧川鯉八さんの落語を聞きたくて。演目はこの7つを聴けました。
- 多数決
- ぷかぷか
- にきび
- 俺ほめ
- やぶのなか
- いまじん
- サウスポー
瀧川鯉八さんは古典をやらず、創作落語のみをやってる方。人間のなかにあるやましい気持ちや少し後ろ暗い部分を笑いに昇華する感じがとても良い。しぶや落語などにも出てるので、ぜひ観て欲しいです。俺ほめの動画貼っときます。
映画5本
- 映画刀剣乱舞
- キングオブプリズムSSS1
- キングオブプリズムSSS2
- キングオブプリズムSSS3★
- プロメア
こちらは感想割愛。
目標と振り返り
1.事前に舞台の情報を集める
2.舞台の情報をまとめる
3.現場の取捨選択をする
4.毎公演、一回一回を大切にする
5.ブログを書く頻度を上げる6.ざっくりでもいいので家計簿をつける
7.健康に注意する
8.骨格診断とパーソナルカラー診断に行く
1→舞台の予習。ほどほどにできた。あらすじを読む→深堀りせずに、フィーリング重視で観劇、でうまくいっています。
2→舞台の情報まとめ。できてない!これは上と関係してくるけど、ほどほどにしか調べてないからというのもある。が、がっつり調べたいものもあるので、これは別ブログを立ち上げてまとめたいなーとぼんやり思ってます。
3→現場の取捨選択。費用対効果も考えつつ、一応はできてる。年始に目標を立てたときより、好みがはっきりしてきました。あらすじ以外、舞台美術などにも興味が出てきた。今年いっぱいは今のスタイルでいきたい。
4→推しの舞台以外は3回までと決める事で、集中力が上がった。いいぞいいぞ!推しの舞台、下半期はもうちょい回数を増やしたいが、7と相談。
5→ブログの頻度。直近はツイートを並び替えてざっと出すようにしたので少しは上がったかなあ。クオリティより量とスピードを上げたい。
6→家計簿つけれてません!!!!!!!
7→健康になりたいよね。平日毎日予定を入れて、土日寝倒して、次の週も調子悪かったりした。はやく学べ。
8→行けてないー!でもたぶんブルベ夏!メイクするのが最近楽しいから、はやく答え合わせしたい!!
まとめ
ストレートプレイ…14演目/ミュージカル…6演目/音楽劇…5演目/2.5次元舞台…5演目/バレエ…1演目/イベント…6演目/ライブ・コンサート…3演目/寄席…2公演/映画…5本
2019年上半期現場は69でした。
配信で観たのは「MESSIAH メサイア -暁乃刻-」「MESSIAH メサイア -悠久乃刻-」「MESSIAH メサイア -月詠乃刻-」をそれぞれ2回、トランプシリーズ「グランギニョル」「SPECTER」「マリーゴールド」か…?なんかほかにも観た気がするけどわからん。
推し事が何もない週が1月第1週のみで、あとは何かしら現場に入っていた。処理能力を上げるか強靭な肉体を手に入れるか、なんにせよ対策をしないといけない。
この記事めちゃくちゃ時間かかってるから、やはりこまめにブログを書かないとな…下半期の目標にしよう。
それではみなさま、良い推し事ライフを!
▼激熱!双眼鏡ダイマ記事▼
▼マナー系記事とか▼
推しのプラベに踏み込みすぎるのはどうなの?という記事
やばい人はガチでやばい。せめて隠れてやりましょう。
回が進むにつれイキって行く様子が見られます。
▼推し方に悩んでるならこちら▼
▼当ブログの100記事目までのおすすめまとめ▼
セルフライナーノーツ的な。
▼recommend▼
手紙を書くときのTips。内容以外で気をつけることについて。マシュマロ返信で印刷方法追記しました(2019.05.29)
これから書きたい記事・最近書いた記事
今回振り返ったものは一旦整理&円盤後の感想へ
・わたしたちはパトロンにはなれない〜誰のための推し事か〜 ★★☆
・わたしは舞台に何を求めているのか〜舞台はテーマパーク、ディズニーととしまえん〜 ★★★★
・イベントってどうすればみんなが幸せになれるんだろうね? ★★★
・オタクと推しと自意識と〜事実と妄想、自覚と無意識〜 ★★★★☆☆
・わからないボックス運用方法
・「お前だって誰かを踏みじにって生きている」 ★★★★☆
・わたしたちは推しを消費している〜ファンと応援というグロテスクな構造〜 ★★★☆☆
・自分の意見を伝えるのが怖いあなたへ〜全人類ブログを書こう〜恐怖や悪意との戦い方 ★★★★★★☆
・キャバクラ・ホストで例える推し事について★
・【気をつけろ、プレの話は燃える】着用報告=自分は推しに気に入られている なのか?★
・BBA、アスペ、メンヘラ 〜スラングを使う心理とデメリット〜
・高額転売に怒る茶の間を揶揄するオタク、視野狭窄になっている
・要望を伝えるのは悪なのか?〜肯定しか許されないという地獄〜★
・『普通』じゃない=劣っているという思い込み故に生まれるモンスター
・推しの恋愛についてどう思う?(マシュマロ返信)
舞台、イベント感想
・メサイア トワイライト ー黄昏の荒野ー感想 ★★★★★★★★★★☆☆(たぶん次作とあわせて、メサイアシリーズ全体の感想にします)
・黒ステ感想★★
・spiファンイベント「Nonfiction」感想(ネタバレなし)
・トルツメの蜃気楼感想
★ありがとうございまます。★が引用スターで、☆がマシュマロで現状いただいてるリクエストです。
気軽にどうぞ。だいたいTwitterで答えてます。
回答スタンスは「丁寧なものには丁寧に、無礼なものにはそれ相応に」
こまめに確認してないので、急いで何か聞きたかったり議論討論したかったらリプかDMをください。 ふわふわなのうれしい(甘え)
・サクッとマシュマロ簡易返信
推しと親密な人についてどう思う?氏。推しの恋愛、カノバレについて…むずかしい!でも考えるとおもしろそうなので腰を据えて書きたい! 一旦ふわーっとTwitterでマシュマロ返信すると思います。
nmmn記事氏。わ、わ、わかるー!腐女子のスラングを使ったりあのノリで性的消費してるのを目撃するの、わたしも2次元相手でも苦手です。でもそういう人、腐女子でもいると思います。ので、言ってみてもいいかも。
とりあえず。たぶんそのうちもうちょいしっかりTwitterで返信します。
▼ツイ廃です▼
気軽にフォローするとTLが埋まります。 が、ブログにまとまる前のあれこれが読めます。きみはこのツイの量に耐えられるか!?
ナマモノ半ナマBL男女関係なく、生っぽいエロの話を目撃するとわたしは気持ちが悪い
2020/10/20追記-----------------
この記事は2019/7/11時点のものです。件の方のその後の行動には色々と思う部分がありますが、ここでは触れません。有料note、クラウドファンディング以前の話だとだけ書いておきます。
----------------------------------
あるnoteが発端で、舞台、若手俳優、腐女子、刀剣乱舞、刀ミュ、セクマイクラスタなどが入り乱れての問題になっていますね。
今回の件は問題が複数あるけれど、一番は「何をナマモノ・半ナマとするか」の定義が曖昧なのが大きいなと思います。
そんな根本がかみ合ってない状態で、あの超長文が錬成されたせいで、各所で怒りが噴出してるなあと思いました。
かつ、各々怒っている部分が違う。
たぶん皆、それぞれの立場で問題にフォーカスし、思った事を言ってるので収拾がつかなくなってるなあ…そして自分の立場を大事にして…言い換えると固執して話してるから、感情的になってるなあ…と思いながら色々を読みました。
いろんな意見に目を通して、現時点ではっきりと言えるわたしの意見は「生身の人間の言動を元に妄想し性的消費しているのを目撃すると、その対象を汚されたように感じて不愉快だから見たくない」です。
今日は件のnoteや関連note、それを取り巻く反対意見、賛成意見などをもとに、考えた事を書きます。なお、現時点で考えた事なので、意見は変わるかもしれません。
もくじ
- 件のノートなど
- 前置きとして
- 下ネタは、俳優を汚されたように感じる
- 身内のノリ+性的な話は「気持ちが悪い」
- これはリンチなのか?
- ヌメさんに共感できるところもある
- 例えばこんなマシュマロなら騒ぎは起きなかった?
- それは「腐女子」ムーブではなく、日本人の村八分ムーブでは?
- 「腐媚び」についてとジェンダーの話
- まとめ
件のノートなど
発端になったnote
ヌメさんのnote読解や反論、感想など
前置きとして
軋轢って、自分と他人の違いから生まれますよね。
それって、突き詰めると「俺が気に入らねえ!」って話になると思うんですよ。
ナマモノがなぜだめか。
「俳優が見るかもしれない」
というのももちろんあるんだろうけど、そういう話はいろんな人がもっと詳しくしてくれてると思うので、今回わたしはあんまり話す気がないです。
ちなみに、「俳優側への配慮」も、丁寧に言うと「俳優側や運営側が対応を変えて、今まで享受できていたものが失われるかもしれない、だから配慮してくれ」って話だと思ってます。かなり雑だし、乱暴な言い方だけど。
で、わたしも突き詰めて考えたんですけど、自分の思う「俺が気に入らねえ!」が何かわかりました。
「生身の人間の言動を元に妄想し性的消費しているのを目撃すると、その対象を汚されたように感じて不愉快だから見たくない」
これでした。これについて話していきます。
なお、事前にこちらを読んでいただくと捗ります。
下ネタは、俳優を汚されたように感じる
自分がTwitterで検索をした時に、2.5次元の感想と腐妄想をごちゃ混ぜにしてるアカウントが出てきたらわたしはキツイです。腐と書いたけど、実際はBL関係なく、他人の生々しい性的欲求だったり、身体について語るのを目撃するのがめちゃくちゃ苦手なので、引く。
でもこの辺の感じ方は人によると思う。
例えばわたしはLGBT問題や性犯罪や性差別などについてもツイッターのアカウントで話します。それは、性の話は大事だと思っているからというのが理由のひとつ。もうひとつは、性の話とエロの話は違うと思ってるから。
わたしにとって性とエロは明確に違うけど、同一視する人がいるだろうというのはわかる。(生理用品が生活必需品ではなく課税対象…みたいな話を見ると、生理用品(性)=エロ、みたいに思ってる人がいるんだろうなというのは容易に想像ができる。)そして性=エロだと思っている人は、わたしのTLを見たら「アカウントを分けろよ…」「俳優の話とエロ(エロではないのだが)を一緒のアカウントでやるな」と感じるかもな、とも思う。
アカウントの使い分けって、人それぞれですよね。
わたしにとっては、推しも舞台の感想も性差別も社会問題も全部興味がある事だから同じアカウントで話している。でもそれを全部切り分けて運用する人もいる。わたしの@KansouBnの運用方法として「生々しいエロを言わない」というのがある。
わたしはBL、男女、百合関係なく、生々しいねっとりした妄想を鍵なしでやってるアカウントは引く。例えばイベントレポなどを検索して、目当てのものを書いている人がいたとする。「他にも書いてるかな?」ってその人のホームに飛んで、生々しい妄想やらエロの話も書いてあるのが目に入ったら、わたしは不快になる。(あくまでもこれはわたし個人の話です)
今回のヌメさんは
「俳優が発した言葉を」
「また聞き(イベントレポを見た)で自分なりに歪曲し」
「役を演じた俳優が妻って言ってるから二人はもう公式で夫婦!」
みたいな盛り上がりをしてるから、ウーン…?ってなった。
ご本人のnoteにツリーで「訂正してください」って書いてる人もいたけども、
FF外から失礼致します。全文を読了しております。その上で「3」の内容訂正をお願い申し上げます。俳優さんの活動に実害を与えております。長々と申し訳ありませんが下記に詳細を失礼致します。 pic.twitter.com/PZv0U2ELHF
— お願い (@fdA88rqwAiiAiMb) July 8, 2019
- 俳優発信の言葉を
- 二次元の自カプに置き換え
- 妄想して楽しんでいる
フォロワーさんがまったく同じ気持ちを語っていたので内容を引用させてもらうけども、「自分のなかで推しは綺麗な存在だから、推しに対して2次元的な性的消費をしている様を目の当たりにすると、推しが穢されているようで嫌だ」と思う気持ちを自分は持ってる。
若手俳優を二次元オタクのノリで性的消費をするのは気持ち悪いので気をつけよう、という話 - 晴れた日のねどこ
これに抵触するからです。
件の俳優さんが自分の推しで、この騒動が起こっていたら本当にキツいしブログを書いてる余裕なんてねえ!と思います。
身内のノリ+性的な話は「気持ちが悪い」
ここにも書きましたが(再掲)
身内ノリで騒いでるのって、外部から見たら「気持ち悪く」見えがちだと思うんですよ。これは腐女子関係ない。自分の知らないコミュニティの人が、そこでしか通じない共通言語で盛り上がってたら、外部の人間は違和感や嫌悪感を抱きがちだねという話。
腐女子の部分は、カースト上位者でも同僚グループでもなんでもいいです。好きな言葉を当てはめてください。
とにかく、よく知らん人がものすごく盛り上がってて、その内容がよくわからなかったら、なんか怖かったり嫌悪感を持つこともあるよね、ってことが言いたい。
腐女子ってR18レベルじゃなくても、恋愛や性愛の妄想を楽しむじゃないですか。そうすると、地雷レベルが上がると思うんですよ。だって、恋愛やセックスって嗜好が人それぞれバラバラだし、プライベートに関わるセンシティブな内容だから。
それゆえに腐女子間では細かく棲み分けがされてるんだと思う。地雷への配慮とか、細かい注意書きがあるんでしょ?
腐女子ならジャンルや嗜好は違えど、性愛の話をしてるんだねって共通認識はあると思う。 だけど、腐女子じゃない人が腐女子の会話を見たら、「えっ、なんでこの人たち全世界に自分の性的嗜好を大公開してんの!?正気か!?」ってなると思うんですよ。少なくともわたしはなることがある。
なんだろうね、別に性やエロの話が全部だめってわけではない。ただ、感情が乗りすぎてる熱がこもった性の話をしてる人を見ると、びっくりしてしまう。
だってさ、例えばですよ? 普通に生活してて、仕事仲間に性的嗜好とか熱く語ります?語らんでしょ。酒の席でのそういう話になる事もあるけど(そしてわたしはそれが好きではないがそれは置いといて)、日常でそういう話はしないじゃん。
エロい話も嫌いではないのだが、わたしは関係を選んで話したいんですよ。だから、鍵無しでエロの話…特に、興奮した!みたいな話をしてる人を見ると、本当にびっくりする。
「えっ、なんでそんな話を誰にでも見えるところでしてるの…!?」ってなる。
ちなみにこれは程度と湿度の問題で、例えば「こういうのに萌える〜」くらいのレベルなら平気だし、熱っぽく語っていてもからっとしていたら平気なこともある。そしてその辺の受け取り方は人それぞれなので難しいなと思う。
他人の性の話って、求めてない時に目撃してしまうとまじで大ダメージなんですよ、自分は。こっちもそういう気分の時ならセックスについてだとか性的嗜好の話をしますよ。でもそうじゃない時に、他人が「ドチャクソシコい」とか言ってるのを見かけてしまうと、申し訳ないが、めちゃくちゃ気持ち悪いと思ってしまう。
再度になるけど、知りたい事があって検索をして、目当てのものを書いている人がいたとする。「他にも書いてるかな?」ってその人のホームに飛んで、生々しい妄想やらエロの話も書いてあるのが目に入ったら、わたしは不快になる。(あくまでもこれはわたし個人の話です)
「嫌なら見るな」「わざわざ不快なものを自分から見に来て物申すな」と普段からわたしは言うし常々思っているが、それこれとは話が別。
鍵をかけてないと、見たくなくても嫌なものが目に入る事はある。
これはリンチなのか?
わたしははじめに書いた通り、性的欲求を目撃するのが嫌派なので、ヌメさんが俳優の発言を自己解釈して腐妄想に展開した部分は好きではない。
が、それとは別として、マシュマロやリプで本人に暴言(意見ではなくて、頭がおかしいとかそういう暴言)を吐くのはちょっと違うんじゃないか?と思うし、それは良くない行動だと思う。
話すのなら冷静に話すべきだと思う。
これ、発端はヌメさんの「ナマモノ的」(あえてカッコでくくります)発言を危惧したマシュマロ主への対応を見て、意図的に燃やそうと晒した人がいるんだよね。(ヌメさんのnoteより)そして、悪意が悪意を呼んで寄ってたかってオモチャにされた部分もあると思う。その部分を見れば、放火だしリンチだとわたしは思う。
だってさ、例えばフォロワー20人の人が同じ事をやってたならここまで燃えたのか?って思うんですよ。
逆に、岡田育さん規模のアカウント(フォロワー2万)なら、意図的に燃やそうとする人はあらわれないのでは?とも思った。(岡田さんは萌えを語ってるしBLについても話してるけど、肉体的感覚を伴った印象を受けない。生々しくないしじめじめしてなくて、さらっとしてる。だからわたしは平気なのかもしれんし、ほかの人もそうなのかもしれん。文筆家の筆力とバランス感覚ゆえなのか?そのあたりはわかりません)
なんというか…「丁度良く燃やせそうな規模とキャラだから燃やした」って印象を受けた。
noteについて。
これはヌメさんにも落ち度はあったと思う。
- 相手に「こういう状態で読んで」って注文を付けた(コスト負担させた)上で
- 煽るような口調で書き綴っていた
- 苦言を呈するアカウントを敵視し聞く姿勢を見せなかった
- 自説を補強するために自カプ万歳!みたいな話に分量を割き過ぎ(=ナマモノの定義が違う人、今回最も擦り合わせが必要だった人たちの反感を買った)ていたこと
いや、わかるんだけどね。自分と違う意見が来るって、それだけでもこわいし心理的負担が大きい。それがさ、誹謗中傷がきて、匿名でやや刺のある意見がガンガン来たらさ、疑心暗鬼にもなるよね。そのうち普通のアカウントからも意見は来ただろうけどさ、その頃にはもう冷静になんて慣れないよね、そりゃ攻撃的にもなるよなあ、という。
あのnote、端的に言うと冗長だし分かりづらいなと感じたんだけど。そのあと「この人パニクってて強気に出ないとメンタル保てないんじゃね? それが裏目に出ているのでは?」と思った。あとは「このnote、公開する前に誰かに見てもらったのか?相談したのか?相談してこれを公開したとしたら、ちょっと悪手がすぎるので、ひとりでやってひとりで公開したんだったら良いな」と思った。
とにかく、「何をナマモノとするか」の定義が曖昧、かつ「各々怒っている部分が違う」という根本がかみ合ってないままあの超長文が錬成されたせいで、各所で怒りが噴出してるなあと思った。
ヌメさんに共感できるところもある
完全同意!ってところだったり、「文脈を無視して一部分だけ切り出したら」って条件が付いたりはするんだけど。
ひとつ挙げると、発端のマシュマロの件。
この「好き」って結構重要な部分かと思う。
- 「ヌメさん本人が好き」なのか「創作物が好き」なのか
- 「ヌメさんと親しい」のか「一方的なファン」なのか
- 「ヌメさんの性格をしっている」のか「創作物しか知らない」のか
例えば、ヌメさんの作品が好きだけど、一方的なファンで本人と関係性ができていない。だから匿名で送ったのかもしれない。ここはわからないけど。
このマシュマロについて、「どうして卑怯だと思うんだ!」「ヌメさんの事を思って言ってるのに、なんでこんなにキレるの?」って意見の人もたくさん見た。
でもね、キレるのはわたしはわかる。理解できる。
自分は三次元の推しがいて、ナマモノの危うさもちょっとはわかっている。だから今回のマシュマロのメッセージが「あなたのためを思って」だと理解ができる。でも、今回のことでナマモノや半ナマって定義が人それぞれ違うと皆分かったと思うんだけど。感じ方って人それぞれなんだよね。
で、マシュマロについても、わたしやヌメさんみたいに「匿名で言うな!ウオオ!」って人もいるわけですよ。クソみたいな匿名メッセージがしょっちゅう届いてたら、「まーた好意をちらつかせて自分の思い通りに他人をコントロールしようとするクソ野郎がきたんか!?」と思うこともあると思う。
でも、これも組み合わせとタイミングなんですよ。送り手の文章スキルだったり、どれくらいの熱意で伝えたいかだったり、受取手の状態(イライラしてたりおなかすいてたりがあるかないか)によると思う。
例えばこんなマシュマロなら騒ぎは起きなかった?
これはマシュマロ主を非難したいわけではなくて、誰かに何かを言うときに、聞き入れられやすい方法はなにか、という話だと前置きをして話します。
マシュマロ主は、言葉足らずだったかもなとわたしは思う。誰かになにかを訴えかけて行動をかえてもらうためには、自分が敵ではないと相手に理解してもらわないといけない。もっと言うと、「敵ではない」では足りない。味方であると思わせないと、受け入れられるのは困難だと思う。
この場合、2種類の方法があると思う。
①身元を明らかにする
②好きな気持ちを伝える
まず①
いきなり否定するけど、これは完全に関係性による。無条件で味方だと思える人、そういう関係性を築けている間柄なら、身元を明らかにした方が絶対に良い。
だけど、たぶん今回は違うと思う。仮に名乗り出たとしても「よく知らんファン」の訴えなら聞かないと思うんだよ。だって、よく知らない人って、自分の人生の重要人物ではないから(的な事はヌメさん本人も書いてたね)
今回は、名乗る事がアドバンテージになる相手じゃないから、マシュマロという匿名ツールを選んだんだと思う。
だから②が重要になってくる。
「あなたがどれだけ好きか」を表明して、敵ではないと思ってもらうこと。マシュマロ主は「ヌメさんが好きだから」とさらっと書くんじゃなくて、どこがどういう風に好きで、ヌメさんの作品に触れてどう思ったかとか、そういうのを書いたり、ナマモノのリスクに触れた上でもっと丁寧に書いたらまた違った、かもしれない。わからないけどね。
わたしの座右の銘は「他者への干渉は善かれ悪しかれすべて暴力」なんだけど、どんなに言葉を尽くしても、伝わらないときは伝わらないし、暴力になる可能性があると思ってるのね。
「行動を変えて欲しいというお願い」なんて、暴力そのものじゃん。しかも見ず知らずの人から言われたら、そりゃ嫌だよ。
今言ってもしょうがないことだし、これを書くと「いや、あの人のnote見た!?問題を全く理解してないじゃん!」と言われそうだけども。
そして最後までしっかり読んだ上で、「あっ、この人問題を理解してない…」とわたしも思ったけども。(何度も言うけど、一番のネックはナマモノ・半ナマの定義が人によって違う事だよね)
再度になるけど、これははじめのアクションが違ってたら、というifの話です。
ちなみに、この伝え方については山田ズーニーさんの本から得た部分が多いです。気になる方はどうぞ。
それは「腐女子」ムーブではなく、日本人の村八分ムーブでは?
脱線するけど、このツイートを見て、ん?と思った。
これ、「腐女子」と一括りにしてるけど、それっていいの?あってるの?そこは歴戦の腐女子の方々に聞きたい。そういうムーブ、伝統的にあるの?
これが腐女子界で脈々と受け継がれてきた伝統ムーブ「みんなこう思ってるみたい💦みんなこう思ってるから◯◯ちゃんはここから出て行ってね?」です。法的にBANできないからこそこんな決を取りたがる。
— エアマリ! (@rabbitch_) July 9, 2019
たった一人の腐女子に対して行われている現在進行形の集団リンチです。
これのどこに正義がある? https://t.co/o6hr5yHwpd
件の界隈が過去に集団いじめをしたという話は昨日軽くググったんだけど、それ以外にもそういうことってよくあることなのだろうか?
これは腐女子の伝統的ムーブというか、日本でよく行われる「空気読めない奴は出て行け!」的な村八分ムーブかと思ったんだけど、そこが知りたい。
「腐媚び」についてとジェンダーの話
上記の方の発言やRTを追うと、「ファン層がシスヘテロだけだと思ってるのでは」とか、「腐媚びと思った人はそういう目で見てるからそう思っただろうに、それには言及されないのか?」という意見を見た。
「腐媚び俳優のレッテル」という言葉を気軽に使う人たち、LGBT関連の配慮をしていますという建前が完全に崩れてるんだよなぁ。若手俳優のファン層がシスヘテ女性だけだというその思い込みが、もうヘテロノーマビリティなんですよと。あなたのすぐ隣の同担は、セクマイの人かもしれないのに。→
— エアマリ! (@rabbitch_) July 10, 2019
芸能人ファン層にはゲイ、女体持ちの男性、男体持ちの女性、多様なジェンダーの方がいて、その各々がファンサを受け取って解釈するわけですよ。いわゆる「腐向けファンサ」に喜ぶのは腐女子だけではない時代なんだが、「腐媚びで離れるシスヘテ女性ファンという仮定」「だけ」でしか話を進めないね。
— エアマリ! (@rabbitch_) July 10, 2019
この騒動について調べてる間にブログの写真の件を知ったんだけど、それを否定的に受け取った人が鍵無し垢で「腐媚びやめろ」と呟いてるのをいくつも見たんだよね 2ショットを「腐媚び」と受け取ったのもその人のフィルターが掛かっている筈なのにそっちは問題にされないのが本当に不思議なんだけど
— 死 (@fa000be) July 10, 2019
これについてはわからん!なぜというと、たぶんわたしが「腐媚び」と思って見てないから。
正しくは「そこに萌えないから」かなと思う。
「腐媚び」と捉える人はいるのだろうし、原作でカップリングされがちなキャラの場合、それを踏まえたツーショを上げたりはするのかもなーと思う。が、いかんせんこちらの受容体の問題で、ぴんとこない。
だからそこについては話すことがあんまりない。
今回の話でシスヘテロの話を出すのはこんがらがるよなーと思う。というか、びっくりしたもん、その界隈にまでこの話広がっちゃったかーって。
そこを今回絡めて議題にしたら、永遠に平行線かもしれないなと思う。だって、「腐女子」って一括りにできないでしょ。
例えばだけど「腐女子=ゲイに理解がある」かというと、違うよね。
ゲイに理解があります!と口では言いながらゴリゴリの差別主義者というのは、いる。BL妄想にふけり性的消費をしながら、実在するゲイについては「ホモとか気持ち悪いしw」という人は、悲しいことに存在する。
腐女子って「実際の性知識には疎く、BLを完全にファンタジーとして描いたり摂取する人(「やおい穴」はあるよ!的な)」と「性知識に富んでおり、実際のセクマイとも交流があり、リアルに描写し摂取する層」がいるのでは?と思う。めちゃくちゃ雑な分け方かつ、そこまで腐ってない者から見た発言だけど。
BLは多少読んだけど、「なんで肛門から愛液が出てるんだよ」みたいな、女体と男体がごっちゃになったようなものもあれば「肛門内で射精をすると腹を下すので○時間は食事を控える」みたいなものもあり、腐女子といっても知識も受け取り方も楽しみ方も千差万別なのだなと思った。
なのでヌメさんの話を絡めつつジェンダーの話が出てくると、わたしはちょっとウーン…?となる。
セクマイについては個人的によく考える項目だけど、今回のヌメさんの件でセクマイの話、する? 議題はそこなのか?と個人的に引っかかってる。しかしこれはセクマイや女性差別について興味がある人がこの問題について考えた時、フォーカスをあてたのがそこなんだな、という話でしかないのかもなとも思う。わたしがあんまり理解できてなくて、そこまでピンと来てないのかもしれない。時間が経てばピンとくるのかも。
まとめ
まあとにかく、長々書いたがわたしの意見はこれに尽きる。
「よく知らん人の生々しい性的欲求の発露・オタク文脈で性愛に萌え散らかしてるのを見るのがしんどいので、見たくないしできれば隠れてほしい。それは2次元や半ナマに限らず」
やー、しかし今回のヌメさんどころじゃない、hnnmどころかゴリゴリのnmmn性的妄想や会話(俳優の男性器のサイズ妄想で盛り上がるとか、現場行ったら興奮して生理来ちゃった〜!えーわたしも〜!とか)を垂れ流すクソキモい人もなかにはいるからこの世は地獄だよな。そういう話題で盛り上がる鍵パカ垢で俳優にリプしてたりするから本当に地獄しかない(二度目)。エロの話をしてイキってるのは中学生みたいなんだよ、いい大人が見えるところでやるのは、腐女子以外から見たら異様だし異常に見えるんだよ…。
エロの話は皆隠れてやってくれよ…。(これはわたし個人の願望であり、他人に強制するものではありません)
話戻るけど、どなたかが言ってた「二次創作はみんなグレー!隠れろ!」というのが一番しっくりきた。ほんと…パブサしてじっとりしたエロの話を目撃してしまうとショックが大きいんですよ…。腐垢と2.5やナマモノを混ぜないでくれ…(希望)
まあ、嫌なら見るな論者なので、極力パブサもしなくなったし、パブサしても性的な二次創作をしてそうなアカウントは掘り下げて見なくなったけどもな…
まあ今日はそんな感じで。
また追加で書きたい事が出てきたら書きます。
それではみなさま、良い推し事ライフを!
本当にな…
▼激熱!双眼鏡ダイマ記事▼
刀ステ、双騎の参考になるかも。
ステラボールとサンケイホールブリーゼの見え方も書いてます。両会場ともほぼ最後列で使いましたがわたしは満足できました。
▼マナー系記事とか▼
推しのプラベに踏み込みすぎるのはどうなの?という記事
やばい人はガチでやばい。せめて隠れてやりましょう。
回が進むにつれイキって行く様子が見られます。
▼推し方に悩んでるならこちら▼
▼当ブログの100記事目までのおすすめまとめ▼
セルフライナーノーツ的な。
▼recommend▼
手紙を書くときのTips。内容以外で気をつけることについて。マシュマロ返信で印刷方法追記しました(2019.05.29)
これから書きたい記事・最近書いた記事
・わたしたちはパトロンにはなれない〜誰のための推し事か〜 ★★☆
・真剣乱舞祭2018感想
・スリル・ミー 感想 ★★
・新しき哉 感想
・Like A感想 ★★
・spi×VVコラボ第二弾の感想
・わたしは舞台に何を求めているのか〜舞台はテーマパーク、ディズニーととしまえん〜 ★★★★
・イベントってどうすればみんなが幸せになれるんだろうね? ★★★
・オタクと推しと自意識と〜事実と妄想、自覚と無意識〜 ★★★★☆☆
・わからないボックス運用方法
・「お前だって誰かを踏みじにって生きている」 ★★★★☆
・わたしたちは推しを消費している〜ファンと応援というグロテスクな構造〜 ★★★☆☆
・三百年の子守唄再演、各会場での演技の違い
・みほとせ再演、推しじゃない青江が気になりすぎて考察したよ ★
・CLIE SONIC感想 ★
・12人の怒れる人たち感想
・メサイア トワイライト ー黄昏の荒野ー感想 ★★★★★★★★★★☆☆
・舞台シンギュラ感想
・現代バレエがわからない観劇オタクがNoismの「R.O.O.M」を観てきた
・【本】自分を「平気で盛る」人の正体 感想 ★
・【本】宝塚ファンの社会学―スターは劇場の外で作られる 感想
・舞台 最終陳述感想
・自分の意見を伝えるのが怖いあなたへ〜全人類ブログを書こう〜恐怖や悪意との戦い方 ★★★★★★☆
・キャバクラ・ホストで例える推し事について★
・【気をつけろ、プレの話は燃える】着用報告=自分は推しに気に入られている なのか?★
・愛と断絶の物語〜りさ子のガチ恋♡俳優沼再演感想★
・黒ステ感想★★
・BBA、アスペ、メンヘラ 〜スラングを使う心理とデメリット〜
・高額転売に怒る茶の間を揶揄するオタク、視野狭窄になっている
・要望を伝えるのは悪なのか?〜肯定しか許されないという地獄〜★
5/29追記
済・推しとオタクの関係性を、店員と客のそれになぞらえて考えた
済・「行きたいけど行けない」が一周回って理解できるようになってきた
・後家安とその妹感想
7/1追記
・トルツメの蜃気楼感想
・『普通』じゃない=劣っているという思い込み故に生まれるモンスター
・2019年上半期、演劇などまとめ
どんどん増えていく…これを解消するために、いま過去ツイートを掘り返して同時進行でガツガツ下書きをしてる最中です。(★ありがとうございまます。★が引用スターで、☆がマシュマロで現状いただいてるリクエストです。のいさん!ちょっと待っててください…!(私信))
気軽にどうぞ。だいたいTwitterで答えてます。
回答スタンスは「丁寧なものには丁寧に、無礼なものにはそれ相応に」
こまめに確認してないので、急いで何か聞きたかったり議論討論したかったらリプかDMをください。 ふわふわなのうれしい(甘え)
・サクッとマシュマロ簡易返信
出待ち氏!良い方向に行くといいですね!コメントははてなアカウントがないと無理なので、マシュマロでもなんでも良いですよ!
ヘアメイク氏!アトリエはるかいいよね!3通とも届いてます、大丈夫、気にしないで!
通りすがり氏!推しの演技にだけ集中しましょう!いけるいける!
かわいいリプ氏!かわいいって言われたくなさそうな推しなら、言われてうれしそうな事を書くのがいいのでは!?
ほかにもあるけどとりあえず。たぶんそのうちTwitterで返信します。
▼ツイ廃です▼
気軽にフォローするとTLが埋まります。 が、ブログにまとまる前のあれこれが読めます。きみはこのツイの量に耐えられるか!?
あなたと推しは交わらない他人だけど 〜出待ちをするあなたと「行けません」を推しに伝えるあなたへのマシュマロ返信〜
今日は「出待ちは労働力搾取」「行けませんリプは相手の気持ちを考えていないのでは?」という先日書いたエントリへのマシュマロ返信です。また、推しとオタクの関係性についての記事も関連があるので、よろしければそちらもあわせてお読みください。
もくじ
出待ちを続けてしまうあなたへ
一ヶ月ほど前のマシュマロですね。その後いかがお過ごしでしょうか。何かしら気持ちに変化はあったでしょうか。
5年て長いですよね。5年の間、変わらず推しが舞台に立っていること、推しを推せる状況だというのが、まずすごい。そして幸せなことだと思います。
マシュマロ主はきっと聡明だし相手のことも考えられるし、ファンとしての一線を越えないように配慮をする(ないしは推しに近づきすぎることに何らかの罪悪感や恐怖感を持っている)人なのかなと感じました。文面から察するに、プライベートで推しと特別な交流を持っているわけでもないと思います。
まず要点を整理します。
読み取れる事実
- 推しさんは出待ちOKの現場で活躍されている(メッセージから推察)
- 推しさんからの認知がある
- 地方在住で、毎回出待ちをするわけではない
- 出待ちをしないときは、推しさんから出待ちに来ないのかDMが来ることがある
推察できるマシュマロ主の気持ち
- 出待ちは労働力搾取だと思っている
- 出待ちについて5年ほど悩んでいる
- 顔を見たい、話したいという気持ち VS 遠慮すべきでは?の気持ちの葛藤がある
- 推しさんは歓迎してくれているが、本心かわからないので不安
- もし観劇のたびに出待ちをするとしたら、しつこいのではという不安がある
- 苦しいので、出待ちを習慣にするんじゃなかった
これ、事実にのみ目を向けた時、駄目なことって特に見当たらないですよね。
おそらく出待ちが禁止されている現場ではない。そして、出待ちに来ないか向こうから問いかけのDMが来ることがある。これ、嫌われてたらDMは送って来ないと思うんですよ。好かれてるかどうかはわからないけど、少なくとも嫌われてはいない。
例えが適切かどうかはわからないけど、ホストの営業メールみたいな感じ。でも、彼らって来店が売り上げに直結するじゃないですか。そこが舞台俳優とは大きく違う。推しさんは板の上以外、出待ち対応というサービス残業をマシュマロ主相手にしてもいいと思っているのかなと感じました。
今のままじゃだめなんでしょうかね。
だめだと思ってるし苦しいから、マシュマロを送ってるんだろうから、だめか。
でも、何が苦しいんだろう。5年も苦しむのって相当ですよね。遠征して観劇のたびに出待ちするかでも悩むわけでしょう? それはしんどいよなあ。
時が解決してくれることもあると思うけど、5年ももやもやしてて、見ず知らずのわたしにメッセージを送って来るってことは、多分手詰まり感があるんですよね。十分考えた、でも答えが出ない、みたいな。
相手のことを思うと、そもそもこんな習慣にしなければよかったと今は思っています。苦しいです。
マシュマロを読んでて一番引っかかったのは、この部分です。
これは「相手のことを想うと」の意味なのかな。それとも「相手のためにと考えると」って意味なのかな。
好きだ、板の上以外での顔も見たい、声が聞きたい。だから出待ちをしたい。でも相手の負担になりたくない。これって負担になりたくないからって気持ちより、迷惑に思われたり嫌われたくないからって気持ちの方が強い気がする。なんとなくですけど。
「相手のためにと考えると」って意味だと、嫌われたくないって気持ちを「相手のために」ってすり替えてることになるけどどうなんだろう。
わたしはエスパーじゃないし文章から推察したにすぎないから、間違ってたり勘違いかもしれないけど。
本人はかまわない、歓迎だと言ってくれますが、
ここから推測するに、自分の出待ちについて推しさんに話したことがあるんだと思います。でも本心かはわからない。だから割り切れない。能動的にどうにかしたいのなら、突き詰めるしかないと思うんですよね。出待ちを労働力搾取だと感じていて後ろめたく思ってしまうこと、でも少しでも顔が見たい声が聞きたい気持ちが消せないこと、しかし相手の負担になるのは嫌なこと。
推しさんがマシュマロ主にだけDMを送ってるのか、多くの人にDMをしているのかわかりませんが、DMが来るような関係を築けているのであれば、自分の割り切れない気持ちを正直に伝えてみるのもひとつの手かもな、と思います。これは推奨という訳ではなく、あくまでも方法のひとつとして。それが「推しとファンの健全な姿」なのかはわからないし、マシュマロ主が言うように「交流しすぎ」てしまってるのかもしれないし、それでまた苦しくなるかもしれないけど。
過去を悔やむことって時間の無駄だと思うんですよ。わたしは「やっちまったなー…」と思ったり、過去を思い出してジタバタしたくなることはあるけど、悩みも悔やみもしないです。振り返って反省することはあるけど。
どういう気持ちで出待ちを始めたのか
それは何を求めてのものだったのか
その気持ちはどう変化をしていったのか
自分は推しとどういう関係を築きたいのか
そのために今後必要なのはどういう行動か
過去や現在だけでなく、視点を未来に向けて、自分がどうしたいのか、どう行動をしていくか決めるのもいいかもなと思いました。
すっぱり止めてしまうには、交流しすぎてしまった。
これがきっとどんな言葉にも変えられない真実なんだと思います。それはマシュマロ主側だけの話ではなく、もしかしたら推しさん側にとってもそうかもしれない。
でも、そう思うのはマシュマロ主だけかもしれない。
心の底で自分がどう思っているかを一度考えてみて、これから先どうしたいのかは、自分で決めてみてください。
いつも読んでくださってありがとうございます。
「行きたいけど行けない」を推しに言ってしまうあなたへ
-------------- 中略 --------------
まずはおつかれさまです。大変でしたね。今もがんばってる最中なのかな。
伏せ希望なので引用をしつつ書きます。
まずは要点を整理します。
- 全通〜最低9割は参加するオタク
- 推しさんのマシュマロ主の認識は「基本全部いるオタク」
- チケット入手困難・長期公演に推しの出演が決まった
- 必死でチケットを確保しなんとか半通はできる
- 普段は使わないが今回は「行きたくても行けない」を何度も言った
- その理由は、モチベが下がった訳でも応援の気持ちが変わった訳でもないと伝えるため
- 記事を読んで「行きたくても行けない」を言う人は努力を怠っていると言っているように感じた
読んではじめに思ったのは「すごいなあ」でした。
ガッツってすごいと思うんですよ。だって、推し事ってのめり込めば込むほどしんどいじゃないですか。気力体力労力、時間とお金を使うし、スケジュール調整も必要になる。人それぞれ推し事を通して求めるものは違うし、何かしらの楽しさがあってやっている事だと思うけど、しんどさはありますよね。間違いなく。ガッツには程遠いわたしですら、あらゆる手間にめんどくせーーー!ってなります。だから、その数倍がんばってるガッツの人たちはすごいんですよ、間違いなく。
人気の長期公演に推しが出ることになってしまうオタクに対しては、今回の記事は突き刺さるものでした。
これはね、意図せず刺さった感じだろうなあと思いました。なぜならあの記事は、「関係を築けていない人間(=有象無象)が送るリプ」について書いたもので、ガッツを指して書いた記事ではないからです。でも、それでも無視できないくらい、何かしらピンポイントで気になる部分があって、刺さってしまったんだろうな。
推しも私のことを「基本全部いるオタク」という認識をしているので、普段なら使いませんが、今回はさすがに「行きたいけどいけない」という言葉を何度も使いました。
なんとなくだけど、これってリプではなく接触や手紙で言ってるんじゃなかな、と感じました。どうなんだろう。
マシュマロ主の場合は、言ってもいいんじゃないかあ。というかわたしが同じ立場でも言うんじゃないかな。無差別に何度も「行きたいけど行けません」だけリプで言ってたとしたら、それはちょっとどうなんだろうと思います。でも、接触や手紙で事情を話して伝えるのなら全然良いと思う。だって、それなら背景が行けない背景がわかるじゃないですか。たぶん。
オタクが人生を賭け金にしてることを理解している「推し」はそこまで多くないのかもしれない。自分でチケットを取った事とかあんまりないだろうし。オタクが苦労してることを理解している「推し」って、実はめちゃくちゃ少ないのかもな?と思います。
「行きたいけど行けません」と言う心理〜そのリプは、気を引きたいだけではない〜 - 晴れた日のねどこ
演者や作り手って、おそらくオタクのことをそんなにわかってないじゃないですか(鴻上尚史さんが前のめり問題で燃えましたよね…)。たぶんですけど、人気公演のチケットの取りづらさ、どれほどの思いでチケットを確保しているかって、彼らはわからないと思うんですよ。さらに、ガッツって「なぜか常にいる人」で「来てて当然」扱いになりがちだと聞きますし。
今までほぼ全通できているという部分から察するに、今回ほどの人気・長期の公演への推しさんの出演は初めてのことなのかと思います。
…って考えると、マシュマロ主の「行きたいけど行けない」って、言ってもいいと思うんですよ。むしろ、ガッツこそ言ってもいい言葉だし、効力を持つ言葉かもしれない。不安な推しが安心できる言葉になるかもしれないし、それだけ大きなステージに立てたという自信になるかもしれない。もちろん言い方によるだろうけど。
推しさんがどれくらファンを気にする人かはわからないけど、客席に知った顔があること、いつもよりは来れないと事前にわかってたら、ちょっと安心するんじゃないかな。わたしは推しさんじゃないのでわかんないですけどね。
マシュマロ主、すごく努力してますよ。努力を怠ってなんてないです。どれくらいの期間推してるのかわからないけど、ほぼ全通なんてなかなかできないもん。すごいですよ。
ガッツはそんな言葉使わない、というように感じていらっしゃるかもしれませんが、ガッツほど「自分の観れない公演」に不安を抱くものです。
すべては関係性による
推しも人間なので、当然感情があり性格がある。が、推しとファンは「推しとファン」なので、1:1で築く信頼関係ってなんだよ!とツッコミを入れたくなる。 …が、推しもオタクも人間なので関係というものは存在し、信頼の有無や強度もまた存在する。店員と客で例える、推しとファンの関係性 〜オタクの同調圧力と謎の思考〜 - 晴れた日のねどこ
人間が二人以上いると、そこには「関係」が発生します。「推しとファン」というざっくりとした言葉では語りつくせない、色々な関係がきっとある。濃度や強度はそれぞれ違う。
なんの話でもそうだけど、結局は相性とか関係性(初めての手紙かそうでないか、向こうはこちらを認識しているか否か、こちらをどう思っているかなど)の問題になるので絶対の正解がないから難しいよね。【6/25更新】舞台俳優へのファンレターで気をつけていること、自作方法など - 晴れた日のねどこ
わたしたちは、自分自身が見ている世界を “normal” …正常であり、標準であり、一般的な、「正しい」ものだと思いがちです。 しかし、本当は唯一絶対の正解なんてどこにもない。 皆どこかしら狂った部分がある。 その振れ幅は人それぞれだし、受け取り手も千差万別自分の見る世界は“normal”か 〜他者を愛し愛されたいと願う物語〜TENTHネクスト・トゥ・ノーマル感想 - 晴れた日のねどこ
あなたと推しは友達じゃない。家族でも恋人でもない。赤の他人です。だけど、きっとあなたはいつも推しのことを考えてて、大事に思ってて、好きなんだと思います。
推しがいる人たちが健やかに推し事をできますように。
余談
マシュマロめっちゃ溜まってます。たぶんツイッターで答えます。「@kansoubn #マシュマロを投げ合おう」とかで読めます。大体ツリーで色々書いてる。ものによっては記事にします。
ふわふわマシュマロとか感想とか、知らないことを教えてくれるもの、ありがとうございます。理論破綻を繰り返す読解力壊滅ブーメランぽんこつクソマシュマロ職人も、いつもおつかれさま。ネタの提供ありがとう、届いてる範囲で楽しく見てます。
できれば自分の言葉で話をしたいし、魅力的まで行かずともましな人間になりたい。だからわたしは、拙くても自分の頭のなかを言葉に落とし込もうとあがきます。ブログを書くことの功罪 - 晴れた日のねどこ
今日はそんな感じで。
それでは良い推し事ライフを!
▼激熱!双眼鏡ダイマ記事▼
刀ステ、双騎の参考になるかも。
ステラボールとサンケイホールブリーゼの見え方も書いてます。両会場ともほぼ最後列で使いましたがわたしは満足できました。
▼当ブログの100記事目までのおすすめまとめ▼
セルフライナーノーツ的な。
▼recommend▼
手紙を書くときのTips。内容以外で気をつけることについて。マシュマロ返信で印刷方法追記しました(2019.05.29)
エモいエントリ
▼マナー系記事とか▼
推しのプラベに踏み込みすぎるのはどうなの?という記事
やばい人はガチでやばい。せめて隠れてやりましょう。
回が進むにつれイキって行く様子が見られます。
▼推し方に悩んでるならこちら▼
これから書きたい記事・最近書いた記事
・わたしたちはパトロンにはなれない〜誰のための推し事か〜 ★★☆
・真剣乱舞祭2018感想
・スリル・ミー 感想 ★★
・新しき哉 感想
・Like A感想 ★★
・spi×VVコラボ第二弾の感想
・わたしは舞台に何を求めているのか〜舞台はテーマパーク、ディズニーととしまえん〜 ★★★★
・イベントってどうすればみんなが幸せになれるんだろうね? ★★★
・オタクと推しと自意識と〜事実と妄想、自覚と無意識〜 ★★★★☆☆
・わからないボックス運用方法
・「お前だって誰かを踏みじにって生きている」 ★★★★☆
・わたしたちは推しを消費している〜ファンと応援というグロテスクな構造〜 ★★★☆☆
・三百年の子守唄再演、各会場での演技の違い
・みほとせ再演、推しじゃない青江が気になりすぎて考察したよ ★
・CLIE SONIC感想 ★
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・メサイア トワイライト ー黄昏の荒野ー感想 ★★★★★★★★★★☆☆
・舞台シンギュラ感想
・現代バレエがわからない観劇オタクがNoismの「R.O.O.M」を観てきた
・【本】自分を「平気で盛る」人の正体 感想 ★
・【本】宝塚ファンの社会学―スターは劇場の外で作られる 感想
・舞台 最終陳述感想
・自分の意見を伝えるのが怖いあなたへ〜全人類ブログを書こう〜恐怖や悪意との戦い方 ★★★★★☆
・キャバクラ・ホストで例える推し事について★
・【気をつけろ、プレの話は燃える】着用報告=自分は推しに気に入られている なのか?★
・愛と断絶の物語〜りさ子のガチ恋♡俳優沼再演感想★
・黒ステ感想★★
・BBA、アスペ、メンヘラ 〜スラングを使う心理とデメリット〜
・高額転売に怒る茶の間を揶揄するオタク、視野狭窄になっている
・要望を伝えるのは悪なのか?〜肯定しか許されないという地獄〜★
5/29追記
済・推しとオタクの関係性を、店員と客のそれになぞらえて考えた
済・「行きたいけど行けない」が一周回って理解できるようになってきた
・後家安とその妹感想
7/1追記
・トルツメの蜃気楼感想
・『普通』じゃない=劣っているという思い込み故に生まれるモンスター
・2019年上半期、演劇などまとめ
どんどん増えていく…これを解消するために、いま過去ツイートを掘り返して同時進行でガツガツ下書きをしてる最中です。(★ありがとうございまます。★が引用スターで、☆がマシュマロで現状いただいてるリクエストです。)
気軽にどうぞ。だいたいTwitterで答えてます。
回答スタンスは「丁寧なものには丁寧に、無礼なものにはそれ相応に」
こまめに確認してないので、急いで何か聞きたかったり議論討論したかったらリプかDMをください。 ふわふわなのうれしい(甘え)
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